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【かぼちゃのいとこ煮】の由来は?冬至にかぼちゃを食べる理由も!

【かぼちゃのいとこ煮】の由来は?冬至にかぼちゃを食べる理由も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木 倫美(ささきともみ)

2020年7月20日

日本の郷土料理のカテゴリーに、「いとこ煮」なるものが存在する。そのひとつ「かぼちゃのいとこ煮」は、茨城県の郷土料理である。かぼちゃと小豆を使った煮物がなぜいとこ煮と呼ばれるのか、案外知らない人が多い。今回は、かぼちゃのいとこ煮について詳しいところを紹介しよう。

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1. 茨城県の郷土料理かぼちゃのいとこ煮、その由来

冬の寒さ厳しい北関東の茨城県に伝わる郷土料理、かぼちゃのいとこ煮。茨城県は、質、量いずれもカボチャの生産では一頭地を抜く存在である。その茨城県に伝わるかぼちゃ料理いとこ煮について、詳細をみてみよう。

そもそもいとこ煮とは

いとこ煮なる言葉を初めて聞く人も多いかもしれない。郷土料理のカテゴリーのひとついとこ煮とは、豆や野菜を組み合わせて煮た料理を指す。その語源については、「おいおい」固いものから加えて煮るとか、「めいめい」別に煮るからなどなど、愉しい説が存在する。甥同士、姪同士でいとこ煮となるわけだ。
また、ともに畑で採れるいとこ同士のようなものという説も有力のようである。小豆が入ったかぼちゃのいとこ煮は、この中でも最もメジャーな料理といえるだろう。

2. かぼちゃのいとこ煮のカロリーと栄養は?

冬の栄養源として茨城県の人々に愛されるかぼちゃのいとこ煮。小豆を使用するとはいえ、砂糖は煮るときに使用するだけであるから、カロリーは思ったほど高くはない。1人分を120gと想定すると、かぼちゃのいとこ煮のカロリーは120kcal前後となる。かぼちゃの栄養の高さは万人の知るところで、ビタミンEをはじめとするさまざまなビタミンに加え、カリウムなどのミネラルも多い。小豆も、ビタミンB群や食物繊維を含む健康的な食材である。冬だけではなく、いつ食べてもメリットが多い郷土料理といえるだろう。

3. かぼちゃのいとこ煮の食習

かぼちゃの生産量では日本でもトップクラスの茨城県では、かぼちゃの煮物は日常的に供される料理である。量だけはなく、質の高いかぼちゃの生産地としても名高い。
かぼちゃは、冬至に食べると中風にならないというまじないは古くから各地に伝わる。茨城県では、これに小豆を加えたかぼちゃのいとこ煮が冬至の風物詩なのである。小豆は、厄払いとして食べる風習が日本にはある。極寒の冬を、栄養価の高い食材を使った煮物で乗りきろうという先人たちの知恵のひとつといえるだろう。現在では、茨城県の学校給食にも、かぼちゃのいとこ煮が登場する。

4. かぼちゃのいとこ煮の作り方

美味しいかぼちゃの生産地茨城県では、どのようにいとこ煮を作っているのだろうか。かぼちゃのいとこ煮は地味だけれども、アレンジ次第でまったく雰囲気の異なる料理にアレンジも可能である。いくつかのアレンジも紹介しよう。

シンプルにできるかぼちゃのいとこ煮

そもそも、かぼちゃは夏に収穫する。しかし、長期保存が可能な便利な食材として、食が貧しかった時代には冬によく食べられてきた。かぼちゃのホクホク感も、冬にふさわしい。
かぼちゃのいとこ煮は、一晩水に浸けておいた小豆とかぼちゃを、醤油、砂糖、水、塩、酒などを使って煮込めばできあがる。技術などいらない、根っからの家庭料理なのである。
小豆を一晩水に浸ける時間がなければ、甘納豆でも代用可能。その場合は、煮るときの砂糖を減らせば問題ない。

5. かぼちゃのいとこ煮の食べ方

外観が地味なかぼちゃのいとこ煮、その甘さにもかかわらず子どもにはとっつきにくい面もあるかもしれない。
そこで、かぼちゃのいとこ煮にとろけるチーズをのせてグラタン風にしてはどうだろうか。かぼちゃと小豆の甘みは、思いのほかチーズの塩気とよい相性なのである。
また、カボチャの甘さはお菓子にも向いていることから、つぶして餡のようにしアンパンにするのもよいだろう。また、つぶした餡を汁粉にして、餅を入れれば冬のおやつに早変わりである。あるいは、シナモンをかけてトーストにのせれば朝のエネルギー補給にもってこいの一品となる。

結論

茨城県に伝わるかぼちゃのいとこ煮は、当地の厳しい冬を乗りきる郷土料理として愛されてきた。小豆とかぼちゃを煮込んでできるいとこ煮は、栄養面でもメリットが多い。かぼちゃと小豆の甘さは、さまざまなアレンジもできる便利な料理である。かぼちゃを煮るときに、思いきって小豆も加えてその美味を堪能してほしい。
(写真出展)
農林水産省 うちの郷土料理 かぼちゃのいとこ煮
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kabochanoitokoni_ibaraki.html
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