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「沐浴(もくよく)」とはどんなもの?必要な物や準備のコツも解説!

「沐浴(もくよく)」とはどんなもの?必要な物や準備のコツも解説!

投稿者:看護師 ・助産師 BrunnerAkiko(ブルーナアキコ)

2019年12月25日

はじめての赤ちゃんの場合、育児関連の言葉ははじめて見聞きするものも多いことだろう。たとえば赤ちゃんの身体を清潔にするための「沐浴」についても、聞いたことはあっても良く知らない方は意外と多いのではないだろうか。そこで今回は「沐浴」とは具体的にどのようなことをいうのか、また沐浴に際して必要なものや方法もあわせて詳しく解説する。

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1. 「沐浴(もくよく)」とは?

沐浴とは、生まれたばかりの赤ちゃんをお湯に短時間入浴させることである。
赤ちゃんは新陳代謝が活発であることに加えて発汗や排泄も頻回にみられる。さらによだれや母乳・ミルクの吐き戻しで肌が汚れる機会も多い。そのため、赤ちゃんの肌を清潔に保つためにも、1日に1回は沐浴することがすすめられているのだ。

2. 沐浴で必要なもの

沐浴のときに必要な物品としては「ベビーバス・洗面器または手桶・ベビーソープ・沐浴布・洗い布(ガーゼ)・バスタオル・湯温計」などがあげられる。

ベビーバスは、使用期間が短いためレンタルを利用したり洗濯かごなどを消毒して使用してもよいだろう。コンパクトに収納でき空気を入れて使用するものもあるが、沐浴するときの肘の安定性に欠ける場合もあるため製品ごとの使用感を理解して選ぶことをおすすめしたい。

沐浴布は、安心させるために沐浴の際に赤ちゃんお腹の上におくガーゼ地の布のことである。洗い布とは、赤ちゃんの顔や体を洗うときに使用する小さ目のガーゼ地の布をいう。

3. 沐浴のやり方や注意点

沐浴の大まかなやり方の流れを紹介しよう。赤ちゃんの服を脱がせる前にバスタオルと着替えまで全て準備しておくことが重要だ。
沐浴に慣れるまでは、先に顔を拭き終えてから沐浴すると身体を支えて洗うことに集中できるため安心できるだろう。

沐浴の手順

  • 赤ちゃんをゆっくりと足からお湯につけて胸やお腹を沐浴布で覆う。
  • 泡立てた石鹸で頭・首・手・おなか・背中・足・お尻の順に洗った後に洗い布を使って泡を流すということを繰り返す。
  • 最後に手桶や洗面器に準備した流し湯でゆっくりと全身を流す。
  • 優しくかつ素早く水分を拭き取って着替える。

短時間で効率よく沐浴しよう

赤ちゃんはまだ体力が低いため長湯してしまうと体力を消耗してしまう。さらに長湯では湯温もどんどん低下するため風邪やのぼせの原因にもなりえる。そのため、沐浴でお湯につかっている時間は5分ほどを目安にするとよいだろう。そして沐浴後に着替えを完了するまでのおおよその時間を10分ほどと理解しておくべきである。

お湯の温度に注意

湯温は、季節を問わずに「40±1℃」を目安とするとよいだろう。赤ちゃんの火傷や低体温を防ぐためにも、適温のお湯を準備することに慣れるまでは湯温計を用いることをおすすめしたい。

室温にも配慮すべし

赤ちゃんの低体温の原因にもなるため、夏場のクーラーの効きすぎた部屋や冬場の冷えきった部屋で沐浴を行うことは避けるべきである。
室温は「20度から24度」の間になるように調整してから沐浴することをおすすめしたい。

4. 家庭ではシンク(洗面台)よりもベビーバスや代用品がおすすめ

赤ちゃんの成長は早いため「ベビーバスは本当に必要?」と思う方も多いだろう。こちらではその疑問について解説していこう。

ベビーバスや代用品の方が衛生的

家庭での沐浴にシンクよりもベビーバスや代用品をおすすめするその理由としては、まず衛生面についての問題があるためである。

病院の場合では、赤ちゃんの沐浴専用のためのシンクを消毒して使用している。しかし、一般家庭においてシンクは洗顔や手洗い・歯磨きなどで家族が共用することでさまざまな菌に汚染されている可能性が高い。そして、消毒に関する専門的な知識がなければ消毒が不十分な可能性もある。そのため、赤ちゃんを清潔にする沐浴が反対に何らかの病原菌に感染させる危険性もあるのだ。

ベビーバスなどでは、沐浴に使用する物品を沐浴が不要になるまで「赤ちゃん専用」とできるため衛生管理しやすくなる。

安定した場所で効率的にできる

病院での沐浴の場合は、シンクのすぐ隣に赤ちゃんの身体を拭いて着替えさせる場所が確保されているが一般家庭では間取りの関係で難しい場合もある。慣れない沐浴の前後に赤ちゃんを抱きかかえて移動することは、事故やげがの原因になるため避けることをおすすめする。
特にはじめて沐浴に取り組む方は、ベビーバスなどを使用して赤ちゃんの着替えなども安定した場所で効率的に実践できる環境を整えるとよいだろう。

何より赤ちゃんの安全確保できる

病院の沐浴は、助産師や看護師など練習や研修を受けた経験豊富な専門家が実践している。
しかし、沐浴の経験の少ない方の場合ではシンクで沐浴すると赤ちゃんが動くと焦って落としてしまう危険性もある。
そのため、不慣れるまでの間はベビーバスなどを床に置いて安全確保した中での沐浴をおすすめしたい。

結論

今回は、沐浴についてそのやり方や必要な物品について詳しく解説したがいかがだっただろうか。家庭での沐浴方法は、それぞれの家庭の間取りや選ぶ物品の種類によっても場所や方法は若干異なってくる。沐浴に慣れたときには、腰痛予防のためにベビーバスをシンクにのせてもよいだろう。それぞれの家庭に応じた方法で安全に快適に赤ちゃんが沐浴できる工夫をしていただきたい。

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