目次
- 1. 放置しても育つ野菜の人気ナンバーワンは「ミニトマト」!
- 2. 子どもが大好きな「じゃがいも」も放置しても育つ野菜!
- 3. 嫌いな子どもが多い「ピーマン」も放置しても育つ野菜!
- 4. ご家庭で手軽にリボベジ!放置しても育つ野菜は「豆苗」や「大根」!
1. 放置しても育つ野菜の人気ナンバーワンは「ミニトマト」!

食育におすすめの、放置しても育つ野菜のひとつが「ミニトマト」である。多くのアンケートで「育てやすい野菜」として上位に名前が挙がる、家庭菜園でも人気の野菜だ。小学校低学年の子どもがよく学校で栽培していることからも、育てやすいことがわかるだろう。
収穫までが早い
ミニトマトは苗を植えてから1カ月半ほどで収穫できるため、小さな子どもでも飽きずにお世話しやすい野菜だ。放置しても育つ野菜なので、食育目的で野菜を育てたいご家庭にはまさにピッタリではないだろうか?
ベランダでも栽培可能
ミニトマトはプランターでも育てることができるので、ベランダで栽培できる。わざわざ庭や畑などに出向かなくてもお世話できる点は、子どもの食育のとっかかりとしては最適だ。
子どもが「食」や「野菜」に興味を持つきっかけとなる
ミニトマトは食べごろがわかりやすく収穫もしやすい。ベランダで栽培すれば、子どもに「ミニトマトを獲ってきて」と気軽にお願いしやすいところもうれしいポイントではないだろうか。収穫したミニトマトをその場で口にすれば、自分で育てた野菜の味を感じられるという大変貴重な経験にもなる。
2. 子どもが大好きな「じゃがいも」も放置しても育つ野菜!

庭やベランダがあるご家庭におすすめの「じゃがいも」も、放置しても育つ野菜のひとつだ。収穫までに時間はかかるが、一度植えてしまえばあとは「ほぼ放置」で育つため、子どもの食育に向いている野菜といえる。
ベランダで育てることもできる
じゃがいもは広い畑などで育てるイメージがあるかもしれない。だが深めのプランターがあればベランダで育てることもできる。土を掘って収穫する作業は、いわば「宝探し」のような楽しさもある。大きく育つため、子どもが達成感を得やすいというのもおすすめのポイントだ。
子どもが好きな料理に使える
じゃがいもはカレーやシチュー、お味噌汁をはじめ色々な料理に使うことができる。いずれも子どもが好きそうなものばかりだ。自分で育てたじゃがいもを収穫し、子どもと一緒に料理を作ることで、きっといい食育につなげられるであろう。
3. 嫌いな子どもが多い「ピーマン」も放置しても育つ野菜!

「ピーマン」は苦味があり嫌いな子どもが多い。だが食育の観点から見ると意外にもおすすめの野菜である。もちろん、本稿のテーマにあるように放置しても育つ野菜のひとつだ。
家庭菜園が初心者の方にも育てやすい
ピーマンは、家庭菜園が初心者の方にとっても育てやすい野菜として人気がある野菜だ。プランターで育てることもできるため、庭がないご家庭でも手軽に挑戦できる。ピーマン=苦いというイメージが定着しているが、近年では苦味の少ない品種も出ている。子どもには、そういった品種を選んで育てるのもよいかもしれない。
子どもが達成感を得やすい
ピーマンは早ければ1カ月ほどで収穫できるうえ、収穫量自体も多めである。子どもが達成感を得るにはピッタリな野菜であり、食育にも役立つ野菜でもある。
ピーマン嫌いを克服するきっかけになるかも?
子どもが自分で育てて収穫したピーマンを使って料理することで、苦手なピーマンにも愛着が湧き、もしかすると「美味しい」と感じてくれるかもしれない。ピーマン嫌いを克服するきっかけになる可能性を秘めているのだ。
4. ご家庭で手軽にリボベジ!放置しても育つ野菜は「豆苗」や「大根」!

リボベジとは「再生野菜」という意味である。スーパーなどで購入してきた野菜の根やヘタなどを使うためコストが余分にかからないといったメリットがある。
放置しても育つ野菜の代表「豆苗」
リボベジで有名なのが豆苗だ。購入した豆苗の根の部分をトレーなどに入れ、水に浸しておくだけで手軽に育てることができる。エコにもなり子どもの食育にはピッタリであろう。1日に1回程度水を交換するだけなので、子どもでも簡単に取り組める。
「大根」も放置しても育つ野菜
ある程度の厚みを残して大根のヘタを切り落としたら、トレーなどにヘタの上部が隠れない程度まで水を入れて浸しておこう。やがて大根の葉っぱが伸びてくる。お味噌汁に入れるなどして使ってみよう。
リボベジは放置しても育つ野菜&手軽に始める食育にはピッタリ
日々育つ様子が確認でき、お世話し忘れも防ぐことができる。短期間で育つので、子どもは達成感を覚えやすく食育においても効果的であろう。食育に野菜を育てるというと「大変そう」なイメージが先行してしまうかもしれないが、リボベジはまさに放置しても育つ野菜の代表であり、かつ食育にも取り入れやすい方法なのだ。
結論
放置しても育つ野菜は意外と多い。水やりといったある程度のお世話は必要だが、ほぼ放置しても育つ野菜ばかりだ。野菜が苦手な子どもも、自分で育てて収穫することで興味を持ち、好きになるかもしれない。食べ物のありがたみを感じられるようにもなるだろう。子どもの食育を考えているお母さんやお父さんはぜひ、放置しても育つ野菜を探してみてはいかがだろうか?