1. まずは両足ジャンプの練習から

まずは、縄跳びで必要となるジャンプの練習から始めよう。ジャンプの練習も、段階を経て少しずつ進めていくことが大切だ。
ヘビさん
縄跳びをニョロニョロ動かし、子どもに跳び越してもらう。上手に跳び越せるようになってきたら、少しずつ縄の動きを大きくしてみよう。
両足ジャンプ
次に両足でジャンプをする練習をする。ケンケンパ遊びのように、丸の中を両足でジャンプさせると、楽しみながら両足ジャンプの感覚を体感できる。
両足でジャンプをする感覚をつかんだら、タオルなどを床に置き手拍子などに合わせて飛び越させると、リズミカルに跳ぶ練習になる。
両足でジャンプをする感覚をつかんだら、タオルなどを床に置き手拍子などに合わせて飛び越させると、リズミカルに跳ぶ練習になる。
真上に跳ぶ練習
実際に縄跳びを跳ぶ時には、真上に跳ぶことが必要だ。なかなか真上に跳べない子どもには、お父さんお母さんが背後から子どもの肩を上から軽く押さえ、その手を押し上げるように跳んでもらうと、上に跳ぶ感覚をつかみやすくなる。
大波小波
大波小波は、両端を持ってゆっくり揺らした縄を、歌に合わせてタイミングよく跳ぶ遊びだ。お父さんお母さんも、小さいころに遊んだ記憶があるのではないだろうか。
この遊びを繰り返すことで、リズミカルに縄を跳び越す練習になる。最初は歌を歌わずにゆっくり縄を揺らし、足元に縄がきたらジャンプをすることに慣れるようにしよう。
また、大波を跳ぶとき、縄の動きに合わせ子どもの両手を上下に動かすようアドバイスすれば、実際の縄跳びのときの、「手が下にきたときにジャンプする」という動きにつながるだろう。
この遊びを繰り返すことで、リズミカルに縄を跳び越す練習になる。最初は歌を歌わずにゆっくり縄を揺らし、足元に縄がきたらジャンプをすることに慣れるようにしよう。
また、大波を跳ぶとき、縄の動きに合わせ子どもの両手を上下に動かすようアドバイスすれば、実際の縄跳びのときの、「手が下にきたときにジャンプする」という動きにつながるだろう。
2. 縄を回す練習をする

次に縄を回す練習をする。まずは縄跳びを半分に折って片手に持ち、同じリズムで回す練習から始めよう。手拍子や歌などに合わせると、リズムよく回しやすいだろう。そしてこのとき、脇を締めて手首を使って回すように声をかける。
同じリズムで回せるようになったら、縄を片手で回しながら、縄が地面に着いたタイミングでジャンプをする練習をする。
次に半分に折った縄跳びを両手にひとつずつ持ち、同じような手順で練習を進める。両手に縄を持ち、タイミングよくジャンプができるようになったら、いよいよ縄跳びにチャレンジだ。
同じリズムで回せるようになったら、縄を片手で回しながら、縄が地面に着いたタイミングでジャンプをする練習をする。
次に半分に折った縄跳びを両手にひとつずつ持ち、同じような手順で練習を進める。両手に縄を持ち、タイミングよくジャンプができるようになったら、いよいよ縄跳びにチャレンジだ。
3. いよいよ縄跳びを持ってチャレンジ

ここまでスムーズにできるようになったら、縄跳びにチャレンジしてみよう。
縄の長さをチェック
跳ぶ前に、縄跳びの長さをチェックしよう。縄を両足で踏んでグリップを持ち、脇を閉じたときにひじが90度になる長さに調節する。グリップの持ち方は、グリップに親指を添えるようにして持つと回しやすいようだ。
魔法の縄跳びで縄を回すタイミングを体感
子どもの縄跳びの真ん中に別の縄跳びを結び付ける。そして結び付けた縄跳びのはしをお父さんお母さんが持って長縄跳びを回す要領で回すと、子どもの縄が勝手に回ってくれるので、縄を回すちょうどよいタイミングを体感することができるだろう。
前跳びにチャレンジ
最初はゆっくりと、縄が地面に着いたら跳び越すというタイミングを確認する。少しずつスピードを上げてスムーズに跳び越せるように練習しよう。
なかなかうまくいかない場合は、縄の真ん中におもりになるものを取り付けると、縄を回す感覚が子どもに伝わりやすくなるため効果的だ。おもりにはトイレットペーパーの芯がちょうどよい。カラフルに色付けしたり、イラストを描いてあげたりするとさらにモチベーションがアップするかもしれない。
なかなかうまくいかない場合は、縄の真ん中におもりになるものを取り付けると、縄を回す感覚が子どもに伝わりやすくなるため効果的だ。おもりにはトイレットペーパーの芯がちょうどよい。カラフルに色付けしたり、イラストを描いてあげたりするとさらにモチベーションがアップするかもしれない。
4. いろいろな跳び方にチャレンジしてみよう

縄跳びの前跳びができるようになると、さらにいろいろな跳び方にチャレンジできるようになるだろう。このときもいきなり難しい技にチャレンジするのではなく、少しずつ難しいワザに移行するようにしよう。
また、前跳びの練習同様、動きをひとつずつ分解し、それぞれの動きごとに練習させることで無理なくステップアップできるだろう。
また、前跳びの練習同様、動きをひとつずつ分解し、それぞれの動きごとに練習させることで無理なくステップアップできるだろう。
結論
自分で縄を回しタイミングを合わせて跳び越すという一連の動作は、一度にやろうとすると難しく感じるが、一つひとつの動きを分解し動きごとに練習することで、難易度が低くなるのではないだろうか。また一つひとつのステップを確実にクリアしていくことで、達成感も味わうことができるかもしれない。縄跳びに限らず子どもの「苦手」に直面したときは、スモールステップで練習することを意識してみてはいかがだろうか。