このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
【へか】は魚介のすき焼き!山と海の幸を味わえる島根県の郷土料理を紹介!

【へか】は魚介のすき焼き!山と海の幸を味わえる島根県の郷土料理を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年9月 8日

へかとは、島根県の郷土料理で、魚で作るすき焼きのことだ。旬の魚と野菜をすき焼きと同じ割り下で煮込むことで、甘辛い味付けが食欲をそそる郷土料理なのだ。今回は、そんなあまり知られていない絶品魚料理であるへかの魅力について紹介していこう。作り方を知れば自宅で普段とは違った、魚介類のすき焼き風が味わえるだろう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. へかとは?

へかという名前を聞いてもピンとこない人も多いだろう。へかとは、島根県の石見地方や東部地域に伝わる郷土料理だ。もともと島根県は日本海に面していることから漁業が盛んだ。そんな島根県だからこそ、「へか鍋」という鉄製の平たい鍋を使って作られた魚介のすき焼き風、へかが生まれたのだ。へかとは農工具に使われる金属部分のことで、その農機具を鍋代わりに使ったことがへかの語源になったといわれている。へかに使われる魚介は、主に旬の魚介が使われ、アマダイやカレイ、のどぐろなどが使われることが多い。島根県の大田市では、昔から一日漁という漁法があり、早朝から漁に出かけて、近海で魚を獲り、夕方に水揚げを行う。この漁法が盛んなことから、1日かけて獲れた近海の魚介を使った料理がへかなのだ。新鮮な魚介が楽しめる島根県だからこそ味わえるのがへかの魅力だ。

2. へかに使われる食材

へかに使われる材料は、とくに決まりはないが近年では魚介だけではなく、玉ねぎや白菜などの季節の野菜と旬の魚介類を煮込んで作られることが多い。そのため、海と山の幸の両方を一度に堪能できる郷土料理として人気なのだ。味付けはすき焼きのように、しょう油と砂糖がベースとなった割り下が使われる。甘辛い味付けは魚介類に合わさるとあっさりとした味わいになり、ごはんのすすむ最高のおかずになるのだ。

3. へかが食べられる時季

島根県ではへかは、時季を問わず各家庭で味わえるほか、多くの飲食店などでも食べることができる。もともとは島根県の大田市で1月10日に行われる宮ごもりという漁師が宮にこもる伝統行事のあとに食べられる習慣があった。主に魚介類が使われるへかが多いが、猪肉を使うへかもある。

4. 基本のへか

へかを作る際は、旬のさかなと春菊、こんにゃく、豆腐、白菜、大根などを用意する。魚は刺身のように薄く切るか、ぶつ切りにし、野菜も食べやすい大きさに切っておく。へか鍋やすき焼き用の鍋に水としょう油、砂糖を加えて割り下を作りそこに切った魚を入れていく。魚が煮立ってきたら、魚を鍋の外側によせて鍋の真ん中に野菜やこんにゃく、豆腐を加えて煮れば完成だ。魚にしっかり味がしみ込んで甘辛いしょう油味がクセになる逸品だ。割り下の分量は普段すき焼きを作っている割合で大丈夫だ。

5. へかの食べ方を見てみよう

へかは魚介類を使ったすき焼きなので、食べ方はすき焼きと同じだ。甘辛い味わいはごはんにもよく合う。好みで卵をくぐらせて食べるのもいいだろう。さらに、最後に残ったへかの煮汁にごはんと卵を加えて雑炊にして味わうのも絶品だ。さらにさばを使ったへかは、さばの煮食いと呼ばれる。

猪肉を使ったへか

へかとは使う鍋を表すことから、使う食材は魚介類に限らず猪肉が使われることもある。猪肉を使う場合も、基本のへかの作り方と同じで割り下を作ってから、旬の野菜と猪肉を加えて作る。魚介を使ったへかよりもボリュームがあり、通常のすき焼きとよく似ている。

結論

へかは魚介が豊富に獲れる島根県の郷土料理だ。旬の魚と野菜をすき焼き風の割り下で煮込むことで、甘辛く食欲をそそる郷土料理になるのだ。へかとは鍋の形を示し、平らな鍋を使うことから名付けられたが、自宅で作る際はすき焼き鍋でも作ることができる。いつもの肉を魚介に変えるだけで、手軽に島根県の郷土料理のへかが味わえる。材料にとくに決まりはないので、旬の食材を使ってぜひ試してみてほしい。
この記事もcheck!
  

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ