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みかんの最後のシーズンを飾る【晩生みかん】の特徴と選び方のコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2019年10月25日

晩生みかんの「晩生」は「おくて」と読み、12~3月とみかんのシーズン最後に出回るみかんである。ほかのみかんと違うのは収穫後約1ヶ月ほど貯蔵するというところである。甘みが強いのも、そこにポイントがある。今回はそんな晩生みかんについて紹介したい。

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1. 晩生みかんとは

まずは晩生みかんと晩生みかんの品種について紹介したい。

■晩生みかんとは

晩生みかんとは、12月下旬~3月頃に出荷されるみかんである。収穫後1ヶ月ほど貯蔵して、甘みを強めてから出荷される。また、収穫後すぐに貯蔵するのではなく、貯蔵の前に「予措(よそ)」という1ヶ月貯蔵できるように余分な水分を抜く作業を行う。この作業を行うことによって、みかんが傷むことなく貯蔵することができる。晩生みかんは大きめの平球形で、じょうのう膜(袋)がやや厚めで歯ごたえがあるが、酸味と甘さのバランスがよいのが特徴だ。早生みかんと比べて、皮が厚いので長期保存に向く品種である。

■晩生みかんの品種

・青島温州(あおしまうんしゅう)

形は扁平型で高さは低く、皮はごつごつしているのが特徴だ。実はぎっしり詰まっており緻密でジューシーな品種である。晩生みかんを代表する品種でもある。

・十万温州(じゅうまんうんしゅう)

栽培は難しいが、オレンジの見た目が美しく味も繊細である。数あるみかんのなかでも単価が高い高級品種である。

・寿太郎温州(じゅたろううんしゅう)

甘みが強く、ほのかな酸味がさわやかで味は濃い。みかんの香りも良好である。

2. 美味しい晩生みかんの見分け方と保存方法

晩生みかんを美味しく食べるためには、みかんの見分け方と正しい保存方法を知る必要がある。

■美味しい晩生みかんの見分け方

みかんは外側がきれいで、中が傷んでいることはない果物である。まずは見た目で判断することが大切だ。まず、ヘタは黄色がかった緑色でなるべく小さいものを選ぶとよい。また、大きすぎないもののほうが糖度が高い傾向にある。皮はツヤがありキメが細かいものがよく、フカフカと浮きあがっているものは避けるとよい。収穫から時間が経っているみかんは皮がぶよぶよとしてくるため、箱で購入する場合はひとつひとつ確認して正しく保存することで、長期間美味しいみかんを食べることができる。

■みかんの保存方法

みかんは常温で保存する。風通しがよくて温度が低い場所で保存することが必要である。みかんはビニール袋やネットなどから出し、新聞紙などを敷いたかごなどに入れて保存する。冬場であっても気温が高い暑い時期以外であれば、常温の保存がおすすめだ。また、保存の際にはヘタを下にして入れると傷みにくい。

■みかんの冷凍保存方法

まず、みかんを冷凍庫に入れて凍らせる。このとき、アルミ製のバットなどに並べると早く凍りやすい。完全に冷凍するまで一晩おき、完全に凍ったみかんを取り出し1つずつ水にくぐらせてから再度アルミのバッドに並べて、もう一度冷凍する。水にくぐらせて再凍結させることにより、みかんの皮を覆うように氷の膜ができて、乾燥による味が落ちるのを防ぐことができる。しっかり凍ったら、ジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて保存する。冷凍したみかんを食べるときは、自然解凍してから食べてもよいが、やや水っぽくなるため半解凍にして食べるとシャリシャリとしたシャーベットのような食感になり美味しい。1ヶ月以内に食べきるとよい。

3. 晩生みかんを使ったレシピ

晩生みかんは生でも美味しいが、甘みが強く加工にも向く果物である。晩生みかんを使った美味しいレシピの紹介をしよう。

■サングリア

材料はみかん、赤ワイン、りんご、いちごなど好みの果物。まず、果物を洗い水気を拭いておく。みかんはスクイーザーなどで果汁を絞り、ほかの果物は一口大に切っておく。容器に果物を入れ、赤ワインを入れて一晩おけばできあがり。

■みかんのコンポート

材料はみかん、砂糖、保存容器のみである。まず、みかんは皮をむき、実についている白い繊維を綺麗に取り除く。鍋に水と砂糖を入れて火にかけふつふつしてきたらみかんを入れて4~5分煮る。粗熱が取れたら保存容器に入れ、冷蔵庫で冷やしておく。そのままでも美味しいが、漬け汁と一緒にゼラチンで固めてゼリーなどにしても美味しい。

■みかんのソース

みかんは果汁を絞り、小鍋に移し砂糖とラム酒を加えて中火で煮る。ふつふつしてきたら弱火にし、とろみがつくまで煮込んで完成。おすすめの食べ方は、クレープジュゼットである。クレープ生地にアイスを添えてみかんのソースをかけると大人のデザートのできあがりだ。

結論

晩生みかんについて知ってもらえただろうか?温州みかんは出回る時期によって品種が異なり、味も変わってくる。酸味が少なく甘みが強い特徴があるため、甘いみかんが好みだという人には晩生みかんがおすすめである。
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