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【くじら餅】に鯨は入っていない!?由来や作り方を紹介!

【くじら餅】に鯨は入っていない!?由来や作り方を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年6月23日

旅行や出張に行った時、忘れてはいけないのがお土産だ。やはりその土地ならではのお土産を購入するのが一番だろう。山形県最上地域に行ったときには「くじら餅」をお土産の候補に入れて欲しい。ここではくじら餅の由来や魅力をたっぷり紹介するので、ぜひその話も一緒にお土産にしよう。

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1. くじら餅とは?

くじら餅は山形県の最上地域で食べられている郷土料理だ。くじら餅という名前だが鯨の肉が入っているわけではなく、見ためも鯨の形をしているわけではない。ではなぜ、くじら餅と呼ばれているのかというと諸説あり定かにはなっていない。有力とされている説に、昔のくじら餅は大きく、その大きさを鯨にたとえて名付けられたというものがある。また、くじら餅は漢字で「久持良餅」と書かれることが多いのだが、「久しく持つ(=長持ちする)良い餅」という感じを当てて呼んだところくじら餅と呼ばれるようになったともいわれている。うるち米ともち米の2つの米粉を使って作られるくじら餅は、ほどよい硬さがあり食べごたえがある。味付けはさまざまで砂糖や黒糖など甘いものもあれば醤油や味噌など甘じょっぱいくじら餅もある。

2. くじら餅の材料とカロリー

くじら餅には米粉と砂糖、クルミが欠かせない。米粉はお菓子作りに利用されることが多いため手軽に購入することができるだろう。本格的なくじら餅を作るのであればうるち米粉ともち米粉の2種類を用意しよう。

米粉を使って作られるくじら餅はどのくらいのカロリーなのか計算してみよう。牛乳パック1本分のくじら餅を作るとすると、材料は以下の通りになる。
  • もち米粉 2カップ(約250g)
  • うるち米粉 2/5カップ(約50g)
  • クルミ(むき) 20g
  • 塩 小さじ2/5
  • 黒砂糖 120g
  • 水 1カップ
この分量で作った場合の総カロリーは1,679kcalとなる。さすがに牛乳パック1本分も1人で食べることはないが、1/10にカットして食べたとしても168kcalとカロリーは高めだ。

3. くじら餅はいつ食べられる?

くじら餅は各家庭で作られるお菓子だったが、とくにひな祭りの時期には盛んに作られていた。ひな祭りは桃の節句とも呼ばれ、日本では春の訪れを祝う日でもあった。ほかの地域ではひなあられなどのひな菓子を備えるのが一般的だが、最上地域ではひな菓子とともにくじら餅も供えるのだ。そのため各家庭のひな祭りを見て回るとともに各家庭のくじら餅を食べ回るのが定番であった。くじら餅に使う食材の分量や味付けは家庭によって異なっていたため、食べ比べをしながらひな祭りを楽しんでいたのだ。現在ではくじら餅を購入して食べるのが一般的となっている。地元の和菓子屋で一年を通して販売されているため、ひな祭りの時期以外でも食べることができる。

4. くじら餅の作り方

くじら餅はうるち米粉ともち米粉、黒砂糖、クルミ、そして蒸し器を用意できれば家でも作ることができる。米粉は製菓材料店またはオンラインショップで購入することができる。ちなみにくじら餅を作るためには生地を流し入れる型が必要なのだが、牛乳パックで代用できる。

まず黒砂糖を火にかけて溶かす。黒砂糖の粗熱をとっている間に2種類の米粉を混ぜておき、黒砂糖に少しずつ加えて混ぜていく。すべての米粉を加えたらしっかりと混ぜ合わせる。生地をすくったときにトロっと流れるくらいになるまでしっかり混ぜるのがポイントだ。ここまでできたら表面が乾燥しないように濡れ布巾をかけて一晩寝かす。牛乳パックにラップまたは濡れ布巾を敷いたら、生地を牛乳パックに流し入れ、クルミを散らばせたら蒸し器で1時間ほど蒸す。しっかりと固まっていたら完成だ。

5. くじら餅の食べ方

できたてのくじら餅は柔らかくそのまま食べることができるが、時間を置くと硬くなってしまい、そのままでは食べることができなくなってしまう。硬くなったくじら餅は、温めなおして食べることで、できたてのくじら餅とはまた違った美味しさを楽しむことができる。

硬くなったくじら餅は一口大に切ったあと、フライパンやオーブンで温める。すると表面が焼けて香ばしさが出てくる。電子レンジで温めても構わないが、焼いたほうが香ばしさをはっきりと感じられる。ちなみにくじら餅を保存する場合は、一口大の大きさに切りラップに包んで冷凍しておけば、食べたいときに解凍して焼くだけで食べられる。

結論

山形県、最上地域のくじら餅は地元のひな祭りでは欠かせない郷土料理だ。くじらという名がつくが鯨の肉は使われておらず、2種類の米粉と砂糖、クルミで作られている。昔は各家庭で作られ、砂糖以外にも黒砂糖や醤油、味噌などさまざまな味付けがされており、家庭のごとの味が感じられる料理だった。いまは地元の和菓子屋やお土産コーナーで購入することができる。
(写真出展)
農林水産省 うちの郷土料理 くじら餅
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kujiramochi_yamagata.html
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