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時代は電動【ゆりかご】の基礎知識。寝かし付けにも便利

投稿者:ライター 長末初音(ながすえはつね)

2019年10月 5日

寝かしつけを負担に感じるお父さんも多いだろう。そんな親を助ける、昔ながらの育児グッズが【ゆりかご】だ。北原白秋の子守歌にも登場するゆりかごは、どんな効果が親子を助けてくれるのだろうか。

1. いつからいつまで使える?ゆりかごとは

株式会社インタースペースの調査(※1)によると、調査対象のうち約6割のお母さんが、赤ちゃんの寝かしつけに悩みを抱えているという。そんなお父さんお母さんを長い間支えてきた育児アイテムがゆりかごだ。

ゆりかごとは、籐でできた「赤ちゃん用かご型ベッド」にカーブのついた脚を付け、手でゆらゆらと揺らして赤ちゃんを寝かしつけられる育児用品のことを指す。最近ではバウンサーや、ゆりかご機能付きのハイローチェアが主流となっているが、これらも広義ではゆりかごの仲間といっても過言ではない。

ゆりかごの多くが新生児から使い始めることが可能だが、期間は生後4~6カ月頃までであるため、使える期間はあまり長くないと感じる方もいるだろう。ただし、お母さんの身体をできるだけ休めたい産後すぐの時期から、身体つきが安定してくる生後6カ月頃まで使えるのが助かる、という見方もある。

2. 赤ちゃんを鎮める「ゆりかご効果」

赤ちゃんが感じるゆりかごの心地よい揺れは「揺動刺激」や「振動刺激」と呼ばれ、泣き叫ぶ興奮した赤ちゃんを鎮静化させることで知られている。これが、いわゆる「ゆりかご効果」だ。1995年に発表された論文「揺りかごによる振動刺激が新生児に及ぼす影響」(※2)によると、ゆりかごの揺動刺激は、泣いている新生児を手早く泣きやませる効果が認められたという。泣いている赤ちゃんをお父さんやお母さんが抱っこして泣きやませる、というのは昔から経験則として知られていたが、それが科学的に実証されたというわけである。

ちなみに、揺動刺激によるゆりかご効果は、赤ちゃんのみならず大人にも認められている。電車の揺れが心地よく、つい居眠りしてしまうのはゆりかご効果が働いているためだそうだ。

3. 電動式がすごい!現代のゆりかご事情

ゆりかご効果の科学は、最新式の電動ゆりかごにも反映されている。たとえば、4momsの電動バウンサー「mamaRoo」は、お父さんやお母さんが実際に赤ちゃんをなだめる動作をモーションセンサーで計測し、医者や看護師などの専門家とともに、その動きを再現した製品である。5種類の揺動を取り入れて赤ちゃんを安心させてくれるうえ、スマホでの遠隔操作機能も搭載されている。お父さんの顔を見て「抱っこ」とせがまれても、遠隔操作で作動できると、家事の合間でも助かりそうだ。

ハイローチェア型の電動ゆりかごも登場している。コンビの「ネムリラ オートスウィング」は、お母さんの心拍数に近い周期で15分間自動で揺れる機能を搭載し、赤ちゃんの寝かしつけをサポートするハイローチェアだ。最新型には赤ちゃんの眠りに理想の暗さを作りだす屋根を備えた「ネムリラ ベディ」も登場している。コンビのネムリラを使うと、平均5分36秒で眠ってくれたという調査結果もあるため、寝かしつけに悩むお父さんはぜひ一度チェックしてほしい。

4. 事故を防ぐために。ゆりかごの注意点

ゆりかごをはじめとしたベビー用品は、最新科学だけでなく、安全性にも最大限配慮されて作られているものの、間違った使い方をすれば事故を招く恐れもある。そのため、ゆりかごを使う際は、まず付属の説明書にしっかりと目を通し、「使用方法」や「対象年齢」を守って使ってほしい。

たとえば、バウンサーをゆりかごとして使う場合、寝かしつけに使える製品なのかどうかを確認しなければならない。バウンサーは本来、赤ちゃんが覚醒している間にあやし、短時間眠らせるための育児用品であるため、長時間寝かしてしまうと事故が起きる可能性がある。

また、ベルトの装着をきちんとおこなうことも重要だ。2019年4月には赤ちゃんの死亡事故により、米国製バウンサーの大量リコールがあったが、事故のなかにはベルトを装着せずに使っていた事例もあったという。

さらに、ハイローチェア型のゆりかごは、ゆりかごとして使える年齢と、チェアとして使える年齢に差がある場合が多い。使用可能な年齢を越えてゆりかごとして使用するのは危険なため、事前に確認しよう。

結論

出産後のお母さんの身体的な負担は、授乳や夜泣きのために、産後数カ月続くことが多い。ベネッセの調査(※3)によれば、産後4カ月までに「休息の機会を充実させてほしい」と願うお母さんは6割近くにものぼるという。ゆりかごは、育児の負担が大きく感じがちな新生児期~生後6カ月頃までをサポートする育児用品だ。昔ながらの【ゆりかご】に揺られて赤ちゃんが眠る様子はなんともいえず愛らしい。夫婦の負担を軽くするため、昔から育児を支えてきたゆりかごを取り入れるのもよいかもしれない。

参考文献

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