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新生児と遊ぶことはできる?保育士が適切な遊び方で成長を促す方法を紹介

投稿者:保育士 旗手早奈恵(はたてさなえ)

2019年9月 1日

待望の赤ちゃんの誕生。わが子と遊ぶのを楽しみにしていたという方も多いのではないだろうか。しかし、生まれたばかりの新生児は未発達の状態なので、接する際には気を付ける点がいくつかある。そこで、親子の絆も深まり、赤ちゃんも安心して過ごすことができるような接し方や遊び方を紹介する。待ちわびた我が子と温かい時間を過ごしてみよう。

1. 新生児の特徴と一緒に過ごすときに気を付けること。外気浴や外出は?

「新生児」は生まれてすぐから生後28日までの時期をいう。この時期はまだ目もしっかり見えず、昼夜の区別がつかない時期だ。母親のお腹の中にいた時間の長さでも大きさや様子に個人差があり、退院後の生活については、医師の指示を仰ぐ必要がある場合もある。基本的にはお腹がすいたら新生児が欲しがるだけ授乳し、眠たくなったら好きなだけ寝ることが大切である。

新生児から首がすわる3~4か月頃までは特に身体も柔らかいため、抱くときは首を支えたり、オムツ替えの時は脚だけを引っ張らないようにしたり、首や関節に負担のかからないように接しよう。

また、新生児のうちは体が弱く、病気にかかりやすいため、通院以外の外出は避けた方がよいとされている。気候がよければ、生後2~3週間から自宅の窓を開けて外気浴をするのが良いだろう。天気の良い日は散歩に行きたくなる気持ちもわかるが、外出は小児科での1ヶ月検診を終えて医師のOKが出てからが望ましい。

医師のOKが出たら短い時間から散歩に出かけてみよう。人込みを避け、日差しの対策、体温調節の上着などを忘れないように。

2. 新生児にぴったりの遊び道具はどんなもの?

新生児のための遊び道具は、目がよく見えないことに配慮して、色のはっきりしたものがよい。まだ自分でものを掴んだり、口元に運んだりするわけではないが、清潔で尖った部分のないものがふさわしい。

楽しませてあげようとおもちゃを動かすときは、距離や速さに注意したい。新生児の目から2~30センチ離れたところで、話や歌に合わせてゆっくり動かすと、じきに目で追いかけるようになってくるだろう。激しく動かしたり、離れたところで動かしたりしても、うまく見ることができない。

市販のものの中では、メリーがそれに近い。ベッドなど、新生児が横になっている枕元に取り付けて、音楽と共に吊るされたおもちゃやマスコットが回るもので、中にはじっと眺めているうちに寝てしまう良い子もいる。

3. 上の子も喜ぶ室内遊びの定番は読み聞かせ

新生児の目はよく見えないものの、声や音楽はよく聞こえると言われている。上の子も一緒に過ごすのであれば、絵本の読み聞かせはどうだろうか。声の調子を変えて読んだり、上の子と交互に読んだり、新生児も楽しく聞いてくれるだろう。

新生児用の絵本もおもしろい。読み聞かせをするようなストーリーがあるわけではないが、コントラストがはっきりした模様がいくつか書かれているので、ちょっと家事をする間などに寝ている横に置いておくとじっと眺めている。

描かれているものは模様だけの場合が多く、大人が「読む」には戸惑ってしまうのだが、子どもは模様に名前を付けたりしながら新生児に見せてあげることもある。こういったことは子ども同士の方が分かりあえるものがあるのかもしれないので、上の子に読み聞かせをお願いするのもよい方法だ。

4. なによりも大切なのはスキンシップ

新生児にはおもちゃを使った遊びよりも肌を触れあわせて安心させてあげることが何よりも嬉しいことだ。沐浴の際もスポンジではなく、手を使ってマッサージするように洗ってあげること、入浴後に暖かい室内で保湿用のクリームを塗ってあげるのもよい。

もちろん抱いてあげるのもスキンシップのひとつだ。抱き癖が付いてしまうからあまり抱かない方が良いという意見もあるが、新生児のうちからたくさん抱いて気持ちを安定させてあげることの方がこれからの発育で大切なことだ。遠慮せずにどんどん抱いてあげよう。

結論

新生児と遊ぶと言っても、いきなり積み木をしたり、ままごとをしたりということは難しい。新生児のうちから抱きながら声かけや歌、読み聞かせなどを繰り返していると、じきに目と目が合うようになり、人を判別できるようになり、呼びかけに反応するようになってくる。新生児のうちから接触が多いと、発達の段階でできることが多くなったことに気付き、発育に応じてすぐに一緒に遊ぶことができる。寝ている時間も長い時期ではあるが、積極的にコミュニケーションを取ってみよう。
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