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子供に料理のお手伝いをお願いするなら?実はピーラーは学びが多い!

子供に料理のお手伝いをお願いするなら?実はピーラーは学びが多い!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年7月29日

子どもに家事を手伝ってもらうことは重要である。しかし、どんなことができるか判断することは難しく、キッチンには危険も多い。そこでオススメなのが、ピーラーを使って皮をむく手伝いだ。どんな時に子どもの力を借りられるのかチェックしよう!

  

1. 子どもの手伝い、メリット・デメリットは?

デメリット~実はちょっと面倒

家事に終わりはなく、猫の手も借りたいほど次から次へと仕事がある。そんな家事を手伝ってもらえるのは嬉しいことだが、正直子どもに手伝ってもらいたいかというと微妙だ。なぜなら、子どもに料理を手伝わせると、余計な時間や手間がかかるからだ。しかも、子どもがやりたがる手伝いナンバーワンは"包丁"。自分でカットすれば1分とかからない材料でも、子どもに説明しながら、そして怪我をしないように注意しながら切ってもらうと何倍もの時間がかかってしまう。それに、キッチンに潜む危険は包丁だけではない。高温になるコンロやオーブンのほか、重いものや先の尖ったものなど危険なものはたくさんある。子どもに料理を手伝わせることは、実は少し面倒なのだ。

メリット~学びが多い

子どもは家事を手伝うことによって、多くのことを学ぶ。料理の方法やコツなどを覚えることはもちろんだが、それだけではない。子どもは見たもの全てに興味を持つので、なぜフライパンに油を引くのか、なぜ野菜を洗うのか、などたくさんのことに疑問を持ち、そして知識として蓄えていく。また、料理を手伝い、食材や調理の様子を間近で見ることによって、"食"に大きな興味を持つ。食べることは健康に直接関係するだけに、好き嫌いせず何でも食べることの重要性や栄養のバランスなど、食育の基礎を築くことができる。

2. 子どもはどんな家事を手伝える?

子どもにできることを考えよう

子どもに家事を手伝わせると言っても、どんなことができるのかわからないお母さんやお父さんは多いだろう。子どもの年齢にもよるが、火や包丁を使わせるにはなかなか勇気が必要だ。皿などの割れ物や重いものの扱いもできれば避けたい。また、水を使わせてキッチンが水浸しになるのも困る。

こうなると、子どもに安心して手伝わせられる家事などない気がする。しかし、子どもが料理の手伝いをできる年齢は2歳ほどだと言われている。言い換えると、2歳の子どもにキッチンで手伝いをさせている人もいるということだ。子どもの年齢や性格を考慮し、できることを考えよう。"切る""焼く"はできなくとも、"ピーラーを使って皮を剥く""葉物野菜を手でちぎる"はできるかもしれない。

子どもが楽しめる手伝いを提供する

料理を作るお母さんやお父さんを見て「手伝いたい」と訴える子どもに、「テーブルを拭いて」とか「お箸を並べて」と頼んだらどうなるだろう。きっと「他の手伝いをしたい」と答えるだろう。子どもは、大好きなお母さんやお父さんと同じことをしたがる。

子どもにもできる工程はどんどん手伝わせ、難しい場合は子どもが楽しめる手伝いを提案するといいだろう。例えば、包丁を使いたがった場合に年齢や性格的に危険だと判断したら、包丁と同レベルの魅力的な手伝いを提供するのだ。子どもは道具が大好きなので、ピーラーや泡立て器、マッシャーなどを使うシンプルな仕事でも十分楽しむことができるはずだ。

3. 子どもに手伝わせたい家事、"ピーラーを使う"

子どもにピーラーを使わせるときの注意点

普段どのようにピーラーを使っているか考えてみよう。恐らく、多くの人が利き手にピーラーを持ち、もう片方の手に野菜を持って使っているだろう。大人ならこの方法でも問題ないが、子どもの場合には手から野菜が滑ってしまうことがあるためオススメできない。

皮をむこうと力を入れた状態で野菜が滑り落ちてしまうと、ピーラーの刃が子どもの指や手などを傷つけてしまう危険性がある。子どもがピーラーを使うときには、まな板の上に野菜を置き、野菜をしっかりと上から押さえて固定した状態で皮をむくようにしよう。子どもの小さな手にフィットする子ども用のピーラーを用意すると、より安心だ。

ピーラーの仕事は皮むきだけじゃない!

ピーラーは主に野菜などの皮をむく時に使うが、それだけではない。ごぼうやニンジンをささがきにする時や、包丁では難しい薄さに切りたい時にも活躍する。子どもがピーラーを使ってスライスした野菜が料理に入って入れば、「自分で作った」と自慢したくなることだろう。

苦手な野菜でも食べられるかもしれない。サンドイッチ用のきゅうり、大根サラダ用の大根など、ピーラーが活躍する料理はたくさんある。たくさん手伝いをさせてあげよう!

結論

"子どもに手伝わせたい家事"について解説した。小さい子どもにできることは限られているが、挑戦もせずに親が「無理」と決めつけるのは良くない。怪我をしないように見守り、一つでもできることを増やしてあげよう。また、一緒にキッチンに立つことは、親子の貴重な時間となる。コミュニケーション不足を感じているパパは、週末の料理を担当して妻を労い、子どもとキッチンで仲良く過ごすことをオススメする。
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  • 公開日:

    2019年7月10日

  • 更新日:

    2019年7月29日

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