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トイレトレーニングの秘訣はシール!子どもが嫌がるには理由がある?

トイレトレーニングの秘訣はシール!子どもが嫌がるには理由がある?

投稿者:ライター 杉谷香奈子(すぎたにかなこ)

鉛筆アイコン 2020年2月21日

親にとって、子どもが自分からトイレに行くよう習慣を身に着けさせるのは、なかなか根気がいる作業である。はじめは、「おしっこ」とうまく言えずおもらしをしたり、失敗が続くと、親だけでなく子どももやる気が削がれてしまう。そこで、トイレトレーニングを効率的にすすめるためにシールを使った方法が人気だ。今回は、シールを使ったトイレトレーニングの具体的な方法についてまとめた。

  

1. シールでトイレトレーニングのやる気アップが可能

子どもから見れば、それまでオムツに排泄すれば良かったはずが、トイレトレーニングが始まると、急にトイレまで行って用を足さなくてはならない。これは大人にとっては何でもないことだが、幼い子どもにとっては大きな変化だ。トイレのためにそれまで夢中になっていた遊びを中断したり、いちいち「トイレ」と親を呼ばなくてはならないことに面倒に感じたり、ストレスを感じる子も多い。

そのため、多くの子どもはトイレトレーニングには消極的だ。ここでやる気をアップさせるポイントは、ほめたり、ごほうびをあげてやる気を引き出しながらトイレトレーニングを進めることだ。

トイレトレーニングには様々なやり方があるが、最もポピュラーなのがシールを使う方法だ。子どもがきちんとトイレまで行けた、上手にできたときには、ごほうびとして台紙やカレンダーなどにシールをはってあげる。または、自分ではりたがったらシールを渡してあげる。こうすることで、トイレトレーニングの達成感が増し、トイレに行く習慣が自然と身に付いていく。

2. トイレトレーニングにおけるシールの活用方法とは?

トイレトレーニングの進度は子どもによって様々だ。ここで気をつけたいのが、目標はまず達成可能なものに決めて、達成出来たらシールを貼ってあげることだ。

例えば、トイレに入ること自体を怖がるようなら、シールの台紙をトイレの壁に貼っておくという方法もある。「大好きなシールを貼れるから」という理由からトイレに行くのが楽しみになり、トイレトレーニングがスムーズに進みやすくなるのだ。また便座に座ることが怖くてできない場合は、少しでも座ることが出来たらシールを貼ってあげよう。さらにこれが達成できるようになれば、今度は無事に用が足せたらごほうびシールを貼ってあげよう。

また、トイレトレーニングを嫌がる、意欲が低く小さな目標達成が難しい場合、一旦トイレトレーニングをお休みするという方法もあるが、そんな時に試してみて欲しいのがシールの台紙にカレンダーを使うという方法だ。この方法は、目標通りにトイレトレーニングがうまく進んでいなくとも、週に1度など区切りを決めて、その区切りの日に金ピカシールやチャンピオンベルトのシールなどを貼ってあげるというもので、トイレトレーニングに取り組んだこと自体を評価するのだ。カレンダーに貼ったシールを見ると、一日ごとに進歩していることが分かり、「明日もがんばろう」という励みにつながる。

3. トイレトレーニングのシールの選び方

トイレトレーニングに使うシールを選ぶ時に大切なのが子どもが喜ぶデザインのものを選ぶということだろう。トイレトレーニングのごほうびシールなのだから、子どもの好きな色合いやキャラクターのシールを選ベばよりやる気がアップする。もし自主性の強い性格の子どもなら、一緒に買いに行って自分で選ばせるのもいい方法だ。

また、最近ではトイレトレーニング用の紙おむつにシールが付いていて、うまくいったら紙おむつからシールを剥がして貼ることができるタイプのものも販売されている。トイレトレーニングはトレーニングパンツの選択や床掃除が大変だという声も多く、紙おむつタイプのものを使用してトイレトレーニングを開始したいというかたも多い。せっかく紙おむつタイプのものを購入するのであれば、はじめはお試しでこうしたものを利用するのもいいだろう。

4. トイレトレーニングのシール 子どもが喜ぶ手作りの台紙

シールを貼る台紙の選び方は、基本的にはシールと同じで子どもが喜ぶデザインであることだ。頑張ったごほうびのシールを、ワクワクしながら貼ることができる。

また、市販の商品もたくさんあるが、世界にひとつしかない手作りの台紙を作ってみるのも子どもと共に楽しめるのでおすすめだ。一例としてある女の子の話をご紹介しよう。トイレトレーニングを始めた際、その女の子は怖がってトイレに入ることすら出来なかったという。そこでお母さんは、まずはトイレに入ることが出来るようにと、娘さんが笑顔で便器に座っている絵を画用紙に描いた。娘さんは大喜びで、それ以来トイレに座ることが出来るようになった。今度はその絵の下に白い画用紙をつなげ、娘さんの大好きなシールを貼らせたという。

最初は補助便座に座ったら貼り、さらにおしっこやうんちができたら貼るようにトイレトレーニングを進めていった。そのうちに、今日はどんなシールを貼ろうかとトイレに長居するまでになったという。シールと手作りの台紙のおかげでトイレトレーニングが楽しい日課に変わったのである。

他にも、電車好きの男の子のために、画用紙に線路を描いて電車のシールを貼らせていき、いっぱいになったら追加で線路を繋げるように工夫するといった方法もある。
市販品をどんどん買い足すのもいいのだが、このように子どもの興味に合わせて、世界に一つだけの台紙を作ってみてはいかがだろうか。

結論

今回は、トイレトレーニングに効果的なシールについてまとめた。小さな子どもにとって、トイレトレーニングははじめは難しいと感じることも多い。そこにシールというごほうびがあれば、ゲーム感覚で取り組むことが出来る。トイレトレーニングを嫌がってなかなか進められないという時、ぜひ試してみて欲しい。
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  • 公開日:

    2019年6月 5日

  • 更新日:

    2020年2月21日

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