1. 5ヶ月の赤ちゃんの特徴

5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間
生後4ヶ月を過ぎると、だんだんと体内時計が発達して、昼夜の区別がついてくる。昼寝は、朝・昼・夕方の3回、夜は6時間ほどまとめて眠れるようになり、睡眠時間は合わせて13~14時間くらいになることが多い。
動きが活発になる
生後5ヶ月になると、寝返りをするようになる赤ちゃんが多く、動きが活発になる。寝ている時間と起きている時間がはっきりするので、睡眠リズムを把握しやすいことも特徴だ。この時期の赤ちゃんが連続して起きていられる時間は、1時間20分~1時間30分くらいである。
離乳食を食べるようになる
5ヶ月頃から離乳食をスタートさせる家庭も多い。離乳食の時間を決めて、母乳やミルク以外のものを規則的に口にすることで、生活リズムが整いやすくなるというメリットもある。食事のリズムに合わせて、睡眠リズムを整えていくことも1つの方法だ。
2. 寝かしつけのコツ

寝かしつけのタイミング
前述したように、5ヶ月の赤ちゃんが連続して起きていられる時間は1時間20分~1時間30分くらいである。そのため、起床時刻から1時間20分~1時間30分ほど経ったら、赤ちゃんが眠くなることが予測できる。予測時刻を計算して寝かしつけを始めるのが、ベストタイミングだ。
睡眠環境を整える
スムーズに寝かしつけをするためには、赤ちゃんの睡眠環境を整えることも大切だ。環境が整っていないと、せっかく寝かしつけをしてもすぐに起きてしまったり、睡眠の質も悪くなってしまったりする。次のようなことに気をつけて、赤ちゃんの睡眠環境を整えるとよい。
赤ちゃんの寝室を快適にする
音や明かりが気にならないように、寝かしつけは静かで暗い場所で行おう。また、快適な室温にすることも重要で、夏場は26度~28度くらい、冬場は23度~25度くらいにが適温だ。湿度は、60%程度を保つとよい。さらに、エアコンや扇風機の風が直接当たらないように注意しよう。
赤ちゃんの不快感を取り除く
オムツが濡れていないか、お腹は空いていないか、どこか痛かったりかゆかったりする場所がないかなど、赤ちゃんの不快感を寝かしつけ前にチェックしよう。不快感を解消してあげると、スムーズに寝かしつけができる。
3. 寝かしつけの方法

抱っこをする
抱っこをしながら優しく揺らしたり歩いたりすると、赤ちゃんはいつの間にか眠ってしまうことも多い。ずっと抱っこをするのは大変なので、抱っこ紐を使ったり、お父さんとお母さんで交互に抱っこをしたりして寝かしつけるとよいだろう。
添い寝をする
添い寝をしながら、赤ちゃんの背中やお腹をトントンしながら寝かしつけてみよう。添い寝をすることで、赤ちゃんはお父さんやお母さんのぬくもりを感じて安心できる。抱っこで寝かしつけると布団に降ろすときに起きてしまう心配があるが、添い寝ならばその心配がなく寝かしつけができる。
入眠グッズを使う
寝かしつけがスムーズにいくように、赤ちゃんお気に入りの入眠グッズを見つけることもおすすめだ。タオルやガーゼ、毛布、おしゃぶりなどが入眠グッズになる赤ちゃんが多い。おしゃぶりが癖になってしまわないかという心配がある場合は、昼間は使わずに夜の寝かしつけのときだけに使うなどして、切り替えるとよいだろう。
音楽を聴かせる
お父さんやお母さんの子守歌や、赤ちゃんのお気に入りの曲など、毎日同じ音楽を聴かせる、条件反射的に眠りにつくことがある。ベッドメリーなどを見つめながら音楽を聴くことで、さらに眠気効果はアップする。
結論
5ヶ月の赤ちゃんの、寝かしつけについて紹介した。なかなか眠ってくれない赤ちゃんに、悩んでしまうお父さんやお母さんは少なくない。この記事を参考にして、赤ちゃんが眠りやすいタイミングや寝かしつけ方法を探すことから始めてみよう。寝かしつけは赤ちゃんの規則正しい生活習慣をつくるためにも、大きな意味を持つ。赤ちゃんの様子を見ながら、根気強く行うことが大切だ。
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