1. 親子でハーブを育てるメリットは?

食育につながる
近年よく耳にする「食育」。農林水産省によると、食育とは「様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」、そして「心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性を育んでいく基礎となるもの」である。
健康な体の基礎となる食の大切さを知り、食に対する意識を高めることを目的としている。例えば、子どもが苦手な野菜を家庭で育てる経験をすると、まずその野菜を「食べてみよう」と思うだろう。そして、自らが育てた野菜を大切に思い、残さず、無駄にせず食べるだろう。栄養バランスのとれた健康的な食生活も大切だが、まずは子どもに食への興味を持たせ、食を大切にさせることも立派な食育なのである。
健康な体の基礎となる食の大切さを知り、食に対する意識を高めることを目的としている。例えば、子どもが苦手な野菜を家庭で育てる経験をすると、まずその野菜を「食べてみよう」と思うだろう。そして、自らが育てた野菜を大切に思い、残さず、無駄にせず食べるだろう。栄養バランスのとれた健康的な食生活も大切だが、まずは子どもに食への興味を持たせ、食を大切にさせることも立派な食育なのである。
小スペースでも栽培できる
近年、家庭菜園が人気である。単に趣味ではなく、野菜の価格高騰、農薬や放射能の問題などによる食の安全性の低下など、様々な理由で家庭菜園を始める人が増えている。子どもと一緒に広い庭で野菜を育てる姿を夢見る人もいるだろう。
しかし、都会の小さな住宅やマンションではちょっと難しい。そこでオススメなのがハーブだ。ハーブは小さな鉢やプランターで育てることができるため、小さな庭やベランダ、そして家の中でも栽培することができる。手入れが簡単なものも多い。小さなスペースでも栽培でき、初心者にも育てやすいハーブをぜひ子供と一緒に育ててみよう。
しかし、都会の小さな住宅やマンションではちょっと難しい。そこでオススメなのがハーブだ。ハーブは小さな鉢やプランターで育てることができるため、小さな庭やベランダ、そして家の中でも栽培することができる。手入れが簡単なものも多い。小さなスペースでも栽培でき、初心者にも育てやすいハーブをぜひ子供と一緒に育ててみよう。
2. 子どもと一緒に育てるハーブ、オススメは?

ハーブ選びのポイント
子どもにとって初めてのハーブ栽培、どんな種類を選べば良いだろう。育てやすく、料理に使えるものがオススメだ。子供は自分が育てたものを大切にする。その大切なハーブが料理に使われれば、苦手な食材が含まれていたとしても食べてみるだろう。
香りの強いものや飾りとしての要素が強いものなどハーブの種類は様々だが、まずは子どもが食べられる料理に使えるハーブを育ててみよう。
香りの強いものや飾りとしての要素が強いものなどハーブの種類は様々だが、まずは子どもが食べられる料理に使えるハーブを育ててみよう。
オススメのハーブ
- バジル
様々な料理に活躍するバジル。パスタやピザだけでなく、タイ料理のガパオライスも子供にとって食べやすいメニューだ。 - ローズマリー
ローズマリーは、肉料理・魚料理のどちらとも相性が良く、粉ふきいもにも合う。緑と薄紫が美しく、室内をおしゃれに演出してくれる。 - ルッコラ
ルッコラは育ちが早くあまり手入れを必要としないため、初心者にぴったりのハーブである。そのままサラダとして食べられる点もポイント。 - イタリアンパセリ
イタリアンパセリは、見た目の可愛らしさがポイント。パスタなどにちょこっとのせるだけで華やかになる。 - ミント
レモンの輪切りをグラスに入れてその上にミントを乗せ、水を注げば爽やかなミント風味のレモンウォーターとなる。
3. ビギナーでも簡単!ハーブの育てかた

ハーブ栽培に必要なもの
- プランター
栽培するハーブの種類や置く場所によって決める。大きめのプランターに複数の種類のハーブを植える"寄せ植え"も可能だが、ハーブにも相性があるため組み合わせは要注意。水はけ用の穴のある鉢植えプランターを選ぶこと。 - 土
酸性度の強い土ではハーブは育ちにくいため、初心者にはハーブ用の土を使うことをオススメする。肥料が含まれている土もあるため、肥料を追加する際には与えすぎにならないように注意。 - 肥料
基本的に、ハーブに肥料はあまり必要ない。むしろ、少ない肥料で育てられたハーブの方が香りは良くなる。種や苗を植える際の元肥、成長段階で与える追肥、そして収穫後の礼肥だけはしっかりとまこう。 - 鉢底石
鉢の水はけを良くするためにプランターの底に敷く石。水はけが悪いと根腐れが起こりやすいため、ハーブ栽培の必需品である。
そのほかにも、ジョウロや剪定バサミ、スコップなどのツールも必要だ。
ハーブ栽培のポイント
ハーブの原産地は地中海地方である。乾燥している地域であるため、水やりを過剰に意識する必要はない。室外で栽培している場合には雨に任せ、プランターや鉢植えの場合には土の表面が乾いたら水やりをするくらいで十分である。
あとは日当たりの良い場所を選び、少なくとも半日はハーブが日に当たる状態を作ろう。ハーブは生命力が強く、毎日しっかりと世話をしなければ枯れてしまう、ということはない。子どもと世話の約束を決め、気楽に楽しく育てよう。
あとは日当たりの良い場所を選び、少なくとも半日はハーブが日に当たる状態を作ろう。ハーブは生命力が強く、毎日しっかりと世話をしなければ枯れてしまう、ということはない。子どもと世話の約束を決め、気楽に楽しく育てよう。
結論
子どもと育てるハーブについて解説した。苦手な食べ物を子どもに食べさせることは容易ではない。まずはいろいろな食べ物に興味を持たせ、「食べてみよう」「どんな味かな?」と思わせることが大切である。植物を育てる楽しみを教え、コミュケーションのきっかけを作るハーブ栽培。子どもが小さいうちにぜひ始めよう!