1. 手作り紐通しの材料を揃える

今回は、ストローを使った基本的な紐通しを作成する。まず、手作り紐通しに必要な材料を揃えよう。
ストロー
100均では、タピオカやスムージーなど、固形物が入った飲み物に使う太口ストローが販売されている。ストローの口が太ければ太いほど紐通しの難易度が下がるため、子どもの年齢が低い場合にはできるだけ太めのストローを選ぼう。また、太い方が加工がしやすいので初めての工作にも向いている。
紐
紐通しに使う紐は100均で手に入る靴紐、工作用紐、毛糸、ヘアゴムなどを使用しよう。なかでもおすすめなのが、Tシャツなど布の端材を糸状にした「ズパゲッティ」という手芸用の編み糸だ。
この糸は太さもちょうどよく、耐久性もあり、布製のため手触りもよい。この糸を使った編み物が流行っているので、100均でも色や柄などバリエーション豊かなラインナップとなっている。かわいい柄や色の紐を使えば、手作り紐通しがもっと素敵になるだろう。
この糸は太さもちょうどよく、耐久性もあり、布製のため手触りもよい。この糸を使った編み物が流行っているので、100均でも色や柄などバリエーション豊かなラインナップとなっている。かわいい柄や色の紐を使えば、手作り紐通しがもっと素敵になるだろう。
デコレーションアイテム
用意したストローをカットして、紐通しのパーツとして使用する。最後は、紐通しに使うパーツのデコレーションアイテムを用意しよう。ストローの周りに付けられるようなフェルトや色紙、シールなどを好みに合わせて選ぶ。子どもがまだ小さい場合には、誤飲の原因となるため細かすぎるパーツは避けよう。
2. 手作り紐通しのパーツを作る

材料を用意したら、実際に紐通しのパーツを作ろう。まず、購入したストローを好みのサイズにカットする。ストローの長さが長くなると紐を通すのが難しく、短すぎると管理がしにくいため、最初は5センチ位の長さでカットしよう。そのあと実際に遊んでみて、子どもの反応に合わせて長さや難易度を調整する。
ストローをカットしたら、周りにフェルトやシールを貼り付けてデコレーションを行う。長く遊ぶためにも、デコレーションは剥がれないようにしっかりと固定しよう。
ストローをカットしたら、周りにフェルトやシールを貼り付けてデコレーションを行う。長く遊ぶためにも、デコレーションは剥がれないようにしっかりと固定しよう。
3. 手作り紐通しで遊ぶ

紐通しのパーツが完成したら、実際に紐を通して遊んでみよう。紐はどちらか片方を真結びして止めておくと、通したパーツが外れないのでおすすめである。子どもがなかなか遊んでくれない場合には、目の前でお父さんやお母さんが遊んで見せて使い方を教えよう。
パーツをカラフルにしておけば色を覚える練習に、パーツに数字を書いておけば数字を覚える練習にもなるだろう。声掛けをしながら一緒に遊んで、手作り紐通しを活用しよう。
パーツをカラフルにしておけば色を覚える練習に、パーツに数字を書いておけば数字を覚える練習にもなるだろう。声掛けをしながら一緒に遊んで、手作り紐通しを活用しよう。
4. 年齢別!紐通しのおすすめアレンジ

紐通しは、パーツ部分を変えるだけで年齢に合わせたアレンジができる。次は、年齢別におすすめのアレンジを紹介する。
0~1才向けアレンジ
0~1才児には、ストローのパーツは少し小さすぎるかもしれない。その場合、厚紙やダンボール、空き箱などを利用して大きなパーツを作ろう。材料を丸や四角、星型など好きな形にカットして、真ん中に大きめの穴を開ける。こうすると、パーツと紐を通す部分が大きくなるので、難易度が下がり遊びやすくなる。年齢が上がってきたら、穴やパーツをどんどん小さくしていこう。
2~3才向けアレンジ
2~3才児には、今回紹介したストローの紐通しがちょうどよい難易度となる。ストローのサイズや糸の太さを変えれば、簡単に難易度の調整が可能だ。
4~5才向けアレンジ
4~5才児になると、もっと細かい作業が可能になる。100均にある大きめのビーズなどを使えば、より遊びごたえがあるだろう。ビーズを使って紐通しで遊んだあとは、端を結んでブレスレットなどにしてあげると、2度楽しめる。
結論
今回は、手作り知育おもちゃ「紐通し」の作り方を紹介した。紐通しは知育おもちゃの中でも低年齢から遊べて、年齢によって難易度が変えられるためチャレンジしやすいおもちゃだ。購入すると高価な知育おもちゃも、100均グッズで手作りすればお得に遊ぶことができる。なにより、お父さんやお母さんの手作りの紐通しは、子どもたちにとって宝物になるだろう。この機会に、ぜひ手作り紐通し作りにチャレンジしよう!