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牡蠣の【生食用】と【加熱用】の違いを解説。海域と加工方法が重要だった!

牡蠣の【生食用】と【加熱用】の違いを解説。海域と加工方法が重要だった!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年3月15日

今回お届けするのは、生食用牡蠣と加熱用牡蠣。みなさんはこの違いをご存知だろうか? 違いが明確にわかるよう、それぞれの特徴をお届けしていこう。

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1. 牡蠣の豆知識

牡蠣ってどんな貝?

牡蠣は、ゴツゴツとした岩のような表面の二枚貝。ミルキーな味が特徴で、人気の高い貝類のひとつだ。海のミルクと呼ばれることもあり、栄養も豊富。日本では広島が有数の漁獲、養殖地として知られている。

Rのつく月に食べるもの?

牡蠣の話題になると必ず登るのが「"R"のつかない月には牡蠣は食べるな」なんていう表現。これは万国共通。海外でも言われるらしい。間違いではないが、これは真牡蠣について言われること。真牡蠣は冬に旬を迎えるので、"R"のつかない5月~9月は産卵期。この時期は、旨味成分を含む栄養素が使い果たしてしまっているので、味が落ちるといわれている。

真牡蠣と岩牡蠣

ちなみに夏に食べられる牡蠣も存在する。こちらは岩牡蠣といって、真牡蠣とは真逆のシーズン、5月〜8月に旬を迎える。真牡蠣は
養殖ができるが、岩牡蠣は養殖が難しく、天然物が主流。そのため、値段が高いと言われている。

2. 生食用牡蠣とは

限定された海域

生食用と名乗ることができる牡蠣には、いくつかの条件がある。そのひとつが漁獲海域。これは各都道府県の保健所や各漁港が指定するもので、細菌の検査などを行い、その範囲が決定される。概ね陸から遠く、牡蠣の栄養源であるプランクトンなどが少ない海域であることが多く、あっさりとした小ぶりのサイズが特徴。

浄化加工

上記の海域で漁獲される牡蠣はとても少ない。そこでもうひとつの基準が設けられている。それが指定海域以外で漁獲した牡蠣を浄化加工したものだ。人工塩水を用い、浄化するのが一般的だが、この工程は牡蠣の旨味も一緒に放出してしまうこともある。

3. 加熱用牡蠣とは

生食用以外の牡蠣

指定海域以外で漁獲され、さらに浄化作業をしていない牡蠣のことを加熱用牡蠣と呼ぶ。主に陸地に近く、プランクトンなどの栄養源が豊富なので、身もたっぷり大きく、味わいが濃くなると言われている。

生食は絶対ダメ!

陸地に近いということは、その分、細菌やウイルスの危険性が高いということ。だからこそ、しっかりと加熱して食べなくてはならないのだ。間違っても、加熱用牡蠣を生で食べないこと。

4. 加熱用と生食用の牡蠣の違いとは

NO鮮度!

「新鮮だから、生食用を必ず買う」。そんな人もいるかもしれないが、その常識は間違い!加熱用と生食用は、鮮度で判別されるわけではないのだ。生で食べることができるか、そうでないかの違いだ。

料理に合わせたチョイスを

「新鮮な生食用牡蠣でカキフライを作る」。このチョイスも間違い。生食用のもので加熱調理をするともともと小さめの身がさらに
小さくなってしまうし、パサつくことも多い。生食用と加熱用は料理に合わせて選ぶのが正解。

しっかり加熱が鉄則

加熱用といえど、半ナマ状態では食中毒やウイルス感染の危険は免れられない。しっかりと中まで加熱するのが基本だ。さらに買ってきたらすぐ冷蔵庫に入れ、生食用はその日のうちに食べるのが正解。加熱用もなるべく早く食べることをおすすめする。

結論

牡蠣の生食用と加熱用には、鮮度ではなく、安全性を考慮した違いがあることがわかった。食中毒の多い食材なので、信頼できる業者で買うことをおすすめしたい。

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