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【2020年必修化】プログラミング教育の目的や必要性を知りたい!

投稿者:
ライター 今井里香(いまいりか)

2019年8月16日

2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育は、多くのお父さんお母さんが注目している話題の一つではないだろうか。しかし、その詳細については「あまりよくわからない」と感じている方が多いかもしれない。そこで今回は、プログラミング教育の目的やその効果など、多くの方が気になる疑問について解説しよう。

1. 2020年度プログラミング教育が小学校で必修化!

2020年度に、小学校でプログラミング教育が必修化される運びであるが、この背景には、急速に進む社会のIT化がある。

文部科学省「未来の学びコンソーシアム」は、「ヨーロッパでは、若者が職業に就くためにIT力は欠かせない要素であると認識されている。そして実際に90%以上の職業で、程度の差はあるもののITスキルを必要としており、多くの国で学校のカリキュラムにプログラミングを導入している。」と述べている。

日本では今後、IT人材不足が深刻化すると懸念されており、また日本においても今後の発展には子どもの頃からのIT力強化が必要不可欠であると考え、プログラミング教育を必修化することとなった。

なお、小学校のプログラミング教育は、「プログラミング」という教科を新規に設けるのではなく各教科の中に取り入れるなど、その取り組み方は各学校や先生の裁量に任されることとなる。

2. 中学校・高校のプログラミング教育はどうなるの?

「小学校のプログラミング教育必修化はよく聞くけど、中学校や高校はどうなの?」と気になった方もいるのではないだろうか。

中学校でプログラミング教育の必修化が全面実施になるのは、2021年度からであり、「技術・家庭」のうち、「技術」分野で扱われる。

技術の分野は4つに分かれており、その一つ「情報の技術」の中でプログラミング教育が行われることとなる。なお、どの学年で取り扱うかは、学校のカリキュラムなどによって異なる。

高校は2022年度からプログラミング教育が学年進行で実施となる。これまでも行われていた情報科の授業の中に、プログラミング教育を盛り込んでいくこととなる見込みだ。

3. プログラミング教育の目的は?

「プログラミング教育」と聞くと、「プログラミングをできるようにするんでしょ?」と思う方が多いのではないだろうか。しかし、プログラミング教育の目的は、「プログラミングができるようになること」だけではない。

文部科学省はプログラミング教育の目的について、「プログラミングを通しプログラミング的思考を身につけ、コンピュータ等を利用した問題解決能力を高めたり、各教科のより深い学びにつなげたりする。」といった内容を述べている。

「プログラミング的思考」とは、プログラミングの際に欠かせない考え方のことだ。コンピュータを動かすためには、どのように動けばよいかという指示を、人間からコンピュータに伝えなければならないが、その時に「プログラミング言語」という言葉を使う。この言葉がうまく伝わらないと、コンピュータは正しく動いてくれないのだ。

プログラミング言語を駆使し、上手なプログラミングを行うためには、「物事を整理し簡潔に考える」といった論理的思考が必要となる。そのため、プログラミングを通し、論理的思考が身につくことが期待されている。

また、プログラミングの過程には、失敗や問題がつきものだ。そういった問題を試行錯誤しつつ解決することで、問題解決能力が養われるともいわれている。プログラミング教育を通じて身につくさまざまなプログラミング的思考を、他の学びにも役立てることがプログラミング教育の真の目的といえるだろう。

4. プログラミング教育の必要性って?

プログラミング教育必修化の背景については既に述べたが、「それだけで本当に、プログラミング教育を必修とする必要はあるのか」と疑問に思っている方もいるかもしれない。プログラミング教育の必要性は、どういったところにあるのだろうか?

今後IT化だけではなく、世界のグローバル化もますます進んでいくと考えられる。そういった変化の激しいグローバル社会を生き抜くためには、自分で問題を見つけ、情報を活用したり他人と協力したりしながら問題を解決する能力が必要不可欠だといわれている。こういった能力を育てるためにも、プログラミング教育が効果的だと考えられているのである。

つまり、将来プログラマーやエンジニアなどにならなくても、プログラミングを学ぶこと自体に意味があるととらえられているのだ。

結論

プログラミング教育は、必修化に向けてさまざまな問題も懸念されているが、プログラミング教育自体は、これからの子どもたちにとって生きる力を育てる重要なものだといえる。多くのお父さんお母さんにとって、プログラミングはあまり身近ではないかもしれないが、そんな方はこの機会に、子どもと一緒に論理的思考を鍛える遊びを取り入れてみてはいかがだろうか。
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