このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

新学習指導要領は中学校でいつから実施?評価3観点や英語学習を解説

投稿者:ライター 佐藤夏帆(さとうなほ)

2019年12月 2日

現在中学生の子どもがいるお父さんや、中学校に入学する子どもがいるお父さんは、「ニュースや新聞でよく見るけど、新学習指導要領って何だろう?」と思っている方も多いのではないだろうか。今回は、新学習指導要領とはどういうものでいつ実施されるのか、現行の学習指導要領からどう変わるのか、さらに外国語(英語)はどのような学習内容になるのかについて解説する。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu
PR 子育て世代から大人気のコープデリ!

時短冷凍セット、定番冷蔵セット、離乳食セット、3つのおためしセットそれぞれに「もう一品プレゼント」もついてきて、特別価格500円(税込)から販売中!ぜひこの機会にお試しを!

詳しくはこちらから!

1. 新学習指導要領とは?

そもそも「学習指導要領」とは何だろうか?これは、全国で一定の学力水準が保てるよう文部科学省が定めている教育課程の基準であり、社会のグローバル化や変化の中で子どもたちに必要な資質や能力をつけるために、約10年に1度改定される。

新学習指導要領の大きな目標は、「社会に開かれた教育課程」を実現することだ。進むグローバル化や人工知能AIの登場により予測が難しくなる世の中で、子どもたちが「生きていくための力」を身につける必要が出てきた。今回改訂された新学習指導要領では、知識の理解の質を高め、子どもたちが「何のために学び、何ができるようになるのか」を明確化した。

2. 新学習指導要領はいつから適用される?

学習指導要領は約10年ごとに改定されており、新学習指導要領は、小学校では2020年、中学校では2021年から全面的に実施される。高等学校では2022年度に入学した生徒から年次進行で実施される予定だ。また、幼稚園では新幼稚園教育要領が2018年からすでに始まっている。特別支援学校は小・中・高等学校学習指導要領に合わせて実施される予定だ。

しかし、急に指導要領を変えると先生も子どもたちも戸惑う可能性があるため、新学習指導要領を円滑に実施するべく、学校では少しずつ新学習指導要領の内容を取り入れてよい「移行措置」を行っている。中学校は2018年から2021年までの3年間が移行期間となっている。

3. 学習評価が4観点から3観点に変更!

2019年8月現在までの学習指導要領では、「知識・理解」「技能」「思考・判断・表現」「関心・意欲・態度」の4観点で評価されている。しかし、新学習指導要領では、指導と評価の一体化を図るために「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点になった。それでは、新学習指導要領の評価3観点がどのようなものか見てみよう。

知識・技能

新学習指導要領では大切な資質・能力の要素だと位置づけられている。とくに「知識」は、年号や物の名前などをただ覚えればよいというわけではなく、すでに習得した知識と新しい知識を深く理解し、さまざまな学習や生活に活かす必要があるとしている。

思考・判断・表現

これは簡単に説明すると、ある問いに対して自分なりに答えを出すことである。たとえば「温暖化による影響は?」という質問に対し、新聞や本、インターネットなどで資料集めをし、習得した知識・技能を活かして必要な情報を判断し、まとめたものを説明(表現)する。その一連の過程ができているかどうかを評価することになる。

主体的に学習に取り組む態度

授業中に何回挙手をしたか、ノートを板書通りに取っているかなどで評価するのではなく、子どもたちが進んで学習の目標を持ち、自分の進め方で正しいかと考え改善しているか、また、その時学んだことを次回の学習につなげているかどうかが評価の基準となる。この一連の学習過程で、知識・技能を習得し、それを思考・判断・表現する。つまり、評価3観点はそれぞれ単体ではなくつながっているのがポイントだ。

4. 新学習指導要領では英語はどう変わる?

現行の学習指導要領での英語(外国語)の目標は、「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、聞くこと、話すこと、読むこと、書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う」となっている。新学習指導要領でも基本的な考えは同じで、より具体的に明記されている。

変更点の1つは、覚える単語数が現行では1200語程度なのを、新学習指導要領では1600〜1800語に増やす点で、これは小学校3〜6年までで覚える600〜700語の2・3倍だ。それだけでなく、高校で学習している内容の一部が中学校に下りてくるため、「英語の勉強が難しくなるのでは?」と心配な方もいるだろう。しかし、新学習指導要領では、文法指導に当たっての留意事項として「文法はコミュニケーションを支えるもの」としている。つまり、コミュニケーションをとる上での必要性や重要性を実感できるような教え方になるため覚えやすいのだ。

ただ教師の話を聞くのではなく、コミュニケーションの中で文法を獲得できる新しい学習形態が組まれることで、英語学習を従来よりさらに実用的で楽しいものにする狙いがある。

結論

新学習指導要領の主な変更点や見方について解説した。現行の学習指導要領は「指導と評価」が複雑だったが、今回の改訂でその一体化が図られたため、教育関係者以外でも理解しやすくなるだろう。新学習指導要領を読み、中学校で「何のために学び、何ができるようになるのか」を理解しよう!
この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ