目次
- 1. 生後3ヶ月の赤ちゃんの特徴
- 2. 生後3ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊び道具
- 3. 生後3ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ遊びは?
- 4. 生後3ヶ月の赤ちゃんがお出かけ先で遊べるおもちゃは?
- 5. 生後3ヶ月の赤ちゃんとの遊びで注意すること
- 6. 生後3ヶ月の赤ちゃんは遊びが大好き!積極的にコミュニケーションを
1. 生後3ヶ月の赤ちゃんの特徴

遊びの前に、まずは生後3ヶ月の赤ちゃんの特徴について解説していこう。
生後3ヶ月の赤ちゃんの身長と体重
もちろん個人差はあるが、赤ちゃんは産院を退院してからの1ヶ月間、1日あたり約40gずつ体重が増えるといわれている。生後3ヶ月といえば出生時の約2倍の体重になっている頃だろう。身長も出生時から平均12〜13cm伸びている頃だ。
首が据わり始める時期
生後3〜4ヶ月の間に、約6割以上の赤ちゃんは首が据わり始める。うつ伏せに寝かせたとき、頭を持ち上げることもできるようになる。ガラガラやボールなど、軽くて握りやすいものを少しの間持てるようにもなるため、生後3ヶ月頃はちょうど「おもちゃ遊びができるようになる時期」といえるだろう。
生活リズムができ始める時期
生後3ヶ月頃は、徐々に生活リズムが形成され始める時期でもある。赤ちゃんによっては夜から朝まで、ある程度まとまって睡眠をとるようになることもある。朝目覚め、夜眠るというリズムを大切にしてあげたい時期だ。
徐々にコミュニケーションが取れるようになる
動くものを目では追うが無表情、といったことが多かった赤ちゃんも、生後3ヶ月頃になると「いないいないばあ」で声を出して笑うようになる。お母さんやお父さんと少しずつコミュニケーションが取れるようになるので、ぜひたくさん遊びを取り入れてほしい時期だ。
2. 生後3ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊び道具

生後3ヶ月の赤ちゃんにおすすめの遊び道具(おもちゃ)を紹介していこう。
軽くて握りやすいおもちゃがおすすめ
生後3ヶ月の赤ちゃんは、軽くて握りやすいおもちゃを持たせるとギュッと握ってみたり、振り回してみたりして遊ぶようになる。音の識別もできるようになってくるので、音が出るおもちゃもおすすめだ。
ガラガラ
上述のように音の識別ができるようになる生後3ヶ月頃の赤ちゃんには、ガラガラが遊びやすい。小さな手でも持ちやすいうえ、自分で振って音を出せるため、赤ちゃんにとっては不思議で面白い。まだ自分で握らない場合は、カランカランと振ってあげて目で追わせたり、音を感じてもらったりしよう。楽器の前段階のリズム遊びにもなるのでおすすめだ。
大人の手のひらサイズのぬいぐるみ
生後3ヶ月の赤ちゃんは何事にも興味津々で、手にしたものを口に運んで舐めたり噛んだりするようになる。遊び道具を赤ちゃんが飲み込めないよう、大人の手のひらサイズのぬいぐるみを選ぼう。
握れるところがあるボール
生後3ヶ月の赤ちゃんは両手でひとつのものを持つことが難しいため、オーボールなど片手で掴みやすいボールが遊びやすくておすすめだ。握って振り回すうちにポーンと飛んでいったり、ころころ転がったりするため、動くものを目で追うようになった生後3ヶ月の赤ちゃんにはまさにピッタリなおもちゃだ。
3. 生後3ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ遊びは?

続いて、生後3ヶ月の赤ちゃんとの遊びについて見てみよう。たとえば次のような遊びを通してスキンシップといったコミュニケーションを取ってみてはいかがだろうか?
定番の遊び「いないいないばあ」
冒頭でもお伝えしたように、生後3ヶ月頃の赤ちゃんはいないいないばあで笑うようになる。手で顔を覆うベーシックないないいないばあでもOKだが、バリエーションを増やすのもおすすめだ。たとえば物陰(ふすまやカーテンなど)に隠れて顔を出すといったやり方がある。
音を鳴らす遊び
赤ちゃんの顔の前で指を鳴らす(優しく手を叩く)、おもちゃのラッパを鳴らすなどして、赤ちゃんに「音」が出る楽しさを感じてもらおう。あくまで優しく出すことを心がけてほしい。ときどき手や指、おもちゃのラッパなどを動かしてあげると、動きも認識できるのでおすすめだ。
ゆりかごのように揺らす遊び
仰向けに寝た状態でおなかに赤ちゃんを座らせる。両脇をしっかり支えてあげたら左右にゆら〜りゆら〜りと揺らしてあげよう。このとき、歌いながらであったり、どんぶらこなどと声をかけたりしてあげるとリズム感も養われる。
4. 生後3ヶ月の赤ちゃんがお出かけ先で遊べるおもちゃは?

生後3ヶ月の赤ちゃんと一緒にお出かけすることもあるだろう。不安な点も多いかもしれないが、ポイントを押さえておけば安心だ。お母さんお父さんが笑顔で過ごすことは育児において大切なことのひとつである。息抜きのためにもぜひ外出してみよう。そんなときおすすめの遊び道具を紹介する。
日本育児「はらぺこあおむし ソフトブック ミニ」
1冊で数字・色・物の名前を学べる布絵本だ。肌触りが異なる素材を使用しているので、クシャッと握るだけでも楽しい。ピッと音がなるページもあるので音も楽しめるうえ、ベビーカーやチャイルドシートに取り付けられるので、車中でも赤ちゃんが遊びを楽しめる。
アポロ社「ミッフィー おでかけかさかさ」
手触りのよい布素材で、裏はパイル地でできている。赤ちゃんが好きな「かさかさ」音がするので、触っているだけでも楽しい遊びになるだろう。また噛み噛みできる歯固めのほか、本体にはフック型のクリップが付いているため、ベビーカーや車などにも取り付け可能だ。
5. 生後3ヶ月の赤ちゃんとの遊びで注意すること

生後3ヶ月の赤ちゃんとの遊びで注意したいポイントをお伝えしておこう。
飲み込めるサイズの遊び道具はNG
生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、手にしたものをそのまま口に持っていく。くれぐれも飲み込んでしまうようなサイズの遊び道具は避けよう。
素材やパーツにも気をつける
サイズとあわせて、舐めたり噛んだりしても問題ない素材であることは必ず確認しておこう。また遊び道具のパーツにも注意が必要だ。小さなネジなど細かいパーツが使われている遊び道具だった場合、なにかの拍子に外れて赤ちゃんが飲み込んでしまうリスクがゼロではない。
外出するなら「授乳室」「オムツ替えスペース」の確認を
生後3ヶ月の赤ちゃんを連れて外出するときは、授乳室やオムツ替えスペースがある施設かどうか、事前にできる限りリサーチしておくと安心だ。
6. 生後3ヶ月の赤ちゃんは遊びが大好き!積極的にコミュニケーションを

生後3ヶ月の赤ちゃんは、さまざまな物事に対する反応がよくなり好奇心も旺盛になる。紹介できたのはごく一例だが、道具を使わない「いないいないばあ」といった遊びでも十分、コミュニケーションを重ねることが可能だ。ぜひ積極的に遊びを取り入れて、赤ちゃんとのコミュニケーションに役立てよう。
結論
生後3ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ遊び方やおすすめの遊び道具、お出かけ先に持っていくのにちょうどよいおもちゃなどを紹介してきた。ガラガラやボールなどの生後3ヶ月の赤ちゃんにピッタリなおもちゃは、視覚や聴覚といった五感を刺激し好奇心を高めてくれるだろう。笑顔で優しく声をかけたり歌ったりしながら、楽しい遊びの時間を過ごしていただきたい。