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スパイス料理研究家印度カリー子さん直伝!相性抜群の鉄板スパイス料理とは

スパイス料理研究家印度カリー子さん直伝!相性抜群の鉄板スパイス料理とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2021年4月21日

昨今の巣ごもり需要やスパイスカレーブームを受け、今スパイス市場は大いに盛り上がっている。そんなスパイスの魅力について、スパイス料理研究家として活躍する印度カリー子さんにインタビュー。印度カリー子さんは、2021年1月22日に料理本『一肉一菜スパイス弁当』を発売。著書を通じて「スパイスを使いたいと思っている人が、スムーズにスパイス生活を送れるようサポートしたい」と優しそうな笑顔で語る。スパイスを愛してやまない印度カリー子さんが語るスパイス料理の魅力や鉄板スパイス料理とは?

  
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1. 「カレーは文化になる」と思ったことがきっかけに

「もともとスパイスに興味があったというよりは、姉に美味しい料理を作ってあげたくて色々と試しているうちにスパイスと出会った感じです。その中でスパイスカレーのポテンシャルの高さに魅力を感じて、カレーを文化としてもっと広げていきたいと考えるようになりました」

そのように語るのは、スパイス料理研究家として活躍している印度カリー子さん。スパイス初心者のための専門店「香林館(株)」を設立し、現在は同社の代表取締役として、初心者向けのオリジナルスパイスセットの開発・販売、初心者向けのスパイス料理・レシピ本の著書の執筆、大手企業との商品開発・マーケティングなどを行っている。

スパイス料理初心者必見!

特に注力しているというオリジナルスパイスセットの販売は「3~4年前から初心者でも使いやすいよう、あらかじめ調合しておいたオリジナルスパイスを使い切りタイプにして販売しています。スパイス初心者に多い、何を使えば良いのかわからない、どう調合したら良いかわからない、買っても余ってしまいそうといったことを悩まずに済みます」という想いからスタートしたそうだ。オリジナルスパイスセットは「印度カリー子のスパイスショップ」などで購入することができる。

2. 魅力は「スパイス×食材」という無数の可能性

スパイス料理を作るのも食べるのも大好き、と語る印度カリー子さんにとってのスパイス料理の魅力は、何といっても食材とスパイスの無限の組み合わせにあるという。「まだ試したことがないスパイスと食材の組み合わせがたくさんあるので、とにかく色々な相性の良い組み合わせを見つけることですね。この探求に関しては終わりがないと思っているので、できれば来世生まれ変わっても続けたいという気持ちでいます」

スパイスと相性抜群の組み合わせ

具体的に相性の良い組み合わせを尋ねたところ、「たとえば、魚介とターメリック、ポテトサラダとクミン、クミンと醤油とごま油、ナポリタンとコリアンダー、バニラアイスとシナモンパウダー、豚キムチとクミン、そのほかにも...」と、数多くの組み合わせ例を教えてくれた。また、セロリや春菊のような油が少なくて香りが強い食材や、もずくや梅干しのような酸味のある料理などにスパイスを組み合わせるのは難しいそうだ。

カレーのベースになり、自身もよく使っているという「タクコ(ターメリック・クミン・コリアンダー)」については「それぞれ特長があって、ターメリックは魚介の臭みを和らげてくれます。クミンはアクセントを付けるのが得意で、コリアンダーは爽やかな香りが長所です。また、それぞれ特長が異なるのですが、この3つをミックスしたタクコは、スパイスカレーにもスパイス料理にも使えるので重宝します」と教えてくれた。

3. 上達のコツは「単一のスパイス」の香りや味を知ること

まずはスパイス毎の特長を知ることが大事

スパイスの魅力は無数の組み合わせにあると語る一方で、「スパイス料理を上達したいなら、いきなり複数のスパイスをミックスするのではなくて単品のスパイスを使いこなせるようになるのが大切だと思います」と、初心者の場合はまず単品スパイスの特長をしっかり知ることからスタートするのが大切なようだ。「たとえば、ある料理にターメリックが入っているとして、その香りや味がわからないと料理との相性がいいのか悪いのか判断できないですよね。ですから、まずは単品のスパイスの香りや味、効果などを判断できるようになるまで繰り返し食べるのが大事です」とアドバイスしてくれた。

スパイスはどう使うのがおすすめ?

「いきなり使いすぎないことがコツです。逆にいえば、入れすぎていなければ、きちんと計量しなくても使えるのがスパイスの利点です」とのこと。スパイスには独特な香りや味があるため、使いすぎると素材の味わいを阻害したり、抵抗感を覚えやすくなったりしてしまう。そのため、少量から使うのがポイントだそうだ。

「このようなポイントを押さえながらスパイスを使う練習を1年以上続けていたら、ある日『あれ、この料理にコリアンダーが入っているな』と気付けるようになったんです。そこからようやくこのスパイスと食材の相性がいいのかどうかという判断ができるようになりました。特に相性がわかるようになり、経験値も増えると、美味しいスパイスカレーを始めとするスパイス料理を作れるようになります」

4. 『一肉一菜スパイス弁当』を参考にするのもおすすめ

「私のモットーは『スパイスカレーをおうちでもっと手軽に』というもの。そのため、これまでレシピ本などの執筆を通じて、スパイスを使ってみたいと思っている人が少しでもスムーズにスパイス生活を始められるようにとお手伝いしてきました。特にレシピ本では簡単に作れるものや、少ない食材で作れるものなどの提案を行うようにしています」

印度カリー子さんは、2019年3月発売の『おもくない! ふとらない! スパイスとカレー入門』 をはじめ、多数の書籍を執筆し、初心者向けのスパイス料理・レシピを数多く紹介している。2021年1月22日には、(株)世界文化社から『一肉一菜スパイス弁当』を発売。本書でも印度カリー子さんが厳選を重ねたおすすめのスパイスレシピを紹介しているので必見だ。

ぜひ試してほしい一押しスパイス料理

「全部おすすめですが、厳選するなら『ほくほくかぼちゃの肉巻き』『しいたけクミンそぼろ』『まるごとピーマンの肉詰め』『牛肉のレーズン煮』『ラム肉のいちじく煮』『スパイスフィッシュ』の6つがおすすめ。特にドライフルーツ×お肉×スパイスの組み合わせは本当に美味しいので、お気に入りのスパイスおかずです」と教えてくれた。

「また、今回は『毎日食べたいおかずと、冷めてもおいしいカレー』を副題にしていて、冷凍保存のテクニックなども解説しています。平日の夜や休日に作り置きしておいて、忙しいときに美味しい料理を食べてもらえたらいいなと思っています」と読者へメッセージを送っている。日々忙しく働いている人、普段の料理に刺激が欲しいと感じている人、家にスパイスを余らせている人は、ぜひ『一肉一菜スパイス弁当』を手に取ってみてはいかがだろうか。

結論

今回はスパイス料理研究家の印度カリー子さんを通じて、昨今日本でも人気のスパイス料理の魅力を紹介。印度カリー子さんの料理本には、お弁当に限らず家庭で楽しめる料理がたくさん載っており、最近はスーパーマーケットなどでも様々なスパイスを入手しやすくなってきているため、直伝のアドバイスを参考に、ぜひ様々なスパイスをおうちごはんのアクセントとして取り入れてみてはいかがだろうか。

印度カリー子さん・プロフィール

1996年生まれ。東京大学大学院農業生命科学研究科 修了。スパイス初心者のための専門店 香林館(株)代表取締役。初心者のためのオリジナルスパイスセットの開発・販売、レシピ本の執筆、大手企業と商品開発・マーケティング、コンサルティングなど。『おもくない! ふとらない! スパイスとカレー入門』『スパイスのまほう 』のほか、近著に『一肉一菜スパイス弁当』がある。
  • 更新日:

    2021年4月21日

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