1. 仕上げができると嬉しい

料理が完成する直前の盛り付けは、子どもにとってはメインを担当しているような感覚になる。自分の力で料理としてカタチになっていく姿は嬉しいはずだ。ちょっと地味な下ごしらえよりも、完成がすぐに見えるのでやる気にもなる。
また親にとっては、料理はほとんど完成したも同然。後は盛るだけの状態だ。「このお皿に、コレとコレをきれいに盛ろうね」と用意するだけなので、ひとりで料理する時と手間もさほど変わらない。
また親にとっては、料理はほとんど完成したも同然。後は盛るだけの状態だ。「このお皿に、コレとコレをきれいに盛ろうね」と用意するだけなので、ひとりで料理する時と手間もさほど変わらない。
2. 冷やし中華がおすすめの理由

とくに小さな子どものお手伝いに、冷やし中華は向いている。食材が熱くないのでやけどの心配がないことが大きなポイント。完成がカラフルなので、こどものテンションも上がる。手伝いをさせる大人にとっても、麺を茹でて食材を用意するだけなので簡単に準備できる。
ちょっと変わった食材も用意して、好きなものをトッピングできるようにすると、楽しいランチタイムになるだろう。
ちょっと変わった食材も用意して、好きなものをトッピングできるようにすると、楽しいランチタイムになるだろう。
3. 具材でアレンジ

具材の定番は、ハムときゅうりと錦糸卵あたり。その他にも、子どもが好きそうな具材を用意して一緒に盛り付けを楽しもう。
基本の錦糸卵
冷やし中華に欠かせない錦糸卵のきれいな作り方をおさらいしておこう。
① 卵1個を溶き、片栗粉小さじ1/2を水小さじ1に混ぜた水溶き片栗粉、砂糖大さじ1/2を加えて混ぜ、一度漉しておく。
② フライパンを強火で熱し、濡れふきんの上にのせていったん冷まし、温度を均一にする。
③ フライパンを弱火にかけ、卵液の半量を一気に注ぎ、1分ほど焼く。
④ 菜箸1本を、卵の端から入れ、卵の中央まで移動させて卵を持ち上げる。
⑤ 持ち上げた卵をひっくり返し、片面を30秒焼く。
⑥ 細切りにする。
① 卵1個を溶き、片栗粉小さじ1/2を水小さじ1に混ぜた水溶き片栗粉、砂糖大さじ1/2を加えて混ぜ、一度漉しておく。
② フライパンを強火で熱し、濡れふきんの上にのせていったん冷まし、温度を均一にする。
③ フライパンを弱火にかけ、卵液の半量を一気に注ぎ、1分ほど焼く。
④ 菜箸1本を、卵の端から入れ、卵の中央まで移動させて卵を持ち上げる。
⑤ 持ち上げた卵をひっくり返し、片面を30秒焼く。
⑥ 細切りにする。
ハム、きゅうり、以外の具材でアレンジ
ハム、きゅうりは定番の具材。ここでは、その他のこどもが喜びそうな具材を紹介しよう。
- ツナ:マヨネーズなどで和えても美味しい。
- カニかまぼこ:裂いてのせるだけなので簡単だ。
- コーン:ちょっと甘みもあり、好きなこどもも多い。ふかして実をバラしたものでも、冷凍や缶詰でもOKだ。
- レタス:サラダ風の冷やし中華になる。
- ナス:ごま油で炒めてしょう油などで調味しておこう。
- アスパラ:茹でて1/3くらいに切ったものを。手づかみでのせられるので良い。
- アボカド:彩りもよくクリーミーなので好きなこどもも多い。
- ミニトマト:半分に切るだけ。彩りも良い。
- イカ・ホタテ・マグロなど:海鮮系も相性抜群。こどもが好きな種類を揃えよう。
- 油揚げ:さっと焼き目をつけて、刻んだものを。ネギなどを合わせても美味しい。
- ちくわ:ハムの代わりに。
4. タレでアレンジ

麺についてくるタレでも十分だが、付いてくるタレにアレンジを加えることで、バリエーションが増える。
ゴマダレ
付いているのはしょう油ダレだが、ゴマダレ風にしたい時に覚えておくと便利。付属のタレに、すりごま、マヨネーズ、砂糖、酢、味噌を少しずつ混ぜ入れ、好みの味にしよう。
トマトダレ
付属のしょう油ダレに、ホールトマト、または細かく刻んだトマトを混ぜる。
豆乳ゴマダレ
ゴマダレに豆乳を加えて混ぜるだけ。クリーミーな味わいになる。市販のタレがこどもには濃すぎる時にも使える技だ。
バジル風味ダレ
小学生くらいの子どもには、ちょっとおしゃれにアレンジ。しょう油ダレにドライバジルとオリーブオイルを足して、イタリアン風味に。トマトなどと相性がいい。
付属のタレを使わないしょう油ダレ
実は、タレは結構簡単に作ることができる。添加物や味の濃さが気になる時はぜひ手作りしてみよう。
しょう油大さじ3、砂糖大さじ2、酢大さじ2、ごま油大さじ1と1/2、中華スープ大さじ1を鍋に入れて煮立たせ、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
しょう油大さじ3、砂糖大さじ2、酢大さじ2、ごま油大さじ1と1/2、中華スープ大さじ1を鍋に入れて煮立たせ、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。
結論
好きな子どもも多い冷やし中華は、常備しておくと便利。突然「お手伝いしたい!」と言ってきても安心だ。アレンジを工夫して前回とは違った具材やタレを用意すれば、「お父さんすごい!」なんてちょっと尊敬されてしまうかもしれない。