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リトミックは何歳から?効果や費用の相場などを調査

リトミックは何歳から?効果や費用の相場などを調査

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2019年8月 7日

低年齢から始められる習い事として、注目されているリトミック。何となく名前は知っていても、実際にどのようなものなのか、どんな効果があるのかを詳しく知っている方は少ないのではないだろうか?そこで今回は、リトミックの効果や内容、始める時期やかかる費用などについて紹介していこう。

  

1. リトミックとは

リトミックの発祥

リトミックは、スイス・ジュネーブの作曲家で音楽教育家でもあるエミール・ジャック=ダルクローズ博士が、20世紀の初めに考案したものである。ジュネーブ音楽院に教授として在籍していたときに、高い音楽技術力がある学生たちでも、重要な音を聴き取って感じ取る能力に欠けていると気付き、それを補うための音楽教育法として取り入れたのが始まりだ。

リトミックの発展

リトミックは、当初は音を聴き取って歌う練習や歌う際に手を動かす練習などによって、学生たちの音楽について考える能力を伸ばし、音楽的能力を育てるものであった。しかし、それだけでなく、社会性、協調性、積極性などの人格形成に役立ったり、注意力や集中力、思考力などの潜在的な能力を育んだりすることがわかった。リトミックは総合的な人間教育の手段として欧米各国に広まり発展していったのである。

リトミックの内容

リトミックで得られる総合的な能力は、大人よりも子どもの方が早く身につくことがわかり、現在では音楽教室や幼児教室で行われるようになった。リトミックは、一見ダンスやお遊戯のように見えるが、前もって決められた動きを記憶して繰り返しているわけではない。指導者が演奏する音楽を聴き、それに反応し、動きを考えて身体を動かすものだ。

リトミックの効果

リトミックの、「指導者が演奏する音楽を聴き、それに反応し、動きを考えて、身体を動かす」過程は、「感じ取る→考える→行動する」という人間にとって大切な行動パターンだ。そのトレーニングをすることで、想像力や注意力、集中力、思考力などが育つといわれている。

2. リトミックは何歳からはじめる?

リトミックを始める年齢

リトミックは0歳から始めることができる。教室によって受け入れてくれる年齢は異なるが、生後2ヶ月から受入れ可能な教室もある。2歳くらいまでは親子で一緒にレッスンを受けるので、親から離れることが難しくても安心だ。早い時期に始めたいと考えていても、赤ちゃんの生活リズムが定まってからスタートした方が、赤ちゃんにも負担がかからない。始める時期は、赤ちゃんの様子を見ながら決めよう。

体験教室を利用しよう

リトミックのほとんどの教室で、無料体験教室を行っている。リトミックがどのようなものかがわかっても、それが子どもに合っているのか、続けられるのかは実際に体験してみないとわからない。子どもが楽しく参加できることが一番なので、まずは体験をしてみて、子どもの様子を見ながら始めるとよいだろう。

3. リトミックの費用相場

リトミックに必要なもの

リトミックは新たに購入が必要なものなどは基本的にはない。上靴が必要な教室もあるが、普段履いている靴を洗って使うことも可能な教室もあるようだ。教材も使わない教室が多く、リトミックにかかる費用はレッスン代と入学金だけである考えてよい。

リトミックのレッスン代と入会金相場

リトミックのレッスンは年齢によって時間やレッスン代が異なるが、東京都内では、1レッスン30~45分で、1,000円~2,500円の教室が多く見られる。レッスンは月に1~3回ほどになっている。入会金は3,800円~5,400円が相場だ。

結論

子どもにどんな習い事をさせようかと悩んでいる方も、リトミックについて詳しく知ってもらえたのではないだろうか?リトミックは、水泳や体操などのように、目に見えて子どもの成長を感じられるものではない。しかし、子どもの無限の可能性を引き出してくれる。何が子どもに合っているのかを見極める前の、初めての習い事としてもおすすめだ。
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  • 更新日:

    2019年8月 7日

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