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山形名物ひっぱりうどんの魅力に迫る!名前の由来は食べ方から?

投稿者:
ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:
管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年7月28日

山形発祥のご当地料理であるひっぱりうどん。TVで取りあげられて話題になったことは知っていても、じつはまだひっぱりうどんがどういうものかよくわかっていないという人も多いのではないだろうか。そこで今回は、まだひっぱりうどんについてよく知らないという人のために、ひっぱりうどんの名前の由来やなぜサバの水煮缶を使うのか、どんな食べ方があるのかといった魅力や豆知識の数々を紹介していきたい。

1. ひっぱりうどんの名前の由来は食べ方から

ひっぱりうどんは山形の内陸地方、村山市戸沢地区が発祥の地といわれている。この地域は炭焼きの産業が盛んで、炭焼きをしている間は釜の火加減をつねに見ておく必要があり、手の込んだ料理をして食べる暇はなかった。そこで、鍋でうどんを茹で、納豆などに絡めて食べるだけという手軽さのひっぱりうどんが生み出され、食べられるようになったのが由来だといわれている。

ひっぱりうどんという名前の由来は、うどんを茹でた鍋から直接うどんをひっぱりあげて食べることからそう呼ばれるようになったとされている。そのほかにも「ひきずりうどん」「ひきあげうどん」「ずりあげうどん」といった呼び方がいくつかの地域に根差す形で散見されている。

このような形で生み出されたひっぱりうどんであったが、美味しさや手軽さから炭焼き以外の時にも食べられるようになり、徐々に広まっていったとされており、その過程で味付けや具材もさまざまなバリエーションが見られるようになった。そして、いまではすっかり山形県の名物料理として浸透し、その由来とともに全国で紹介されるに至ったというわけだ。

2. なぜひっぱりうどんのつけダレにサバ缶が使われるのか

忙しい炭焼きの合間に手軽に手早く食べられることが求められていたひっぱりうどん。ひっぱりうどんのつけダレが納豆やサバの水煮缶といった具材で作られているのは、まさにこの手軽さを追求した結果とされている。

ひっぱりうどん発祥の地である山形県の内陸部は冬が厳しい土地でもあり、うどんをはじめとした乾麺や缶詰といった保存食は各家庭に常備されているものであった。それに加えて、農家も多いことから自家製の納豆も多く食べられており、これらの食材を組み合わせたひっぱりうどんが生み出されたのは、ある意味自然な流れだったともいえるだろう。

3. 地元ではこんな食べ方も?ひっぱりうどんの魅力

元々ひっぱりうどんは醤油で味付けした納豆にうどんを絡めるだけといった食べ方から始まり、サバの水煮缶や生卵にネギを添えたつけダレが現在のスタンダードとなっている。しかし、いまではさらに多様な食べ方が開拓され、スタンダードなひっぱりうどん以外にも各家庭でさまざまな食べ方をされるようになっている。

たとえば、サバの水煮缶の代わりにツナ缶や鮭缶が使われたり、麺もうどんではなく素麺などのほかの乾麺が用いられたりといったところだ。

ほかにも、薬味であれば大根おろしや鰹節といったあたり障りのないものから、バターやチーズ、ラー油、にんにくといった少々目を引くものまで存在する。

基本のサバの水煮缶と納豆に生卵という食べ方をベースにそのほかの食材を組み合わせ、うどんが揺れている鍋を家族で囲みながら自分好みの味付けでひっぱりうどんを食べるという光景は、何とも和気あいあいとして楽しいものなのではないだろうか。

結論

ひっぱりうどんの名前の由来は鍋から直接うどんをひっぱってタレに絡めて食べることからそう呼ばれるようになったといわれている。サバの水煮缶や納豆といった食材がつけダレに用いられているのは、それらの食材が身近な保存食だったからだ。もし、備蓄として買い置きしておいたうどんや缶詰などが余っているようであれば、ひっぱりうどんにしてまとめて食べてしまうのもよいのではないだろうか。
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