このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

理科が嫌いな子どもが増えている?その理由や対策をご紹介

投稿者:ライター 旗手早奈恵(はたてさなえ)

2019年11月 4日

近年、小中学校で「理科が嫌い」という子どもたちが増えている。文部科学省もこのことに危機感を覚え、あらゆる調査や対策を行っているようだ。そこで、学校で行われている理科の授業への対策と、自宅でできる工夫を紹介する。今後の科学技術の発展を考えると、その基礎である小中学校の理科は非常に大切な教科だ。子どもたちに興味を持って取り組んでもらえるよう、自宅でも対策してみよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu
PR 子育て世代から大人気のコープデリ!

時短冷凍セット、定番冷蔵セット、離乳食セット、3つのおためしセットそれぞれに「もう一品プレゼント」もついてきて、特別価格500円(税込)から販売中!ぜひこの機会にお試しを!

詳しくはこちらから!

1. 理科が嫌いという子どもが増えている?その理由とは

IEA国際数学・理科教育動向調査を文部科学省がまとめた数値によると、日本の中学2年生を対象にした「理科の勉強は楽しいか」という調査への回答で、「強くそう思う」「そう思う」と答えた割合が63%となった。これは国際平均80%に対し17%も少なく、世界の中でも日本の中学生が理科を敬遠する気持ちが浮き彫りになった。
子どもたちが理科を嫌う理由は次のようなものだ。

計算をする機会が多い

数学についての上記の調査においても同様の結果が出ている。計算やグラフを読み取るなどの数学的な学習も少なくない理科に対しても苦手意識の持つ子どもが多い現状にある。

長文の問題が多い

3年ごとに行われている国際的な学習到達度調査PISAによると、書かれた文章を理解、利用、熟考する力である「読解力」の2015年の正答率は63%となり、他の分野の結果よりも国際的な順位を下げている。理科の問題では、実験や観察の状況を文章で出題されることも多い。そのため、問題文から必要な情報を読み解く力が必要とされることも理科が嫌いと感じさせる要因のひとつになっているのだろう。

2. 理科を好きになってもらうために学校でされている対策

中学校から各教科が専科の教諭の授業となるのは一般的だが、近年は小学校の理科においても専科の教諭が配置されるケースが増えてきている。これは理科の授業数が増加しているものの、教員が理科の指導に関して苦手意識を持っているという実態も関係している。また、観察や実験などは準備が必要になることも多いため、専科教員が受け持つことでスムーズに授業を行う狙いもある。とくに4年生以上の高学年の理科において専科教員を配置する自治体が増えており、今後もこの動きが加速していく見通しだ。

また、高校や中高一貫校では2002年度から、理科・数学教育を重点的に行う学校を指定し先進的な理数教育を行う「スーパーサイエンスハイスクール」という取り組みが始まった。理科・数学に重点を置いたカリキュラムで学習することに加え、トップクラスの研究者や技術者と交流する機会が作られるなど魅力ある方針が立てられている。

3. 理科を克服するにはどうしたらいい?家庭でできる工夫

小中学校では「理科」と言っても、単元ごとに生物、化学、物理、地学の各分野を順に学習していく。高校になるとそれぞれ違う教科になるが、小中学校まではそれらをまとめて理科としているため、分野ごとに得意不得意が出てくる場合がある。分野ごとの理解の浮き沈みも含めて「理科が嫌い」という気持ちになってしまうことも十分に考えられるだろう。たとえば、生物は草花や虫、身体の部分などを暗記する必要があるので、もともと暗記が苦手であればとっつきにくく感じる分野だろう。一方で空気と水や物の溶け方などの学習では、目に見えないものを考える想像力が必要になってくる。理科が好きかどうか、子どもの考えが分かれるきっかけとなる単元のひとつだ。

家庭では、理科について子どもが興味のある分野、得意不得意の分野を明確にしてみよう。得意な分野から楽しんで学習することで各分野の単元を克服し、自信を付けていく方法がおすすめだ。

4. レジャーも学習のうち?科学館へ出かけて理科を好きになるきっかけづくりをしよう

「理科は嫌いだけど実験は楽しい」という子どもは多くいる。そんな気持ちを伸ばしてくれるのは科学館だ。年齢に合わせてプラネタリウムやサイエンスショーなどで楽しめるようになっているし、夏休みなど学校の休みに合わせて企画展を開催している科学館も多い。あらゆる観点から展示や企画が楽しめるよう工夫されているので、理科を好きになれるちょっとしたきっかけを見つけに出かけるのはどうだろうか。

最近の科学館はミュージアムショップも充実している。簡単な実験キットや、ポスターなど、大人が夢中になってしまうものも多いのだが、子どもと相談して気に入ったものを購入してみるのもおすすめだ。

結論

小中学校の理科はいくつかの分野を総合した科目名だ。その学習範囲は多岐にわたり、そのバリエーションの多さが子どもたちにとっつきにくい思いを抱かせているのかもしれない。とくに高学年になり、目に見えないものを扱う単元になると急に難しく感じる子どもが増えてくる。それまでに科学館などで理科の楽しさを体験しておくことはもちろん、計算力や読解力の基礎を育てておくことでその壁を乗り越えていくことができるだろう。昔から理科が得意というお父さんは多いのではないだろうか?そうした方はぜひ自ら理科の楽しさを子どもたちに伝えてあげよう。

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ