目次
1. ベビーカーには種類がある?

ベビーカー選びのときに、A型ベビーカー・B型ベビーカーという呼び方を目にすることが多くある。これは財団法人製品安全協会が定めた、厳しい基準に適合した製品(SGマーク認定製品)の種類だ。赤ちゃんと操作する家族が安全に使用できるように、構造が基準に合うベビーカーで、2種類に分けられる。
慣れない間は操作に手間どうこともあるベビーカー。SGマークが付いている製品は、万が一製品の欠陥による事故があった場合に対人賠償責任保険が付いている。合わせて知っておくと心強い。
慣れない間は操作に手間どうこともあるベビーカー。SGマークが付いている製品は、万が一製品の欠陥による事故があった場合に対人賠償責任保険が付いている。合わせて知っておくと心強い。
2. A型・B型ベビーカーの特徴は?長く使えるものはどちら?

A型ベビーカー・B型ベビーカーの違いや特徴
赤ちゃんと家族にとってより安全な構造であることは、どちらにも共通している。違いは、座面と背もたれのリクライニングできる角度と、安全に載せられる赤ちゃんの対象年齢だ。
A型ベビーカーは、リクライニング角度は150°以上(4ヶ月~使用可能のベビーカーでは130°以上)という基準に合うベビーカーだ。より水平に近くなるため、新生児期を過ぎてから最長48ヶ月までという対象年齢が示されている。ちなみに新生児期とは、生後4週(28日)までのことだ。SG基準認定のベビーカーでは、新生児期は対象年齢になっていない。新生児期にも受診や買い物などで外出機会もあるだろうが、A型・B型ベビーカーの場合、抱っこ紐など他の方法を検討することも必要だろう。
B型ベビーカーは、リクライニングの角度が100°以上という基準に合ったベビーカーだ。リクライニングしても座った体勢に近くなるため、対象年齢はおすわりができる時期(7ヶ月頃)~最長48ヶ月となっている。この基準の中で、製品によって対象年齢を表示している。
A型ベビーカーは、リクライニング角度は150°以上(4ヶ月~使用可能のベビーカーでは130°以上)という基準に合うベビーカーだ。より水平に近くなるため、新生児期を過ぎてから最長48ヶ月までという対象年齢が示されている。ちなみに新生児期とは、生後4週(28日)までのことだ。SG基準認定のベビーカーでは、新生児期は対象年齢になっていない。新生児期にも受診や買い物などで外出機会もあるだろうが、A型・B型ベビーカーの場合、抱っこ紐など他の方法を検討することも必要だろう。
B型ベビーカーは、リクライニングの角度が100°以上という基準に合ったベビーカーだ。リクライニングしても座った体勢に近くなるため、対象年齢はおすわりができる時期(7ヶ月頃)~最長48ヶ月となっている。この基準の中で、製品によって対象年齢を表示している。
長く使えるのはどちら?
比較すると、A型ベビーカーの方が早く利用できる分、長く使えるものが多い。だが製品によって対象年齢の表示は違い、体重で「~kgまで」という表示の場合もある。お目当てのベビーカーの仕様書は、そのような点を注意して見ると、「いつからいつ頃まで使えるか」の参考になるだろう。
重さの違い
新生児期以降から使えるA型ベビーカーは、寝た姿勢の状態から対応できる構造のため、その分重い製品が多い。B型ベビーカーでは5キロ以下の重さが中心となるが、A型ベビーカーでは5キロを超える重さの製品が多くなる。折りたたんだ時の幅も、A型ベビーカーの方がB型ベビーカーより厚くなる傾向だ。
3. ベビーカーの選び方 3つのポイント!

ベビーカーは子育て用品の中でも長く使うもの。しっかり検討したい方のために、ベビーカーの選び方、3つのポイントを解説する。
1.赤ちゃんが快適かどうか
ベビーカーの高さは大人の背丈よりも低い。そのため外出した時、寒暖をより感じやすくなる。また身体の小さな赤ちゃんにとって移動時の振動は、大人が感じるものよりずっと大きくなる。可能であれば実物を操作して、押した感触を確かめ付属品などを確認するのがおすすめだ。
2.家族が使いやすいか
ベビーカーを操作して外出するのは誰が多く、どこへ行くことが多いだろうか。その人にとって使いやすい、ベビーカーの重さや開閉のしやすさは、大きなポイントになる。また使用する人が変わる場合、高さ調節機能の有無などもポイントになる。
3.安全かどうか
ベビーカーの操作は、慣れないうちは戸惑うものだ。操作をする家族が指をつめたり、大切な赤ちゃんが怪我をしたりしない為にも、SGマーク認証や海外の認証を受けているかどうかも確認するといいだろう。
4. チャイルドシート兼ベビーカー!?トラベルシステムベビーカーって?

ここまでベビーカーの種類や特徴、選び方を解説してきたが、最近話題のベビーカーがある。それが、ベビーカーとチャイルドシート、バウンサーなど1台何役にも対応する製品だ。日本でも注目を浴びているが、欧米ではこのトラベルシステムと呼ばれる製品が主流となっている。
このトラベルシステムベビーカーのメリットを解説しておこう。車での外出が多い場合、子どもを抱いてチャイルドシートやベビーカーへ乗せ換えることが多くなる。寝ていた子どもを抱き上げることで大泣きし、あやすのに苦労した経験のある方もいるだろう。しかしトラベルシステムベビーカーの場合、子どもを寝かせたまま移動ができる。これは外出の多い家族にとって、大変ありがたい。またこのタイプのベビーカーは新生児期から対応している製品が多い。
適応年齢が短いこと、チャイルドシートにした場合に乗せる車と合うものかどうかには、注意をしておこう。
このトラベルシステムベビーカーのメリットを解説しておこう。車での外出が多い場合、子どもを抱いてチャイルドシートやベビーカーへ乗せ換えることが多くなる。寝ていた子どもを抱き上げることで大泣きし、あやすのに苦労した経験のある方もいるだろう。しかしトラベルシステムベビーカーの場合、子どもを寝かせたまま移動ができる。これは外出の多い家族にとって、大変ありがたい。またこのタイプのベビーカーは新生児期から対応している製品が多い。
適応年齢が短いこと、チャイルドシートにした場合に乗せる車と合うものかどうかには、注意をしておこう。
結論
大切な赤ちゃんを乗せるベビーカー。まず赤ちゃんを迎えた後、ベビーカーを利用する機会や頻度を実際に考えてみよう。車などの収納スペースや利用する場所など、持ち運びや収納スペースを前もってシュミレーションしたり測ったりしてみよう。その上でこの記事が皆さんのベビーカー選びの参考になると幸いだ。