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2020年新学習指導要領が全面実施!大事なポイントを解説

投稿者:ライター 今井里香(いまいりか)

2019年11月30日

2020年から新学習指導要領が全面実施となるが、新学習指導要領の詳しい内容を知らない方も多いのではないだろうか。今回の新学習指導要領は、これまで以上に大きく変わっており、新しい教育に対応するためには親もしっかりと把握しておいたほうがよさそうだ。そこで今回は、新学習指導要領の大切なポイントを紹介しよう。

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1. 新学習指導要領とは

学習指導要領が約10年ぶりに改定され、小学校は2020年度、中学校は2021年度より全面実施、高校は2022年度に入学する生徒から順に新学習指導要領が実施されることとなった。
ではこの新学習指導要領ではどういったことを目指しているのだろうか。

学校教育法では以前から、学校での学びを通して子どもに身に付けさせたい能力を、以下の3つの柱として表現している。

・知識・技能
・思考力・判断力・表現力など
・学びに向かう力、人間性など

新学習指導要領では今後の社会の変化に対応できる人材を育成するために、これらの力を個別に育むのではなく、結びつけて包括的に育むことを目的としている。

2. 新学習指導要領が示す学習内容

では新学習指導要領により、学校での学習内容はどう変わるのだろうか。

学習内容の変化

これから社会はIT化やグローバル化がますます進み、そういった変化に対応しつつ課題を解決する力が必要になると考えられる。そうした能力を育成するために変化する、主な学習内容を紹介しよう。

・言葉の力を育てる
国語だけにとどまらず、レポートを書いたり議論を行う機会を設けたりするなど幅広い活動を通して行われる。

・理数教育を充実させる
探究活動や課題解決の力を養う活動を充実させる。

・外国語教育の変化
小学校では外国語が教科として導入される。「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を高め、高校卒業までに英語でコミュニケーションができるようになることを目標とする。

・プログラミング教育の充実
小学校でプログラミング教育が必修化されるほか、高校や中学校でも情報に関する授業を一層充実させる。

・道徳教育
違った意見を持つ人と議論する機会を設ける。また小・中学校では道徳が教科として設けられる。

学び方も重視

新学習指導要領では、学ぶ内容だけではなく学び方も重視される。そのキーワードは以前から注目されている「アクティブラーニング」だ。新学習指導要領の中では、アクティブラーニングを「主体的・対話的で深い学び」と表現している。

これまでの学校教育とは違い、子どもたちが能動的に学ぶことを重視しているのだ。そのために授業のやり方なども一新されると考えられる。

3. 新学習指導要領への改定理由

新学習指導要領により、子どもたちの教育は大きく様変わりするようだが、ではこのような大胆な改定を行う理由はどういったところにあるのだろうか。これについて当時の文部科学大臣補佐官であった鈴木寛氏は、平成30年発行の「月刊日本教育」の中で

「明治維新以来150年ぶり、世界史的にみれば産業革命以来250年ぶりの激動の時代を生き抜くための改革である」
引用:平成30年4・5月合併号月刊日本教育

と述べている。これについて鈴木氏は、

「一つに現在20世紀にはなかったさまざまな問題が表面化し、物質的な繁栄以外の新たな価値を見出すことが求められていること、二つ目にはAIのめざましい進化により、これまで求められてきたような決まった作業をこなすだけの能力では、新しい社会を生き抜いていけなくなること、こういった時代の大きな変化を踏まえ、新しい能力を育むための新しい教育の必要性に迫られた」といった内容を語っている。

4. 学習指導要領の変遷と生きる力

これまでも学習指導要領は変遷を遂げてきたが、中でも平成10年の新学習指導要領のいわゆる「ゆとり教育」が印象に残っている方は多いのではないだろうか。実はこのとき最も重視されたものは「生きる力」というキーワードだ。

この生きる力を育むために打ち出されたのがいわゆる「ゆとり教育」だったのである。このときの新学習指導要領では「生きる力」をつけるために、知識だけに偏らず考える力を育てることを狙っていたようだ。

そして、2020年度の新学習指導要領でも「生きる力」というキーワードは健在だ。文部科学省は新学習指導要領に関する国民向けの解説の中で、「これから社会が大きく変化する中で、主体的に行動することで自らの幸せをつかみ取ってほしいという願いが新学習指導要領には込められており、生きる力を育みつつ新しい学びへと進化することをねらっている」といった内容を示している。

結論

新学習指導要領により、子どもたちの学習は大きく変わり、今後社会で求められる力も様変わりすることが考えられる。親としても、そんな社会の変化をいち早くとらえ、子どもたちが「生きる力」をつけるためにどうしたらよいのかを考える必要がありそうだ。
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