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文部科学省も推奨!読み聞かせのすごい効果とは?年齢別のコツも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年7月29日

遊びの一環として、寝かせつけとして、親子の関わりの中で絵本の読み聞かせをする機会は多い。育児書や子育てサイトでもよく読み聞かせはすすめられているが、実際のところどのような効果があるのだろうか。最新の研究を踏まえて、その効果とより効果的な読み聞かせのコツを紹介する。

1. 文部科学省もすすめる読み聞かせ

文部科学省は、読書を「子どもが、言葉を学び、感性を磨き、想像力を豊かにし、人生をより深く生きていく上で欠くことのできないものである」として、4月23日を「子ども読書の日」と定めている。

同省のパンフレット「絵本で子育てを楽しく」によると、幼少期からの読み聞かせにより、将来の読書に対する興味や就学後の授業に対する楽しさが高まるという。さらに読書を好きな子どもは国語や算数、数学の成績が有意に高いという。このように幼少期の絵本とのふれあいは、将来の学業の土台となっていくことが示唆されている。

2. 研究でわかった効果

脳科学研究において、読み聞かせは喜怒哀楽を司る大脳辺縁系が活発になり豊かな情緒を育むことがわかっている。発達心理学研究では、コミュニケーションの力を育て「自ら学ぶ力」の土台となる、という報告がある。

また東北大学の川島隆太教授によると、読み聞かせは親にもメリットがあるという。8週間の読み聞かせの結果、「落ち着きがない」「機嫌が悪い」などの子どもの問題行動が減り、親のストレスが軽減されたのだそうだ。さらにこの研究では、子ども自身のことばの力が向上したことも指摘されていた。

以上から、読み聞かせは脳の活性、心の発達、ことばの発達、問題行動に効果を発揮するだけでなく、親のストレス軽減にも効果があった。

3. 読み聞かせは幼児だけでなく小学生や中学生になっても意味がある

文部科学省の平成30年度「子どもの読書活動推進計画に関する調査研究」報告によると、高学年までの読み聞かせ継続が読書率を向上させるとされている。読書と学力の関係は、先に書いた通りだ。

またある研究では、中学生に対し教師が読み聞かせを実施した結果、中学生の教師に対する信頼感が高まった。しかも中学生には、ストレスの緩和、心の安定、対人関係の向上、自己肯定感の構築などの効果認められたという。

以上のように幼児に対してのみではなく、小学生・中学生になっても情緒などの点において読み聞かせはよい効果があるのだ。

4. 年齢別の効果を高める読み聞かせのコツ

読み聞かせの効果をより引き出すには、どのようなコツがあるのだろうか。子どもの年齢別に紹介しよう。

【0〜1歳】言葉は分からなくても、音は聞こえている

低月齢の赤ちゃんは目もはっきりと見えず、言葉も理解できないが、声かけをする事でことばを吸収する。そのため声をかける関わりは大切だ。目が見えてくると絵を目で追ったり、笑ったりするようになる。抱っこしたり膝に乗せたりして、触れ合いながらゆっくり、優しい声で読んであげよう。

【1〜2歳】無理はせず子どもが楽しめる工夫をしよう

この頃の子どもはまだじっとしていることが難しく、絵本を読み始めてもうろうろしたり、読んでいるページをめくってしまったりする。からだを動かすことが楽しい時期なので、短い絵本にしたり、興味をひくリズムの絵本を選ぶなど工夫をしてみよう。

【2〜3歳】繰り返しを楽しみたい気持ちを尊重しよう

これまでに比べ、ストーリーが少しずつわかるようになってくるが、すぐに覚えることはまだできないため、何度も繰り返し読んでほしがる。親としては大変だが、子どもにとって繰り返すことはとても大切だ。

【3〜5歳】興味の幅が広がる時期、ことばやジャンルを増やしていこう

どんどん行動範囲が広がり、色々なことに興味を持つこの年齢の子どもは、ことばも爆発的に増える。子どもの興味の広がりに合わせて、読み聞かせる本も展開しよう。一方で、同じ本でも子どもの成長によって新しい発見もある。気に入っている本なら、対象年齢より子どもが大きくなっても読み聞かせてあげよう。

【6歳〜】子どもが求める限り読み聞かせを続けよう

この頃になると、ほとんどの子どもが文字を読めるようになる。しかし自分で読むと、まだ文字を追うのに必死な状態だ。人に読んでもらうことで内容に集中することができるため想像力が育つ。子どもが読んで欲しがるならどんどん読み聞かせをしていこう。

結論

絵本の読み聞かせは、子どものことばや学力の向上だけではなく、情緒の形成にも効果があることがわかった。また親にとってもストレスの軽減というメリットが期待できる。読み聞かせを意識して親子の時間に取り入れてみよう。これからの子育てがもっと楽しく、有意義なものになるだろう。
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