このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

秋から春にかけてが旬!カサゴの特徴や産地を解説

投稿者:ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年9月30日

高級魚として売られており、普通のスーパーや鮮魚店ではなかなかお目にかかることさえ珍しいカサゴ。普段手に取る機会の少ないカサゴは、旬や名前の由来、産地といった情報まで詳しい人は多くない。普段使う食材はもちろん、カサゴのような普段目にしない食材にまで明るくなれば、いっぱしの食通を名乗れるようになる。ここでは、カサゴについて詳しく紹介していこう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. カサゴの旬は秋から春

カサゴの旬は秋から春にかけてとされているが、日本国内でも広範にわたって獲れることもあり、産地によって微妙に旬の季節は異なっている。とくに美味しいのは冬という意見もある一方で、旬でない夏に獲れたカサゴも十分美味しいので、そこまで厳密に旬を意識する必要のある魚ではない。
カサゴは卵胎生で、旬とされている秋から春にかけてはカサゴが受精し、体内で孵(ふ)化した小魚が体外に産み落とされるまでの時期と重なっている。一般的に魚の旬は脂がのって美味しい時期を指している。卵や小魚を育てるために栄養をたっぷりと蓄えていると考えれば、この時期のカサゴが美味しいというのも納得なのではないだろうか。

2. カサゴの「カサ」はかさぶたの「かさ」?カサゴの名前の由来

カサゴには「傘子」と「瘡魚」という二つの漢字が当てられており、それぞれカサゴの身体の特徴が由来となっている。「傘子」のほうの由来は、背びれや胸びれが「傘」に見えるから。「瘡魚」の由来は、赤白のまだら模様があばたの痕のように見え、そのことを瘡(かさ)ができたというふうに表現していたことから付いたとされている。どちらが先に付いた名前かはさておき、どちらの漢字もカサゴの特徴を表した名前となっているのは面白い。
カサゴと呼ばれているのは主に東京で、ほかの地域ではホゴやワゴ、ガガナ、ガシラ、アタガシ、ガンガラ、アラカブ、ヤナギノマイ、シャッコ(シャコシャコ)、ゴッチョオなどさまざまな名前で呼ばれている。
ちなみに、英名では「Rock Fish」。直訳すると岩の魚となり、こちらもまさに名は体を表すといった名称となっている。

3. 北海道以南の沿岸部に生息!カサゴの産地はどこ?

普段スーパーなどで目にすることも珍しいカサゴだが、産地自体は広範に渡っている。日本であれば北海道の南部より南の沿岸の全域で、太平洋沿岸や日本海、東シナ海、瀬戸内海、八丈島といった場所が産地となる。とくに瀬戸内海は花崗岩でできた岩礁が多い海域で、カサゴにとっては最適な住処となっている。国外では韓国や中国、台湾などが産地として挙げられるだろう。
カサゴは釣り人にとっても人気の魚で、岩の隙間や海藻の影といった場所が狙い目だ。高級魚がそもそも市場で目にする機会も珍しいカサゴは、釣りをする人にとっては人気の魚となるのだろう。

4. カサゴは高たんぱく!気になる栄養価は?

カサゴは栄養素の中でもたんぱく質が豊富な魚で、1尾あたりの可食部の目安である約140gには、じつに約27gものたんぱく質が含まれている。その一方で、脂質は約1.5g、炭水化物は約0.1gとなっている。高たんぱく低糖質という栄養バランスはまさにダイエット向きだ。
もちろん魚なのでサイズによってカロリーはまちまちだが、140gのカサゴを1尾まるごと食べても130kcal。高級魚ということもあり、なかなかダイエット目的で買って食べる機会はないだろうが、ダイエット中にカサゴが安く売られているのを見かけた際にはカロリーや脂質などを気にして買うのをためらう必要はない。
そのほかの栄養素では、赤血球内のヘモグロビンの生成を促進するといわれるビタミンB12や、カルシウムやリンの吸収を促進する作用が期待されるビタミンDも多く含まれている。

結論

カサゴの旬は秋から冬にかけてだが、夏のカサゴも十分に美味しい魚だ。季節を問わず市場で見かけた際は買ってみて損はないだろう。ちなみに、カサゴには見た目がよく似ていてうっかりカサゴと間違えてしまいかねないことから「ウッカリカサゴ」と名付けられた魚がいる。釣りに行く際は、自分でもうっかりカサゴと見間違えないようにしたいところだ。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ