このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

収穫時期が短くなかなか市場に出回らない枝豆【黒枝豆】とは?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月28日

子どもから高齢の方まで幅広い年代に人気がある枝豆の中に、生産量が少なく、なかなか市場に出回ることがない枝豆がある。それが黒枝豆である。枝豆とはまた異なる風味や味わいを楽しむことができるということで、根強いファンも多い黒枝豆。今回は詳しく紹介していこう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 正月の定番、黒豆からできるのが黒枝豆?

黒大豆の成熟する前のもの?

枝豆が未熟な状態の大豆を収穫したものであるのに対して、黒枝豆は未熟な状態の黒大豆を収穫したものである。黒大豆は未熟な状態で収穫されれば黒枝豆として、成熟した状態で収穫されれば、正月料理には欠かすことができない黒豆として流通する。

関西地方で栽培が盛んな黒大豆

黒枝豆の親である黒大豆は、関西地方で多く栽培されており、さまざまな品種のものが存在している。1番有名なものは、兵庫県の丹波地方等で栽培されている丹波の黒大豆である。黒枝豆の品種として代表的なものは、丹波篠山黒大豆や京都府のみで栽培されている紫ずきんなどであり、ほかにも枝豆用に品種改良されたものもある。

2. あまり出回らない貴重な黒枝豆

収穫時期は遅め

黒枝豆の収穫時期は9月下旬頃~10月中旬頃の2~3週間と、とても短期間に限られている。生産量も決して多くはないので、なかなか市場に出回らないというのが現状であるため、運よく見かけた際にはぜひ、手に取ってもらいたい野菜である。
質の悪いものが出回らないようにということで、「販売解禁日」が設定されているのも、大きな特徴である。

粒の大きさと黒っぽい色味

黒枝豆は大豆ではなく黒大豆の未成熟なものであるということから、まず粒の大きさが異なる。粒は大きく、粒の色が少しではあるが黒っぽくなっているのも特徴である。そのため、さやの中にある豆を包んでいる薄皮も、少し黒色がかっている。
販売解禁日が設定されている黒枝豆であるが、じつは販売開始時期と終了間際では、粒の色が変わるともいわれている。開始時期は比較的、綺麗な緑色をしている粒が、徐々に黒い斑点が増えて、豆自体は赤みをおびてくるともいわれている。生では赤みをおびているが、加熱するとこの色は黒くなるそうである。しかし、味がおちるというわけではないので安心してよい。

枝豆とは全く異なる風味と味わい

黒大豆であるので、その味わいは一般的な枝豆とは異なる。販売解禁直後はさわやかな味わいと食感を楽しむことができるが、時間が経つにつれて成熟度合も増し、黒豆特有の濃厚な甘みとコクが増してくる。

3. 黒枝豆の定番品種

丹波篠山黒大豆

黒豆を代表するブランド品種であり、黒大豆の在来種でもある兵庫県丹波地方で栽培されている黒大豆である。とても粒が大きいが、豆の肉質が柔らかいこともあって食べやすい。そして、茹であがり後も豆の粒が黒みがかった緑色をしているのも特徴である。栽培が難しいことと流通量が少ないこともあり、手に入れることがなかなか難しく、高級品として扱われることが多い。

紫ずきん

丹波の黒豆を品種改良して誕生した「紫ずきん」は、京都府限定で栽培されている黒大豆である。この名前は、豆を包んでいる薄皮が薄紫色をしていることから名付けられている。黒豆の中では収穫時期が早く、9月頃から収穫が開始される。もちもちとした食感を楽しむことができ、濃厚な甘みとコクがある品種である。粒やさやが非常に大きいのも特徴であり、丹波篠山黒大豆と同様に生産量も限られているため、高級品として扱われていることが多く、なかなか手に入れることが難しい。

結論

入手困難な高級品ともいわれている黒枝豆。枝豆とはまた違った独特の食感や味、風味を楽しむことができる。黒枝豆も品種によりその味わいや風味は異なるので、いろいろな品種を食べ比べてみてもらいたい。運よく黒枝豆に遭遇した時には、その味や香りを楽しんでみてはいかがだろう。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ