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オレンジ色がまぶしいさつまいも【アヤコマチ】の特徴

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年10月24日

2004年に、九州沖縄農業研究センターの品種改良によって登場した「アヤコマチ」。鮮やかなオレンジ色の果肉、冷めてもなおかつ美味という特性が、さまざまな料理に向いているさつまいもとされている。とくに、洋風の料理との相性のよさが際立っている。さつまいもとしての外観も味わいも優れていると評判のアヤコマチ、その特徴に迫ってみよう。

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1. アヤコマチはカロテンが多いさつまいもが両親

カボチャやニンジンを思わせる鮮やかなオレンジ色。アヤコマチの最大の特徴であるその色は、豊富なカロテンの量による。アヤコマチ誕生の経緯を見てみよう。

父も母もカロテン豊富!

2004年に誕生したアヤコマチは、北九州での栽培向きといわれるサニーレッドと、アメリカのいもの血を引く九州122号を父としている。いずれも、高カロテン系統のさつまいもとして知られており、間に生まれたアヤコマチのオレンジ色は必然であったといえる。サニーレッドはもともと、パウダー用加工を目的に品種改良されたさつまいもであった。一方、九州122号は干しいもに適したさつまいもとして誕生している。アヤコマチも調理や加工に向くさつまいもであることはいうまでもない。開発した九州沖縄農業研究センターは、蒸しいもにした時の味もよいと太鼓判を押している。

美しい色は加熱しても冷めても変わらず

アヤコマチが加工用として重宝される理由として、美しい色彩が調理後もそのまま残るという一事がある。断面をカットしても変色することが少なく、調理後に冷めてしまってもそのオレンジ色はほとんど変化がない。また、冷めても独特の甘みが損なわれにくい。こうした特徴を生かして、サラダや料理の彩りとして利用されることが多い。

2. オレンジ色がまぶしいアヤコマチの旬と特徴

九州沖縄農業研究センターが青果用品種として改良したあやこまちは、カロテン独特のにおいも少ないため子どもたちも喜んで食べるさつまいもである。そのほかにも、アヤコマチが料理に向いている理由がいくつかある。その特徴や旬をみてみよう。

切りやすさも調理向き!

アヤコマチは、皮の色が濃い紅色で中身がオレンジ色という非常に鮮やかな色彩をもつさつまいもである。この美しいオレンジ色は、加熱後に冷めても変わらないために調理用として最適というのがアヤコマチの最大の特徴である。さらに、表面に凸凹が少なく切りやすい。この点も、調理に向いている性質を有しているといえる。色合いと食感ともにふかしても美味しく見栄えがするが、料理の色どり担当としてプロの料理人にも絶大な人気がある。

アヤコマチの旬と注意点

アヤコマチは、10〜11月に収穫されるさつまいもである。ほかの品種と同様、収穫直後よりも2ヶ月ほど寝かせたほうが味が落ち着き美味しいといわれている。紡錘形のアヤコマチは、さつまいもの大きさとしては「中」に属する。あまりカーブしていない点も、カットが容易な理由となっている。アヤコマチを購入する際には、すっと伸びたさつまいもの表面に張りがあるものを選ぶと、はずれが少ない。

3. アヤコマチは洋風料理にも向くさつまいも

アメリカのさつまいもは、日本のさつまいものようなホクホク感やねっとり感がないといわれている。しかし、その鮮やかなオレンジ色を利用したレシピは多い。

オレンジ色という点ではアメリカのさつまいもと共通しているアヤコマチは、ポタージュなどの西洋料理によく用いられる。生クリームなどの乳製品、はちみつなどとも相性がよいため、スイートポテトなどの菓子を作るのにも適している。

結論

豊富なカロテンの量によって、見栄えがバツグンのオレンジ色を有するアヤコマチ。シンプルに茹でたり蒸したりして、その色合いをさまざまな調理に利用できる。眺めてよし、食べてよしのアヤコマチは、高値取引が期待される品種として全国のさつまいも農家の熱い視線も浴びている。
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