1. 赤ちゃんに歯磨き粉は不要

結論から言うと、赤ちゃん時代に歯磨き粉は必要ない。下の歯が生え始めたころに歯磨きをスタートするのが目安だが、まず「口に何かをいれることに慣れる」という感覚が最優先だ。
いきなり歯ブラシを使うと、赤ちゃんはびっくりしてしまうし、動く危険もある。最初は濡らしたガーゼで歯の汚れを優しく拭き取るところから始めよう。慣れてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシで少しずつ慣らしていく。この時点では、まだ歯磨き粉を使わなくて大丈夫だ。
喉の奥に入らないかと心配であれば、歯ブラシの下に誤飲予防リングのついたタイプも売られている。安全にも気をつけよう。
いきなり歯ブラシを使うと、赤ちゃんはびっくりしてしまうし、動く危険もある。最初は濡らしたガーゼで歯の汚れを優しく拭き取るところから始めよう。慣れてきたら、赤ちゃん用の歯ブラシで少しずつ慣らしていく。この時点では、まだ歯磨き粉を使わなくて大丈夫だ。
喉の奥に入らないかと心配であれば、歯ブラシの下に誤飲予防リングのついたタイプも売られている。安全にも気をつけよう。
2. いつから歯磨き粉を使う?1歳前後はあくまで目安

離乳食が完了する1歳前後は食後の習慣として歯磨きを定着させたいころだ。1歳で歯磨き粉を使い始める説もあるが、子供に歯磨き粉を使うベストなタイミングは、自分でうがいができるようになったころがよい。うがいがうまくできるようになる年齢は1歳半~2歳だろう。しかし、子供の成長や食事は個人差が激しいので、年齢はあくまで目安としてとらえよう。どうしても歯磨き粉を早めに使用したい場合、うがいが要らないタイプの歯磨き粉も販売されている。
子供用の歯磨き粉は、ほとんどのものに果物の味がついていて、少しでも歯磨きが楽しくなるよう工夫されている。本人の好きな味や色を選ぶとともに、子供のすすぎ残しや体内に入ることを考えて身体にやさしい成分のものを選ぼう。赤ちゃんには、使いやすいジェルタイプの歯磨き粉がおすすめだ。
誤飲時の安全のため研磨剤や発泡剤がふくまれていないものが多い。「泡立ちにくい」という特徴があるので、うがいが苦手でも歯磨きをしやすい。また、目に見えない磨き残しをチェックするため、液体を口に含むと磨き残しの部分に色が染まる製品も出ている。子供と一緒に遊び感覚で試しても面白そうだ。フッ素については、これまで歯によいと推奨されてきたが、最近では賛否両論がある。今後は親の方針によるだろう。
子供用の歯磨き粉は、ほとんどのものに果物の味がついていて、少しでも歯磨きが楽しくなるよう工夫されている。本人の好きな味や色を選ぶとともに、子供のすすぎ残しや体内に入ることを考えて身体にやさしい成分のものを選ぼう。赤ちゃんには、使いやすいジェルタイプの歯磨き粉がおすすめだ。
誤飲時の安全のため研磨剤や発泡剤がふくまれていないものが多い。「泡立ちにくい」という特徴があるので、うがいが苦手でも歯磨きをしやすい。また、目に見えない磨き残しをチェックするため、液体を口に含むと磨き残しの部分に色が染まる製品も出ている。子供と一緒に遊び感覚で試しても面白そうだ。フッ素については、これまで歯によいと推奨されてきたが、最近では賛否両論がある。今後は親の方針によるだろう。
3. 抜歯後の歯磨きの注意点。歯磨き粉は状況による

ひどい虫歯や親知らずを抜いた時は、歯磨きでの注意点がある。抜歯後は血がにじんでくるのでどうしても気になってしまうが、うがいは極力控えてほしい。抜歯した後の穴には傷を治す大切なかさぶたが出来ており、血餅(けっぺい)と呼ばれている。
うがいによってせっかくの血餅が剥がれてしまわないよう、血や唾をそっと吐き出す程度に抑えておこう。抜歯した部分以外は通常の歯磨きをしてもよいのだが、傷口付近に触れないよう、ゆっくりと磨こう。歯磨き粉の使用は禁止されていないが、ゆすぐためのうがいを考えると、控えめにするか使わないほうが安心だ。
うがいによってせっかくの血餅が剥がれてしまわないよう、血や唾をそっと吐き出す程度に抑えておこう。抜歯した部分以外は通常の歯磨きをしてもよいのだが、傷口付近に触れないよう、ゆっくりと磨こう。歯磨き粉の使用は禁止されていないが、ゆすぐためのうがいを考えると、控えめにするか使わないほうが安心だ。
結論
赤ちゃんや子供時代の歯磨きは、歯磨き自体を嫌がらないように楽しい雰囲気を工夫してあげることも大切だ。磨き残しをチェックするための歯磨き粉を使うのもよいし、気分を変えていろいろな種類を揃えてみても楽しい。いつから歯磨き粉を使用するかは親の管理にもよるが、うがいがしっかりできるようになれば安心だろう。