このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

高級食材って知ってた?!ゆり根の食べ方や特徴を紹介

投稿者:ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月23日

懐石料理やおせちなど、ちょっとした贅沢品として添えられる食材であるゆり根。縁起物であることやその美味しさを知っていても、なかなか見慣れないうえ、少々値の張る食材ということもあり、自分で買って料理してみようという機会も少ないのではないだろうか。今回は、そんなゆり根の特徴や下ごしらえの方法、美味しい食べ方について紹介したい。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. ゆり根ってどんな食べ物?特徴を解説

じつは、日本と中国くらいでしか食用とされていないゆり根。百合の花の球根であるゆり根は、ほくほくとした食感と甘さが特徴の食材だ。国内の生産量は北海道がほとんどで、割合にすると約95%が北海道産だとされている。
いくつもの花びらが合わさったように見える特徴的な球根の形は、じつは「根」ではなく「葉」が変形したもので、このひとかけらを鱗片(りんぺん)と呼ぶ。ちなみに、球根という呼び方は総称であり、ゆり根の場合は「鱗茎(りんけい)」と呼ぶのが厳密な呼称となっていることも覚えておこう。
ゆり根の旬は11~1月で、とくに正月前は需要もあわさって値段が高騰しがちだ。というのも、ゆり根は鱗片が幾重にも重なっている特徴的な形から、年を重ねるという意味の縁起物となり、おせちでは定番の食材なのだ。おせちにどうしても入れたいということでもなければ、正月を過ぎたあたりで探してみると比較的安価で手にすることができるだろう。
ゆり根は野菜の中でも高級な食材に数えられるが、その理由は栽培の難しさにある。はじめに種球を作るまでに3年かかり、それから畑に植え替えてさらにもう3年育てなければ収穫にはいたらない。この手間の多さゆえ、ゆり根が高級食材となってしまう要因だ。

2. これで下ごしらえはバッチリ!ゆり根の切り方

普段見慣れない食材を手にしてまず悩むのは下ごしらえや切り方ではないだろうか。とくに、ゆり根のように形からして特殊な野菜はどこから切ればいいのか、わからなくなりがちだ。ここで正しい切り方や下ごしらえの方法をチェックしておこう。
ゆり根はおがくずに埋まった状態で売られていることが多い。下ごしらえの際はまずこのおがくずを水で洗い流すことからはじめよう。次に、表面の茶色くなってしまっている部分をピーラーなどでけずっていく。表面がひと通り綺麗になったら、鱗片を1枚ずつ手ではがしていこう。はがしていくと根元が見えてくるので、根元を包丁で切り落とし、再び残った鱗片をはがしていく。
鱗片をバラバラにできたら、鱗片ひとつひとつを水洗いし、再び変色していたり汚れていたりする箇所がないか確認し、気になる箇所はピーラーなどで削ってきれいにしよう。
ちなみに、ゆり根を保存するなら下処理はせず、おがくずの中に埋めたまま冷蔵庫に入れておくとよい。この状態であれば1ヶ月ほど保存することも可能だが、一度洗ってしまうと日持ちはしなくなる。水洗いしてしまったら、下処理をし、鱗片をはがしてさっと茹で、ラップに包み保存袋に入れて冷凍しよう。

3. これがおすすめ!ゆり根の美味しい食べ方

縁起物として使われることの多いゆり根は、食べ方も手の込んだ料理でなければいけないように思われがちだが、シンプルな調理方法でも美味しく食べられる。
ゆり根のもつ素材の味をそのまま味わいたいのであれば、素揚げやかき揚げなどの調理法がおすすめだ。でんぷん質の多いゆり根はじゃがいものようにほくほくとした食感を楽しめるので、素揚げにするとそれだけで美味しい一品になる。
手軽でなおかつ美味しいおすすめの調理法は、ゆり根の卵とじだ。作り方は、下茹でをしたゆり根をだし汁でさっと煮て、卵でとじれば完成だ。下茹での際はゆり根が変色しないように、お湯に酢を加えるのがポイントだ。

結論

ゆり根は珍しい食材というだけで、食べ方は多岐にわたる。今回紹介した以外にも、茶碗蒸しや味噌汁、炊き込みごはんなどの和食、ソテーやグラタンなどの洋食にゆり根を加えても美味しく食べられる。ぜひいろいろと工夫して試してみてほしい。
この記事もcheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ