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中学入試が変わる!?STEM教育が中学入試に与える影響とは?

投稿者:ライター 今井里香(いまいりか)

2019年11月27日

STEM教育が注目されるようになり、たとえば、駒込中では2019年度の入試からSTEM入試が取り入れられるなど、中学入試にも変化が見られるようになった。そもそも、STEM教育とは何か、なぜそんなに注目を浴びているのだろうか?また、STEM教育によって中学入試はどのように変化しているのか解説しよう。

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1. STEM教育のねらい

STEMとはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathmatics(数学)の頭文字をとったもので、STEM教育とはこれらの分野の教育に力を入れることにより、社会のグローバル化やIT化に対応できる人材を育てることを目的としたものだ。

今後STEMに関連する人材は足りなくなることが予想されており、STEM関連人材を育てることは国の急務といえる。現に諸外国では日本よりも早くからSTEM教育が取り入れられており、たとえばアメリカでは、STEM関連人材が100万人不足するという見通しにより、2013年に「STEM教育5ヶ年計画」が打ち出された。また、中国では2010年からSTEM教育を取り入れている。

日本でもこういった流れを受け、STEM教育の一環として2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化されることとなった。しかし、諸外国に比べるとかなり対応が遅れていると言わざるを得ない状況だ。

2. STEM教育のメリット

では、STEM教育にはどういったメリットがあるのだろうか。

STEM教育の語源を見ると理系というイメージを持つかもしれないが、最近の社会のIT化に伴い、STEM教育は今後、理系だけに限定されたものではなく教養的なものとなっていくと考えられる。

なお、最近ではSTEM教育にArt(アート)の要素を加えたSTEAM教育も注目されており、IT化する社会の中ではAIを使いこなす技術とともに、人間的な創造力も重要視されると考えられているようだ。

また、STEM教育には問題解決能力を高めるといった側面もあり、こういった能力は今後社会のIT化やグローバル化が進むにつれて、ますます重要となると考えられている。

つまり、STEM教育を行うことで、文系理系や職業などに関わらず、これからの人材に必要な能力を広く養うことができるといえる。

3. STEM教育の高まりにより中高一貫がますます人気に

そんな中、中高一貫校では早くからSTEM教育に注目し取り入れている学校が増えてきている。たとえば、東京都の駒込中学校では2017年度から「理系先進コース」を取り入れ、STEM教育に取り組んでいる。神奈川大学付属中学校のホームページにも、中高一貫でSTEM教育に力を入れているとの記載がある。

また、2021年からの大学入試改革では、今までの入試とは異なり、知識だけではなく思考力や主体性なども問われるとされている。そして、こういった力を育むには、6年間かけてじっくり関わることができる中高一貫が向いているのではないかと期待する声も多い。

こういったことから、近年ますます中高一貫校の人気は高まっているようだ。そして、STEM教育が注目を集めるにつれて、中高一貫校の入試内容にも変化が出ている。

4. 算数一科目入試などユニークな入試が増える

大学では、知識だけではなく個性なども重視するAO入試を取り入れているところも多いが、中高一貫校でもこれまでとは異なるユニークな入試が増えている。

目を引く入試形式の一例としては、「算数一科目入試」があり、これには今後重要となる理系人材を早くから確保し育てたいという思惑があるようだ。

また、前述した駒込中ではSTEM入試が実施された。算数だけではなくプログラミングやアルゴリズムを取り入れた入試問題を出題することで、飛び抜けた才能を発掘したいという思いがあるようだ。


これだけではなく、各学校で趣向を凝らしたユニークな内容の入試も増えている。たとえば、東京都の聖学院中では、思考力を見るために、レゴブロックを入試に取り入れるという取り組みを行っている。

聖学院中は、「この入試で入学した生徒は大きく伸びることが多い」と語っており、今後も知識偏重だけではなく、思考力などを問う個性的な入試が増えると考えられる。

そのため、親も今後の子どもに必要とされる能力を知り、小さなうちからそういった力を育てる取り組みを行うことが重要となるだろう。

結論

これからの時代を生きる子どもたちは、今の親世代とは異なった能力が求められている。子どもに、時代に即した能力を身につけさせ、社会に有用な人材に育てるためには、まず親がSTEM教育のようなこれからの教育について学び、子どもの能力をどう育てるのかを考えることが重要ではないだろうか。
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