1. リサイクルショップの選び方

ブランド品かノーブランド品か
ブランド品など価値のあるものは、目利きができる子ども服専門のリサイクルショップへの持ち込みがおすすめだ。逆に、細かい査定が必要ない子ども服のノーブランド品は、アルバイトが査定することが多い大手のリサイクルショップへ売ることをおすすめする。どちらでも買取してもらえない子ども服は、グラムで買い取ってもらえるリサイクルショップへ持ち込むとよい。
宅配買取を希望する場合
仕事や子育てのため、日中はお店に持ち込みができない人にとって、子ども服の宅配買取はありがたいシステムである。梱包セットや送料を負担してくれるお店も多く、手軽で便利だ。しかし、宅配買取の場合は、子ども服のノーブランド品は引き取ってもらえないことが多いので注意しよう。また、子ども服のブランド品であっても、取り扱っていないブランドの場合は買取をしてくれないこともある。そのため、事前に店舗に確認をした方がよいだろう。
2. 子ども服を高く売る方法

ベストシーズンを見極める
子ども服の買取は、どのリサイクルショップでもオールシーズン買取をしてもらえるが、ベストシーズンの方が査定額はアップする。春物は1・2・3月、夏物は4・5・6月、秋物は7・8・9月、冬物は10・11・12月がベストシーズンであることを知っておこう。子ども服をフリマやオークションで売る場合にも、シーズン物の方が売れやすい。
思い立ったらすぐに売る
子ども服は「まだ着る機会があるかもしれない」と考え、なかなか売りに出せない方もいる。しかし、子ども服は時が経てば経つほど、デザインも古くなり、きれいに保存することは難しい。古なるほど価値は下がると考え、思い立ったらすぐに売るようにしよう。
記名をしない
タグや服に直接マジックなどで名前を書いている子ども服は、リサイクルショップでは買取してくれないこともある。タグは切り取ればよいと思っている方も多いかもしれないが、タグには素材や洗濯方法、サイズ、ブランド名などの情報が書かれているため、切り取りはNGだ。保育園や幼稚園などの集団生活で子ども服に記名が必要な場合は、ネームシールを使うとよいだろう。
メンテナンスをしてから売る
毛玉を取って表面を整える
ニットやトレーナーは、ほとんど着ていなくても毛玉ができてしまうことがある。毛玉取り機などで表面を整えるとよい。
洗濯でしみやにおいを取る
子ども服は、タンスなどで保管をしているだけでも、においが付いたり、襟や袖口の汚れや汗染みなどの黄ばみが目立ってきたりすることもある。リサイクルショップに持ち込む前に、洗濯をしてしみやにおいを取ろう。
シワをつけない
子ども服にシワがあると、査定額が下がることもある。アイロンでシワを伸ばすことはもちろん、リサイクルショップに持ち込む際には、二つ折り程度にして折りジワがつかないように気を付けよう。
3. 子ども服の洗濯方法

食べこぼしのシミを落とす方法
子どもは食べこぼしをすることが多く、子ども服はシミになってしまうことが多い。そこで、醤油やケチャップ、ジュース、カレーなどの水溶性のシミに効果的な洗濯方法を見ていこう。
- 衣類に固形物が付いている場合は、乾いたティッシュなどでつまみ取る。
- 濡れたティッシュなどでシミの水分を移し取る。
- 乾いたティッシュなどで押さえて水分を取り除き、自然乾燥させる。
- 酸素系漂白剤を塗布して、洗剤を加えて洗う。
黄ばみや汗ジミを落とす方法
子ども服に多い汗や皮脂汚れは、麻や綿素材ならば、過酸化水素が入っている洗剤や漂白剤を使用するとよい。さらに、汗の成分を前もって台所用洗剤で洗い流しておくと、シミが落ちやすい。台所用洗剤の界面活性剤は皮脂汚れに最適なのである。
結論
子ども服をリサイクルショップに買取してもらう際のポイントを紹介した。最近では、子ども服をリサイクルするのために、ネットオークションやフリマアプリを利用することも多い。しかし、時間がなかったり品物の量が多い場合には、リサイクルショップに持ち込んだ方が便利である。リサイクルショップを上手に活用するために、この記事を参考にしてもらえたら幸いだ。