1. ベビーカーのab型とは?a型やb型との違いは何か

a型b型ab型の違いとは
a型は子どもが横になった体勢で乗ることができるベビーカー、b型はおすわりをしている状態で乗るベビーカーである。対してab型は背もたれの角度を大きく変えることが可能で、寝ている状態からおすわりまで対応できるベビーカーのことをいう。
a型とab型は同じ
2019年6月現在、販売されているa型ベビーカーのほとんどがb型としても使うことができるため、a型とab型はほぼ同じものと考えて差し支えない。以前はa型b型ab型と、3種類のベビーカーが存在した。しかし、ab型のベビーカーが誕生し人気が高まってからは、a型としてしか利用できないベビーカーはほとんどなくなり、2004年からはab型のベビーカーを新基準のa型ベビーカーとして扱うようになった。
a型b型の分類はSG基準によって定められている。SG基準とは、消費者が安全に製品を利用できるように定められた基準のことで、安全性や信頼性を確保するためのものである。このSG基準によると、a型は生後1カ月、もしくは首がすわってから使用可能で、最長で48カ月までの間で使用期限を定めているベビーカーのことである。b型はというと、子どもが安定しておすわりができるようになってから最長で48カ月の間で使用期限を定めているベビーカーと分類している。
a型b型の分類はSG基準によって定められている。SG基準とは、消費者が安全に製品を利用できるように定められた基準のことで、安全性や信頼性を確保するためのものである。このSG基準によると、a型は生後1カ月、もしくは首がすわってから使用可能で、最長で48カ月までの間で使用期限を定めているベビーカーのことである。b型はというと、子どもが安定しておすわりができるようになってから最長で48カ月の間で使用期限を定めているベビーカーと分類している。
ab型は生後1カ月から、b型はおすわりができてから
ab型とb型の違いは、ベビーカーに乗せることができる月齢にある。ab型であれば生後1カ月から乗せることができるが、b型はおすわりができなければ乗せることはできない。ベビーカーに乗せたい乳児がまだ1人でおすわりできないのであれば、ab型のベビーカーを選ぶ必要がある。
2. ab型を選ぶメリットとデメリット

ab型のメリットとは
ab型を使うメリットは、長期間利用可能であることと、子どもがベビーカーに乗りながら眠ることができるところだ。ab型は生後1カ月からおすわりできる月齢になってもずっと利用できる。48カ月まで利用できるab型のベビーカーを選択すれば、生まれてからベビーカーを卒業するまで使い続けることも可能だ。また、子どもは3歳近くまでベビーカーに乗りながら眠ることがある。ab型であれば、普段はおすわりできるようにして利用し、眠ってしまったら座面をフラットにするといった活用法が可能である。b型は座面を倒せないので、子どもは眠りにくい。
ab型のデメリットとは
ab型のデメリットは、重くかさばるところにある。ab型ベビーカーは生後1カ月、もしくは首がすわってからと、低月齢の子どもを乗せても問題ないように設計されている。そのため、ab型は頑丈で振動が伝わりにくい構造になっていたり、対面か背面かを変えられるようになっていたりと多機能である。そういったことから、ab型は重く大きい傾向にある。人混みのなかや駅などで頻繁に折りたたみたい場面では、少し動かしにくかったり持ち運びに疲れたりすることもあるだろう。対してb型は折りたたむと小さくなり軽いものが多いので、持ち運びにはとても便利である。
3. ベビーカーはどうやって選べばいいのか?

ベビーカーを長時間利用するならab型
抱っこひもではなく、主にベビーカーを利用して移動する予定の方はab型がおすすめだ。ab型であれば移動途中で子どもが寝てしまっても安心だし、子どもが飽きてしまったときに対面と背面を替えてあげれば気持ちが切り替わるかもしれない。
電車やバスをよく利用するならb型
電車やバスに乗るときには、ベビーカーをたたまなければならない状況が頻繁に起こる。駅ではエレベーターや階段を利用することが多く、そういったときは子どもを下ろしてベビーカーをサッとたたんだほうが移動がスムーズである。バスはベビーカーを置くには狭く、大きなベビーカーだと通路を塞いでしまうかもしれない。b型であれば、たたむと小さくなるし、軽いので持ち運びも楽である。
チャイルドシートとして使えるタイプもある
ベビーカーのなかには、ベビーカーから取り外してチャイルドシートとして利用できるものもある。子どもをチャイルドシートから下ろすことなくベビーカーに乗せられるので、車で寝た子どもを運ぶときにとても便利である。
結論
ベビーカーのab型は、a型と同じものと考えて問題ない。b型はおすわりの体勢でしか乗れないが、ab型は寝ている状態からおすわりまで子どもの体勢を変えることが可能だ。ベビーカーをどのように利用するのか状況に応じて、ab型にするのかb型にするのかを選ぼう。
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