1. カプラとは

カプラとは考案者トム・ブリューゲンが建築模型材料として開発をスタートさせた積み木だ。初めは他の積み木同様、三角形なども存在したが、15年もの歳月をかけて現在の1:3:15の黄金比のサイズにたどり着いたという。
このワンサイズの木片というシンプルながらも1つ1つの形が正確に揃っている形だからこそ、いろいろな積み方をすることができ、何でも作ることができる。材料もフランス海岸松で作られていて、時間がたっても反ったり変形することは無く長い時間世代を超えて遊ぶことができるという。
このワンサイズの木片というシンプルながらも1つ1つの形が正確に揃っている形だからこそ、いろいろな積み方をすることができ、何でも作ることができる。材料もフランス海岸松で作られていて、時間がたっても反ったり変形することは無く長い時間世代を超えて遊ぶことができるという。
2. 何歳から遊ぶことができるのか

カプラブロックは、フランスでは3歳からを対象年齢としている。理由は、この軽く薄い形状の積み木を高く積み上げることができる年齢が3歳であることが挙げられる。低年齢でも楽しめる理由をここでご紹介しよう。
重ねる以外にも楽しみ方がある
積み木は積み重ねて遊ぶイメージがあるが、カプラブロックは積み重ねること以外にも楽しみ方がある。それは、平らに「並べる」ことだ。平らに並べることできれいな模様があらわれてくる。どんな模様ができるかを想像しながらカプラブロックに取り組むことができる。
安全性
低年齢の子どもで心配なのが誤飲についてだという声もあるのではないだろうか。しかしカプラブロックは、カプラブロックにはニスや防腐剤、ヤニ止め等の加工がされていない。一部色付きのセットも存在するが、この染料は安全な植物系染料を使用している。またカプラブロックは日本の食品検査を合格しているので安全性は高いと言えるだろう。
3. どんな遊び方があるのか

カプラブロックは、前述の「並べる」以外にもたくさんの楽しみ方がある。
一本積み
カプラブロックの精度が高いからこそできる遊び方だ。たてにカプラブロックを置いて、どんどん積み重ねていくことを一本積みという。大人1人以上を立会人にして、カプラブロックの枚数が分かるように撮影すると、カプラのサイトに投稿することができるので、ぜひ挑戦してみよう。
崩す楽しさ
積み木は「崩れる=失敗」というイメージがあるが、カプラブロックは崩すことをゴールにしても楽しむことができる。カプラブロックはとても軽いので、崩したときに床を傷つけることは無く、身体にぶつかっても痛くない。また軽く、ぶつかる際の音も独特で崩れるときに「カラカラ」というきれいな音色を聞くことができる。崩すことが楽しくて、頑張って高く積むことを目標にする子どももいる。
大会に出場することができる
年に1度、全国カプラ大会が開催されている。年少から大人までが出場することができる。200ピース以下の作品部門か、ピース数に制限の無い作品部門にエントリーすることができる。家族で申し込むこともできるので、「カプラ大会」を目標にして、家族で作戦を立てながら遊ぶことができる。
4. 購入先はしっかり確認をしよう

カプラブロックは大手百貨店や輸入おもちゃ用品店で購入が可能だ。またインターネットでも購入することができるが、そのときに注意が必要である。
カプラジャパンの正規販売ルートを通していない「並行輸入品」や「直輸入品」という表示の商品は非正規販売品扱いとなる。この非正規販売品を購入してしまうと、メーカー品質保証がないため、注意が必要だ。
カプラジャパンによればこうした非正規販売品は品質の保証ができないという。紹介した「一本積み」や「崩す楽しさ」は精度の高い正規のカプラブロックだからこそできる遊びである。購入するときは、しっかり確認をして正規品を選びたい。
カプラジャパンの正規販売ルートを通していない「並行輸入品」や「直輸入品」という表示の商品は非正規販売品扱いとなる。この非正規販売品を購入してしまうと、メーカー品質保証がないため、注意が必要だ。
カプラジャパンによればこうした非正規販売品は品質の保証ができないという。紹介した「一本積み」や「崩す楽しさ」は精度の高い正規のカプラブロックだからこそできる遊びである。購入するときは、しっかり確認をして正規品を選びたい。
結論
カプラブロックは遊び方がいくつもあり、年齢問わず楽しむことができる。また、1人で黙々と取り組んだり、大勢で大きな作品を作ったりすることもできるので、1人遊びが好きな子にも、多い人数で遊ぶことが好きな子にも対応できる積み木だ。楽しく遊びながら、子どもの集中力や想像力を育むことができ、脳の発達を手助けしてくれる。カプラブロックを使って、子どものお気に入りの遊び方を見つけてみよう!