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新登場の乳児用液体ミルクはどんなもの?粉ミルクとの違いもチェック

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年8月10日

2019年3月、日本で初めて乳児用液体ミルクが発売された。欧米では以前から普及していて、日本にはこれまでなかったのが不思議なくらいである。明確な規格がなかったためで、法改正により国内での乳児用液体ミルクの製造販売が解禁されたのが2018年のこと。厚生労働省はメーカー2社に対して製造を承認したのである。液体ミルクの特徴や粉ミルクとの違いなどをまとめてみよう。

1. 乳児用液体ミルクってどんなもの?その特徴とは?

日本で乳児用液体ミルクが生産されるようになったきっかけは、2016年5月に発生した熊本地震である。救援物資としてフィンランドから届いた乳児用液体ミルクが反響を呼んだのである。

それではいったい液体ミルクにはどんな特徴があるのだろうか。

まず、すでに出来上がっているという点が大きな特徴だ。お湯に溶かして冷ます必要がなく、常温ですぐに与えることができる。滅菌済みで、保存料が入っていないもので、生後0カ月の新生児から飲ませることができるといわれている。栄養成分は粉ミルクとほぼ同じだ。

粉ミルクをつくるときは、衛生上の問題から70℃以上のお湯で溶く必要があるのと、赤ちゃんがやけどしない温度まで冷まさなければいけない。
しかし、乳児用液体ミルクは常温で与えられるので、人肌の温度に冷ます必要はなく手軽である。

もしも赤ちゃんが常温を嫌ったら、哺乳瓶に入れたあとに湯せんで温めるという手もある。

2. 乳児用液体ミルクと粉ミルクの違いとは

乳児用液体ミルクは、完成品であるため赤ちゃんを待たせる必要がない。哺乳瓶に移し替えるだけなので、思い立ってから10秒で授乳が開始できるという。

粉ミルクは、つくりはじめから人肌の温度になるまで冷ますのに平均10分かかるといわれているため、時間の短縮に役立つだろう。

また、粉ミルクは保存期間が約1年半と長く、開封後も1か月程度は大丈夫だが、液体ミルクは開封後はすぐ与えるようにする必要がある。また細菌が繁殖しないよう、飲み残しは処分しなければいけない。

価格に関しては、液体ミルクは割高なので、商品の容量も考えて購入する必要があるだろう。

3. 乳児用液体ミルクはどんなときに使うのが便利?

すでにできあがっているのが乳児用液体ミルクである。どのようなときに使うのが便利だろうか?

◎夜中の授乳に

夜中に粉ミルクから用意するのは、気力にも体力にも負担である。また夜泣き対策にも、すぐに与えられる液体ミルクは活躍しそうだ。

◎外出用

赤ちゃん連れの外出は、荷物が多くて大変だ。赤ちゃんのミルクのセットを持っていくのも大変であり、お湯を外出先で調達するのもひと苦労だ。そんなときにすでに完成している液体ミルクがあれば、負担がだいぶ軽くなるだろう。

◎災害備蓄用

もしもの災害のときは、水が貴重な避難所という空間で、衛生面においても、簡単に粉ミルクをつくるのは難しい。そんなときに乳児用液体ミルクの備えがあれば安心だろう。軽い紙パックに入ったタイプと、衝撃に強いスチール缶に入ったタイプのものがある。容量の違いもあるので、適したものを、場合によって組み合わせて備えておくのがよさそうだ。

なお、紙パック入りの賞味期限が6か月、スチール缶入りの賞味期限が1年間である。賞味期限の確認をしながら、必要に応じて買い替えを忘れないようにしよう。

また、はじめて液体ミルクを利用するときは、赤ちゃんのアレルギー反応を確認しておきたい。

結論

乳児用液体ミルクはすでに完成しているので、ミルクづくりに慣れていない家族や友人に授乳を手伝ってもらうのにも頼みやすいだろう。便利なものを使って、母親の負担軽減に少しでもつながるのが大切だ。このように、日常生活において不便に感じていたことが解決するような商品が、今後次々に開発されることを願いたい。
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