1. 写真館デビューはいつからOK?

写真館というと、少し敷居が高く感じる方もいるだろう。しかし、最近ではニューボーンフォトやハーフバースデーなど赤ちゃん向けの撮影プランを用意している写真館も多くあり、0歳から写真館デビューが可能である。ただ、写真館によっては撮影プランがない場合もあるので、事前に確認をしておこう。おすすめの写真館デビューの時期は、以下の通りだ。
ニューボーンフォト
ニューボーンフォトとは、約生後3週間までの新生児期を撮影する写真だ。産まれたての短い期間でしか撮影できず、神秘的な写真が撮れることから近年人気が高まっている。しかし、日本で流行しはじめたのは最近のため、対応していない写真館も多い。
お宮参り
もっとも写真館デビューが多いのが、お宮参りの時期である。お宮参りは誕生から一か月後に神社にお参りし、赤ちゃんの健康を祈願する行事だ。写真館によっては着物のレンタルをしている所、スタジオ撮影以外にも神社まで同行して撮影を行ってくれるところなどがある。
2. 写真館の選び方

写真館と言っても多くの種類が存在する。次は、子ども連れにおすすめの写真館の選び方を見てみよう。ポイントを押さえて、たくさんの写真館の中から自分にあった場所を探そう。
写真館のジャンルで選ぶ
写真館には大きく分けて3つのタイプがある。各タイプによって撮影する環境や撮れる写真が異なるため、自分たちが撮りたい雰囲気に近いところを探そう。
個人写真館
個人写真館はいわゆる昔ながらの「写真屋さん」のことで、ポートレートタイプの記念撮影がメインだ。流行り廃りなく長い間保存できる、しっかりとした写真が撮影できることが魅力だろう。きちんとした正装の写真を撮りたい方や、祖父母や親戚に配る写真が撮りたい場合におすすめである。
大手チェーンフォトスタジオ
最近では、子ども向けの大手チェーンフォトスタジオが多く存在する。かわいい衣装が多く、おしゃれなセットや小物が豊富な点が人気ポイントだ。しかし、料金システムが難しかったり、購入金額によっては撮影データが貰えない場合もあるため注意しよう。
個人ハウスフォトスタジオ
個人のハウスフォトスタジオは、写真館よりもラフなセットやおしゃれなセットで写真が撮れるスタジオである。希望のポーズや雰囲気などがオーダーしやすく、自由度が高いのがメリットだ。しかし、大手チェーンフォトスタジオと違い、カメラマンの腕や店によって仕上がりが異なるため、下調べをしっかりと行ってから予約しよう。
カメラマンで選ぶ
2つ目はカメラマンで選ぶ方法だ。大手チェーンのフォトスタジオでは、ある程度ポージングなどが決まっており教育が統一されているため、カメラマンの腕に大きな差はない。しかし、個人の写真館となるとカメラマンの腕が最も重要である。どのような写真を撮っているのかをホームページで確認したり、下調べをして信頼できるカメラマンを探そう。なにより「子どもの撮影に慣れているかどうか」も重要な判断ポイントとなる。
立地で選ぶ
最後は立地で選ぶ方法だ。子どもを連れての撮影なので、あまりにも写真館が遠かったり交通の便が悪いと不便である。車移動をする際には駐車場の有無、電車やバスで移動する場合には駅やバス停からの距離も事前に確認しておこう。
3. 写真館での撮影!料金の相場はどれくらい?

最後に、撮影にかかる基本的な費用の相場を紹介する。
撮影料
まず、プロのカメラマンに写真を撮ってもらう場合には「撮影料」という料金がかかる。撮影料の相場は意外と安く3000~5000円程度である。
写真印刷、アルバム料
写真館での撮影で一番費用がかかるのが、写真印刷やアルバム代だ。これは注文する写真館や量、商品によって大きく値段が異なるため、撮影前に相場を確認する必要がある。写真1枚の印刷料金の相場は写真サイズで3000円前後、アルバムサイズで6000円前後だ。また、アルバムの本体代金の相場は5000円からで、写真の枚数が増えるごとに料金が追加となるケースが多い。
データ料金
そして忘れてはいけないのがデータ料金だ。撮影したデータは、オプションとして別途購入する必要がある写真館も多い。データ料金の相場は5000円前後だ。
結論
今回は、子ども連れでの写真館の選び方などを紹介した。写真館でプロに撮影して貰った写真は、長い間思い出として保管できる素敵な仕上がりになるだろう。しかし、その分コストもかかってしまう可能性がある。写真館で記念撮影を行う場合には、どのような写真を撮影したいか、どんな商品が欲しいかをしっかりと決めた上で撮影に挑もう。