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【セロリ】の正しい保存方法とは?保存期間やコツを解説

投稿者:ライター 田口忠臣(たぐちただおみ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年11月11日

日本名は「清正にんじん」、「オランダ三つ葉」と呼ばれる野菜をご存じだろうか。馴染みのない名前だと思うかもしれないが、実はこれ、誰もが知っているセロリのことである。独特な香りがあるため好き嫌いが分かれる野菜ではあるが、サラダのほか、肉や魚のにおいを消す効果があることから、煮込み料理や炒め物などにも使用される。今回は、そんなセロリの見分け方や保存方法などを紹介しよう。

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1. 保存する前に!セロリってどんな野菜?

セロリは、セリ科オランダミツバ属の香味野菜である。「セルリー」「セルリ」「セロリー」とも呼ばれることもあり、和名は「オランダ三つ葉」である。原種は、ヨーロッパからインドの北西部にかけての湿地に自生している。16~17世紀頃になってフランスやイタリアで食用としての栽培が始まった。日本へは江戸時代の文禄・慶長の役(1592~1598年)のときに、加藤清正が朝鮮半島から持ち帰ったという説があり、そのため「清正にんじん」と呼ばれることもある。
特有の強い香りがあり嫌いな人が多い野菜でもあるが、セロリの魅力はその香りであり、古くは心を落ち着かせる効果があるとして薬用野菜として利用されていた。また肉や魚のにおいを消してくれるので、西洋料理では香味野菜として欠かせない野菜である。
セロリには大きく分けて緑色種(グリーンセロリ)と白色種(ホワイトセロリ)、中間種の3つの種類があるが、現在主に流通しているのは中間種である。緑色種は、茎の部分が緑色をしており、肉厚で香りが強いのが特徴で、「トップセラー」などの品種が栽培されている。白色種は、茎が白くて細く、やわらかくてスジが少ないのが特徴である。「ミニホワイト」という品種を水耕栽培したものが多く流通しており、セロリ特有の香りも控えめなため、サラダなどによく合う。一般的にセロリという名前で店頭に並んでいるものは中間種で、「コーネル619」という品種がほとんどである。茎に厚みがあり、スジがやわらかく香りがあまり強くないのが特徴である。

2. 保存に適した新鮮なセロリの見分け方

セロリは鮮度が落ちると、葉が萎れてくるので、まずは葉の状態を確認しよう。葉が生き生きとしていて、ツヤがあり緑が濃いものが新鮮である。また、茎の部分は、白くてハリがあり太くて肉厚で、スジがくっきりしているものがよいセロリである。
セロリの都道府県別の生産量をみると、1位が長野県で全国の約4割を占めている。以下2位が静岡県、3位福岡県と続く。長野県では、露地栽培によって5~11月に出荷、静岡県では主にハウス栽培で、11~5月に出荷されているため、年間を通じて、スーパーなどの店頭で見ることができるが、セロリの旬の時期というなら露地ものが出回る春や秋ということになる。また、アメリカやメキシコ、オーストラリアなど海外からも輸入されているが、輸入のものは葉が落とされた状態で店頭に並ぶことが多い。鮮度を考えると、できるだけ国内で栽培されたものを選ぶのがおすすめである。

3. セロリの保存方法のコツと保存期間

セロリは、収穫後も成長を続けるため、葉の部分が茎の水分や栄養分を吸い上げてしまう。そのため保存する際には、葉と茎を切り分けて保存すると鮮度が長持ちする。切り分けたものは、それぞれビニール袋などに入れるか、ラップに包むなどして冷蔵庫の野菜室で保管しよう。茎の部分は立てた状態で保存すると、より長持ちする。それでも、日にちが経つと特有の香りが失われ、茎のシャキっとした食感もなくなるため2~3日で食べきるようにしよう。さらに長く保存したい場合には、冷凍保存することもできる。葉は刻んで、茎は調理するときに使う長さで切り分けて冷凍しておけば、1ヶ月ほどは保存可能である。
なお、冷凍する場合には、あらかじめ下ごしらえをしてから冷凍すると調理の際に手間が省ける。セロリの茎表面の太くて固い筋は、煮たり、炒めたりしてもやわらかくならないので、取りのぞいてから冷凍しよう。ピーラーを使うと簡単に取れるが、包丁を使う場合には、節の先端からそぐよう切れ目を入れて、筋をしっかり持って引くと取れる。

結論

独特の強い香りから、苦手な野菜ランキングの上位に選ばれることもあるセロリ。サラダで食べるイメージが強いが、その香りで肉や魚のにおいを消す効果があり、さまざまな料理のアクセントとしても使われる野菜である。その独特の強い香りも鮮度が落ちると失われてしまうので、正しい方法で保存する必要がある。ぜひ今回の記事を参考にして、上手に保存してほしい。
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