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ルビー色の宝石を内包するスモモ【ソルダム】とは?

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年8月 8日

大石早生に次いで日本に普及しているスモモの品種、それが「ソルダム」である。緑がかった外観とは対照的に、果肉は美しい赤色をしているのが特徴である。真夏の太陽を吸い込んだような果実ソルダムについてご紹介しよう。

1. アメリカ生まれの日本のスモモ?

大石早生と並んで、日本のスモモの主力といわれるソルダム。実は、アメリカ生まれであるが、品種は日本のスモモとされている。ソルダムにはどんな複雑な経緯があるのだろうか。

洋行した日本のスモモたち

中国が原産のスモモは、古くから日本でも栽培されていた。19世紀の終わり、この日本のスモモがアメリカに渡る。かの地で品種改良され、再び日本に上陸して普及したものが多い。ソルダムもそのひとつである。

色も味わいも濃厚なソルダム

アメリカ生まれの影響ではないだろうが、ソルダムは地味な外観からは想像もできない鮮やかな色と濃厚な味わいを内包している。さえない緑色の皮の中には、ルビーのような鮮やかな果実が隠されているのだ。ほどよい歯ごたえ、酸味と甘さの絶妙な割合が人気の理由である。

2. 大きさもアメリカ生まれにふさわしいソルダム、旬と選び方

日本で最も市場に出回る大石早生より大ぶりなソルダム。出荷量は、大石早生の後塵を拝している。出荷の時期も、大石早生を追いかけるように2番手で登場する。ソルダムの美味しい時期と選び方とは?

温室栽培は5月下旬、露地ものは6月中旬

ソルダムは、山梨県や和歌山県、そして山形県で栽培が盛んである。ハウス物は5月の終わりに早くも登場し、露地ものは8月まで楽しむことができる。スモモは一般的に、完熟前のものが店頭に並ぶ。歯ごたえがよいソルダムではあるが、柔らかいスモモがお好きな方は追熟して食べるのも悪くない。7月下旬〜8月が、最も美味しくなるといわれている。また、50~70gの大石早生に比べると、100g前後のソルダムは大ぶりで食べ応え充分である。

粉をふいたような皮を選ぶ

スモモやブドウの皮には、よく白い粉のようなものがついている。洗っても落ちにくいこの粉は、ブルームや果粉と呼ばれる天然の物質で果物そのものより分泌されるものだ。これは、新鮮な果実の証であり、食してもまったく問題ない。新鮮であることに加え、熟してきた徴候でもあるため、スモモを選ぶときの指標となる。

3. 盛夏の果実スモモを午後のおやつに!

年々苛酷になる猛暑。この暑さの中健康を維持するには、まず食生活が最重要事項である。ビタミンが豊富なスモモは、夏の食材として最適である。旬のものを食べるのは、美味しいからだけではなく自然の摂理に適っている。

また、ジューシーな甘酸っぱさを持つソルダムは、食欲が落ちる夏の午後のおやつにももってこいである。

結論

色も大きさも、アメリカ生まれにふさわしい容姿といえるソルダム。盛夏の猛暑に太刀打ちすべく、水分や栄養分、甘味と酸味に恵まれたスモモである。なによりも、宝石のような鮮やかな紅色は真夏の果実にふさわしい豊饒さをたたえている。視覚と触覚双方で、ソルダムの旨さを実感しよう!
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