このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
【なまこの酢の物】の歴史や栄養を紹介!石川県の郷土料理に迫る!

【なまこの酢の物】の歴史や栄養を紹介!石川県の郷土料理に迫る!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2020年6月 6日

石川県の七尾市周辺では、なまこの酢の物が郷土料理として親しまれている。もともと石川県ではなまこの収穫量が多かったことから、この料理が生まれたようだ。最近では高級食材としても知られるなまこのコリコリとした食感と磯の香りを存分に楽しめるのが、この料理の魅力だろう。今回はそんな石川県の郷土料理なまこの酢の物について紹介していこう。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. なまこの酢の物の歴史

石川県の七尾市周辺の郷土料理として有名なのが、なまこの酢の物だ。もともとなまこは能登半島の冬の味覚として人気があり、その歴史は8世紀までさかのぼるといわれている。七尾市にある七尾湾は山に囲まれており波が穏やかなので、柔らかく美味しいなまこが獲れると有名で1960年代後半には、1,000t以上のなまこの漁獲量を誇っていた。しかし近年では300tほどしか漁獲できず、なまこは貴重品となってきたのだ。なまこの酢の物といえば、なまこを使った定番料理として料亭などで提供され、酒の肴としても人気がある。そんななまこの酢の物は、石川県では家庭でも食べられており長年郷土料理として愛されてきたのだ。

2. なまこの酢の物のカロリーと栄養

なまこの酢の物のカロリーは1人前50gで25kcalだ。また、ナマコは意外にもビタミンやミネラルなどの栄養を豊富に含んでいる食材なのだ。なまこにはビタミンB12が多く含まれており、葉酸とともに赤血球の産生を助ける働きがある。ほかにも糖質、タンパク質、脂肪の代謝やエネルギー産生に関わるパントテン酸、歯や骨の形成に欠かせないカルシウム、血圧を調整するマグネシウムなどが含まれているのだ。

3. なまこの酢の物が食べられる時季

石川県内でのなまこ漁は11月のはじめから翌年の4月まで行われる。また、能登で水揚げされるなまこは赤なまこ、青なまこ、黒なまこ、と見ための色が異なるなまこの種類があり、色によって高級品などが選別される。

4. なまこの酢の物を作ってみよう

なまこの下処理

なまこの酢の物を作る前に、なまこの下処理を行う必要がある。なまこの口とお尻のほうを切り落とし、腹側から縦に半分に切る。内臓を取り出し、きれいに水洗いする。なまこの端の白い部分は硬いので取り除いておこう。なまこを塩で2~3分ほどよくもみ、表面のぬめりを取る。

なまこの酢の物の作り方

下処理をしたなまこを薄く切る。大根おろしを作り汁気を絞っておく。柚子は半分に切って果汁を絞り、皮をすりおろしておく。ボウルにゆず果汁と薄口しょう油、酢、みりんを合わせ、なまこを和えて味がなじんだら、大根おろしと柚子の皮を加えて完成だ。なまこのコリコリとした食感と磯の香りをさっぱりと味わうことができるので、なまこの美味しさを存分に感じられることだろう。

5. なまこの酢の物のアレンジ方法

なまこの辛子しょう油和え

なまこの酢の物に飽きたら、辛子しょう油和えにしてみるのがおすすめだ。作り方はボウルにスライスしたなまこと白髪ねぎ、ポン酢を加えて和え器に盛り付け、大葉と辛子を添えたら完成だ。長ねぎと大葉の薬味がアクセントとなりなまこをさっぱりと食べられる。さらに辛子のピリッとした辛さがクセになる味わいで、酒の肴としてもピッタリの味付けだ。

もみじおろしでなまこポン酢

なまこはもみじおろしともよく合う。大根おろしに一味唐辛子を混ぜてもみじおろしを作っておき、そこになまことポン酢を加えてよく混ぜ、大葉を添えたら完成だ。大根おろしをもみじおろしにすることで、なまこの臭みが取れてよりさっぱりと食べやすくなる。

結論

石川県の郷土料理であるなまこの酢の物は、なまこの漁獲量が多い石川県ならではの郷土料理といえるだろう。最近では高級品として料亭などで出されることも多いなまこの酢の物だが、なまこさえ手に入れば、自宅でも作ることができる。さらになまこは栄養も豊富で、コリコリとした食感や磯の香りが酒の肴としても最高だ。
この記事もcheck!
  

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ