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【料理】は自由研究におすすめ!化学反応を観察できるアイデア3選

投稿者:ライター 長末初音(ながすえはつね)

2019年7月29日

子どもが初めて迎える夏休みを前に、自由研究はどうしたらよいものか悩んでいるお父さん、お母さんも多いのではないだろうか。そんなご家族におすすめしたいのが【料理】だ。料理は化学反応を手軽に観察できるネタが満載なのである。今回はそんな化学に直結した、子どもと手軽に楽しめる料理を使った自由研究のアイデアを紹介する。

1. 【料理】の自由研究は化学反応の観察だけでなく生きる力を育てる

理科や実験に興味を持っている子どもに、理科の実験をさせてあげたくても学校の理科室のような環境を整えることは難しい。しかし、料理の自由研究ならば、日頃は教科書のなかで見る化学反応を身近に感じられることができる。また実際に手を動かして化学反応を観察しつつ食べ物を作って、最後は味わってみることができるため、子どもは化学反応を経てできた料理に親近感を覚えるだろう。

理科への興味が今はあまりないという子どもでも、この自由研究をきっかけに理科や化学の授業に意欲を見せてくれたら、親としてこれほどうれしいことはない。

そのほかにも料理の自由研究は親にとってもメリットがある。料理は生活と切っても切り離せないスキルのため、自由研究を通して料理の基本となる後片付けのやり方や食材の取り扱いなど、最近話題となっている「生きる力」を育てることができる。

普段は「お手伝いをしなさい」「料理をしなさい」と促して関わりを持足せることは難しくても、自由研究や実験を通してならばスムーズに料理の経験をさせることができる。すでに毎日を行ったことがある子どもでも、料理をもっと美味しくする方法や、失敗を減らすヒントを得られる可能性があるのだ。

2. 卵を使って自家製マヨネーズ作り

料理の得手不得手関係なく子どもと取り組める、料理の自由研究を3つ紹介しよう。1つ目は卵を使ったマヨネーズ作りだ。この自由研究のねらいは、分離するはずの水と油がなめらかに混ざり合う「乳化現象」を観察することである。

材料には、新鮮な卵黄1個、食用100㏄程度、純米酢小さじ2、レモン汁小さじ1、塩小さじ1/3、砂糖ひとつまみを用意する。

自由研究を失敗しないようにするためには、いくつかのコツを子どもへ説明して進めてみよう。まず、マヨネーズ作りの前に材料を室温に戻そう。卵黄が発揮する乳化作用は、温度18℃前後で強くなり、低温だと乳化しにくい。

次に、油以外の材料を溶け残りがないように混ぜ合わせておく。それから、油を少しずつ加えて混ぜるのだが、はじめは焦らず、ゆっくり、しっかりと混ぜるのが大切だ。万が一失敗してしまったら、原因を追求してみることで、自由研究としてまとめやすいだろう。

3. 冷凍庫を使わないアイスクリーム作り

次に紹介する自由研究ネタは、冷凍庫を使わずに作るアイスクリームである。この自由研究では、2つ以上の材料を合わせることでできる冷却剤「寒剤」の仕組みを体感できる。用意するものは、一般的な手作りアイスクリームの材料と、氷、塩、ジッパー付きビニール袋2枚、大きめのポリ袋1枚、タオル、軍手だ。

まず、混ぜ合わせたアイスクリームの材料を、ジッパー付きビニール袋へ入れ、さらにもう1枚の袋にいれて二重にしておく。次に、ポリ袋へ氷:塩=3:1程度の割合で入れる。ここへアイスクリームの材料を入れたビニール袋を入れ、ポリ袋の口をしっかり縛ろう。この時点でポリ袋は0℃以下になっているため、ケガ防止に軍手を使用してポリ袋をタオルで包む。この上からアイスクリームの材料をもむと、徐々に固まってくるのがわかるはずだ。

氷に塩を入れる前後や、アイスクリームが完成した時点の温度を測定して、比較すると、より一歩進んだ自由研究になる。温度が下がる現象の理屈を親子で調べてみるのも、自由研究としておすすめだ。

4. 簡単にできる手作りグミ

最後に紹介する、手軽な料理の自由研究は、手作りグミだ。この自由研究からは、動物性コラーゲンの一種であるゼラチンの凝固作用を観察できる。

必要な材料は粉ゼラチン10g、ジュース100ml、砂糖30gの3点のみだ。それに、100均に売っているようなかわいいシリコン型があると、子どもも実験をより楽しめるだろう。

グミを作る工程も簡単だ。粉ゼラチンをジュースでふやかしておき、電子レンジで30秒程度温めてゼラチンを溶かす。そこに砂糖を入れて溶かしたら、型へ流し入れて冷蔵庫で固めよう。

実は、グミの材料はゼリーとほとんど同じだ。そのため、鍋でゼリーを煮詰めて、冷やし固めることでもグミを作れる。このほか、寒天でもグミを作って比較してみるなど、さまざまな作り方をためして自由研究の幅を広げてみてはいかがだろうか。

結論

自宅で手軽に化学反応を見られる料理には、自由研究のアイデアがつまっていることがおわかりいただけただろう。自由研究という学習を通して、さらに美味しい料理やデザートができあがったら、子どもはもちろんお父さん、お母さんとしてもうれしい。この夏は、料理をとおして親子で楽しく自由研究をしてみよう。
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