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保育士がこっそり教える新生児の寝かしつけのコツ

投稿者:保育士 旗手早奈恵(はたてさなえ)

2019年8月28日

新生児のうちはまだまだ両親ともに子育てに不慣れで試行錯誤している時期ではないだろうか。そんな中でも、「寝てほしい」と願えば願うほど、赤ちゃんはぐずぐずしてきてしまうもの。ちょっとしたひと手間で安心して寝付いてくれるようなアイデアを保育士の筆者がご紹介しよう。

1. 新生児の特徴と安心させるコツ。一番必要なのは焦らない心?

新生児のうちはおよそ3時間おきの授乳をする生活だ。昼と夜の区別もついていないため、授乳の合間にオムツを変えて、お風呂に入れて、寝かしつけをし、大人の食事や家事をしていると一日があっという間に終わってしまう。

「3時間おきに授乳をするのだから、他のことはむしろ隙間の時間に計画的にできるのではないか?」と考えがちだが、授乳の合間の寝ているときに音に驚いて泣いてしまい、再度寝かしつけをすることになったり、授乳しているうちに寝てしまって3時間を空けずにお腹がすいてしまったり、なかなか思うようにいかないものだ。

特に小さいうちの子育ては、はじめからすべてが計画通りにいかないことを念頭に置いて、おおらかに赤ちゃんと接することが何よりも大切である。「安心して眠るまで付き合ってあげるよ」という気持ちで寝かしつけをしてみよう。

2. 抱っこ紐やスリングで抱いて、赤ちゃんが好きな音を聞かせてみよう

寝かしつけの定番は抱っこ。しかし、長丁場になってくると手や腕が疲れてくる上、両手がずっとふさがっているのはちょっと不便だ。そこで役に立つのが抱っこ紐やスリング。これらはお出かけの時に使うものでは?と考える方も多いが、自宅での抱っこやおんぶに使うと寝かしつけと家事を一緒にこなすことができるので大変役に立つグッズだ。

ミキハウス子育て総研の調査(※1)では、抱っこ紐を使っている方の中で、抱っことおんぶ、さらに横抱っこや前向き抱っこができる2WAYから4WAYタイプを使用している割合が8割を超える(複数回答)。自宅や出先などの場面に応じて使い分けるとよいだろう。

抱っこ紐を購入する際は、子どもの月齢に合わせる必要がある。新生児の寝かしつけやお出かけに使用する際は、自身の持っている抱っこ紐やスリング、または購入予定の商品が新生児に対応している商品なのか、必ず確認して使うようにしよう。おんぶは首がすわってからの時期(3~4か月ごろ)から使えるものが多い。

寝かしつけの際は抱っこしながら話しかけたり、歌を歌ったりして寝てくれるのが一番嬉しいことだが、毎回うまくいくわけではない。そんな時は、抱きながら赤ちゃんが安心する音を聞かせてあげるとよいだろう。動画サイトには「寝かしつけの音」として滝の音や波の音、心音などが聞けるようになっている。赤ちゃんはザーザーした音を聞くことで心が落ち着くので、寝かしつけの時に気に入る音がないか試してみるのもおすすめだ。

3. タオルやトッポンチーノを使う方法

せっかく抱っこして寝かしつけることができても、布団に下ろす際に泣かせてしまうことがよくある。それを軽減させるために、タオルやトッポンチーノを使うのも良い方法だ。

聞きなれない方も多いだろうが、トッポンチーノは赤ちゃんを寝かせておく小さなお布団のようなもので、モンテッソーリ教育で用いられているものだ。モンテッソーリといえば幼児教育で注目されているが、生まれた直後から採用できるメソッドも多数ある。

使い方は、寝かしつける時にトッポンチーノに赤ちゃんを寝かせ、そのまま抱く。そうすることで首が座っていなくても安定して抱くことができる。寝かしつけができたら、トッポンチーノごと布団の上に下ろすことで、起きてしまうことも少なくなる。トッポンチーノを繰り返し使用することで、自分の匂いや両親の匂いが付き、さらなる安心感を得ることができる。

トッポンチーノは新生児に触れる布地や中綿にこだわって作成するものだが、それらを用意しなくても、大判のタオルやキルトなどで抱くことでも代用することが出来る。母親のお腹にいる間は狭くて温かい中にいたので、何かに包まれている感覚は安心できるのだろう。身近なもので包んであげながら寝かしつけをすることで胎内にいた頃を思い出させてあげよう。

結論

新生児の寝かしつけで何より大切なことは、気長に、焦らず、安心させてあげることだ。トッポンチーノやスリングなどの育児グッズや「寝かしつけの音」などの音楽を上手に使いながら、新生児の時間をかけがえのないものにしよう。我が子が眠るまでのひと時を少しの工夫とやさしい気持ちで過ごしてみよう。

参考文献

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