1. ベビーカーはいつからいつまで使える?

ベビーカーはいつから使える?
一般財団法人製品安全協会が定めているベビーカーの基準によると、ベビーカーには、生後1ヶ月または4ヶ月から使用できるタイプと、おすわりができるようになる生後7ヶ月から使用できるタイプがある。これらは、リクライニングできる角度によって使用できる月齢が定められている。
ベビーカーはいつまで使える?
一般財団法人製品安全協会が定めているベビーカーの基準によると、ベビーカーは最長で生後48ヶ月まで使用することができる。ピジョンが実施したアンケートによると、ベビーカーを3歳以上になっても使用していた人は、全体の2割である。
2. ベビーカーの種類

A型ベビーカー
一般財団法人製品安全協会が定めるベビーカーの基準では、生後1ヶ月または、生後4ヶ月から使用できるベビーカーを、A型ベビーカーと呼ぶ。A型ベビーカーはリクライニングの角度がほぼ水平になり、赤ちゃんを寝かせた状態でも使用できることが特徴だ。
B型ベビーカー
一般財団法人製品安全協会が定めるベビーカーの基準で、生後7ヶ月から使用が可能になるものが、B型ベビーカーだ。リクライニングは基本的に浅めにしか倒すことができないため赤ちゃんをおすわりさせた状態で使用し、A型よりもコンパクトな構造になっていることが特徴で軽いタイプが多い。
三輪ベビーカー
一般的なベビーカーと違い、タイヤの数が、前輪が1つ、後輪が2つの三輪になっているものが三輪ベビーカーだ。タイヤが三輪になっている分、カーブがしやすくスムーズに動くので、デコボコ道や坂道でも楽に押すことができる。ただ、三輪は四輪ベビーカーに比べ、どうしても構造上横からの揺れに弱い。そのため安定性を保つためにも重量は10kg以上の重めなタイプが多い。
シートの向き
ベビーカーの種類は、シートの向きでも分けられる。赤ちゃんを見ながら押せる両対面式タイプと、赤ちゃんに外の景色が見えるように押す背面式タイプがある。両対面式タイプは、赤ちゃんの状態に合わせて背面式にも切り替えが可能だ。一般的に両対面式はA型ベビーカーに多い。
3. ベビーカーの選び方

使用期間によって選ぶ
1ヶ月検診から使用したい場合は、生後1ヶ月から使用できるA型ベビーカーを選ぶといいだろう。また、生後しばらくは利用する機会が少ない場合や、2台目として購入する場合はB型ベビーカーがおすすめだ。B型ベビーカーの方が、コストが抑えられ、軽量でお出かけに持って行きやすいため、使用期間をよく考えて購入するといよい。
ライフスタイルに合わせて選ぶ
主な交通手段に合わせて
電車やバスをよく利用する場合は、軽量で簡単に折り畳めるものがよい。また、車での移動が多く、トランクにベビーカーを収納する場合も、軽量でコンパクトに折り畳めるものがおすすめだ。B型ベビーカーの方がコンパクトなものが多いが、A型ベビーカーでも軽量なタイプもあるので、検討してみよう。
住んでいる環境に合わせて
家の周りにデコボコ道が多く、ベビーカーが押しづらい場合は、スムーズに押せる三輪ベビーカーを選ぶとよい。また、お散歩コースに日陰が少ない場合は、日よけカバーが大きいもの、太陽の向きによってシートの向きを変えられる両対面式タイプのものがおすすめだ。
SGマークが付いているものを選ぶ
SGマークは、製品安全協会の厳しい認定基準に適合していることを示すマークだ。これは、ベビーカーを折り畳むときに指を挟みにくい構造になっているか、電車のドアに挟まれたときに検知されやすい構造であるか、など細かいことまでクリアできているということなので、安心して使用できる。赤ちゃんのためにも、安全なものを選ぶことが重要だ。
結論
ベビーカーの種類や選び方を紹介した。ライフスタイルや予算、安全性など、自分が絶対に譲れない重要なポイントを整理して、希望どおりのベビーカーを見つけよう。ベビーカーを購入することで、赤ちゃんとの生活にまた一つ楽しみが増えるだろう。