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新学習指導要領で小学校の学習内容はどう変わる?ポイントを解説!

投稿者:ライター 今井里香(いまい りか)

2019年11月24日

2020年から新学習指導要領が全面実施となる。特に小学校では外国語が教科として取り入れられたり、プログラミングが必修化されたりなど変更点が多いので、不安に感じている方も多いのではないのだろうか。そこで今回は新学習指導要領のポイントを整理し、具体的にどのように変化をするのかを解説しよう。

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1. 新学習指導要領とは

学習指導要領がおよそ10年ぶりに改定され、その内容が大きな話題となっている。新学習指導要領は小学校では2020年の4月から全面実施となる。なぜ新学習指導要領がこれまでのものと大幅に変化したのかというと、これには目まぐるしい社会の変化が背景にある。

近年のAI技術の進歩により、現存する多くの仕事が将来は無くなる可能性が指摘されるなど、今後の未来は予測困難な状況だ。そんな中、子どもたちには変化に対応し生き抜く力が必要となるだろう。
そういった力を育むために、新学習指導要領が実施される運びとなったのだ。

新学習指導要領では、これまで同様に身に付けたい力として「知識・技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力、人間性など」という3つの柱を掲げているが、これらを個別に高めるのではなく、それぞれを結びつけて包括的に高めることを狙いとしている。

そのために小学校では、外国語が教科として新設されたりプログラミングが必修化されたりなど、新学習指導要領に大幅な変更がみられるのだ。

2. アクティブラーニングで授業はどう変化するのか

新学習指導要領では、学習内容とともに学び方の変化にも注目が集まっている。これまでのように先生が一方的に子どもに教えるような受動的な学びではなく、子どもが主体的に学ぶ能動的な学びが重視されているのだ。

これを新学習指導要領の中では「主体的・対話的で深い学び」と表現しており、これがいわゆるアクティブラーニングである。新学習指導要領では、アクティブラーニングを意識し、子どもたちが「楽しい」と感じ、新しい発見や豊かな発想が生まれるような授業の構築が教師に求められるのだ。

これにより、教師が一方的に授業を進めるスタイルから、子どもたちが自ら課題を見つけて解決する機会が多く設けられる授業スタイルになると考えられる。

3. 英語の学習内容

小学校の新学習指導要領の目玉の一つに、「外国語」がある。小学校3・4年生で「外国語活動」が、5・6年生では「外国語」が教科として導入されるのだ。これらは単なる外国語の学習にとどまらず、異文化コミュニケーションに主眼を置いたものとなるようだ。

具体的に説明すると、3・4年生では外国語を使ったコミュニケーションの「素地」となる力を育むことをねらい、「聞く」「話す」といった活動に重きを置き、外国語に慣れ親しんだり外国の文化の理解を深めたりするような学習を行う。

5・6年生では、外国語の「基礎」となる能力を育むことをねらい、「書く」「読む」活動もあわせて行い、外国語の基礎を学びコミュニケーションとして活用できるようにする。

新学習指導要領では、高校卒業までに外国語でコミュニケーションできることを目標に掲げており、小学校での外国語もその到達を目指した内容となっているのだ。

4. 評価の3観点と評価内容の変化

以前は新学習指導要領になると、評価の仕方も一新されていた。今回の新学習指導要領では評価の仕方に大きな変更はないものの、評価の観点が整理されている。

これまでは資質・能力の柱となる「知識・技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力、人間性など」の3つを、4つの観点に分けて評価をしていたが、今回の新学習指導要領では、どの教科においてもの3つの柱に対応させた、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点により評価される。

また、今回の新学習指導要領では、学習の評価が今後の生徒の成長に生きるものにすることが必要としており、これについて文科省は改善の方向(※)について

【1】 児童生徒の学習改善につながるものにしていくこと
【2】 教師の指導改善につながるものにしていくこと
【3】 これまで慣行として行われてきたことでも,必要性・妥当性が認められないものは見直していくこと


と述べている。これについて望ましくない評価の一例として、ノートの取り方や挙手の回数で関心・意欲・態度を評価することを挙げている。また、バランスのよい評価ができるよう、ペーパーテストの結果だけではなくグループでの話し合いの様子など、多面的な評価をすることが必要だとしている。

生徒の成長に意味がないと思われる評価の仕方は改善し、これまで以上に結果だけではなく学習の過程も重視するような評価になるようだ。

結論

新学習指導要領の内容を見ていると、時代の変化に伴い、子どもたちにはこれまでとは違った能力が求められていることがわかる。知識や技能を身に付けるだけではなく、それをどう活かしていくのかを自分で考えて行動できることが重要になる。時代の流れに対応できる子どもを育てるには、親自身も時代の変化に対応することが求められるのではないだろうか。

(参考文献)

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