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赤ちゃんの沐浴の仕方とは?基本の洗い方からケア方法まで解説

赤ちゃんの沐浴の仕方とは?基本の洗い方からケア方法まで解説

投稿者:看護師・助産師 BrunnerAkiko(ブルーナ アキコ)

2019年12月27日

はじめての子育てする場合は、赤ちゃんの沐浴について「両親学級で体験したけれどきちんとできるか心配」「洗っているときに落とさないか不安」という方も多いだろう。自信をもって赤ちゃんの沐浴を実践できるように、安全に手際よく沐浴をする方法について解説する。

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1. 沐浴前の準備とポイント

まずは沐浴をより安全かつスムーズに実践するために必要な準備について紹介しよう。産後のママは腹筋に力が入らなかったり、腰痛がある場合もあるため、沐浴のために必要なお湯の準備や片付けは状況に応じてパパが担当することをおすすめしたい。

こんなときは沐浴を中止しよう!

沐浴を行う前に、沐浴が赤ちゃんの負担にならないか、赤ちゃんの状態を観察して判断することが大切だ。
例えば「いつもと何か様子が違う」「いつも以上に機嫌が悪い」というときは、沐浴を控えたほうがいいかもしれない。親ができるチェックポイントとしては、体温計測やオムツ交換のときに皮膚トラブルや腹部膨満(お腹のはり)などの異常がないか全身をよく見て、何らかの異常がみられる場合は、沐浴を控えることはもちろん、早めに受診しよう。また、体調不良がなくても授乳後は嘔吐しやすいため、授乳直後の沐浴は避けるべきである。

衣類・タオル・ケア用品の準備

お湯を準備する前に、まずは赤ちゃんの身体拭くためのバスタオルや新しい着替えを準備しておく。
着替えは、上からオムツ・下着・上着の順に重ねてセットし、湯上りに体を拭いてすぐに服を着ることができるように準備しておくとよいだろう。湯上りに爪切りや耳・鼻の掃除もできるように爪きりや綿棒なども備えておくと便利である。沐浴に使用するガーゼや沐浴布・ベビー石鹸・沐浴剤(必要な場合)・湯温計などの準備も忘れないようにしよう。

お湯の準備と室温調整

お湯は冷めやすいため、全ての準備が整ってから準備することをおすすめしたい。お湯の温度は季節を問わずに「40±1℃」を目安とし、室温は体温の低下を防ぐためにも「20度から24度」の間となるように調整しておこう。
また、お湯の水位は赤ちゃんのお尻が底につくほどを目安とすると赤ちゃんの身体が安定しやすく、泣いて暴れるということも少なくなるだろう。

2. 基本の沐浴方法1:顔と頭・首の洗い方

つづいて「顔と頭・首の洗い方」について解説しよう。

顔の洗い方

赤ちゃんの場合は、顔は皮脂分泌が増えるまでは石鹸を用いずに洗い布のガーゼでの清拭(拭き取る)が基本である。
洗面器や手桶に溜めたお湯に洗い布を浸してかたく絞ったものを使用する。沐浴になれるまでは、服を脱がせる前に顔だけ清拭しておくのがおすすめだ。
清拭方法は感染予防のためにも最初に「眼頭から目じりに向かって」拭きとり、片目ごとに清潔な面で拭く。顔全体は「額の中央からこめかみを通り、鼻周囲・頬・口周囲の順」にまんべんなく3の字を描いて拭くとよいだろう。1度拭いた洗い布は、新しい面を使用したりお湯で都度すすいで常に綺麗な状態で使用すること。

お湯への入れ方

裸になった赤ちゃんのお腹の全体を覆う様に沐浴布をかける。利き手とは反対の手で赤ちゃんの頭を支え、もう片方の手でお尻を支えてお湯に入れる。このとき、赤ちゃんの頭を支える手の親指と中指で耳の後ろを抑えると安定して支えることができるだろう。

頭の洗い方

顔を拭き終えた後に赤ちゃんを足からゆっくりとお湯につからせ、全身を少し温めて落ち着いてから頭を洗いはじめるとよいだろう。ベビー石鹸をしっかりと泡立てて頭全体に円を描いていくように優しく洗う。首筋や耳周囲も洗い残しが内容に丁寧に洗ってほしい。洗い終えた後は、洗い布を用いてしっかりとお湯で石鹸成分を洗い流していただきたい。

首の洗い方

首は汗や母乳・ミルクの吐き戻しなどで汚れが溜まりやすい場所である。しわも多く洗いにくいが、洗い残しがないようにしわの間も優しく丁寧に洗おう。洗い方は、手に泡立てた石鹸をのせて首のしわにそって優しく洗うとよいだろう。

3. 基本の沐浴方法2:手足・お腹・背中・臀部・陰部の洗い方

こちらでは「手足・お腹・背中・臀部・陰部の洗い方」について解説しよう。

手足の洗い方

手は脇から手先に向かい、足は足の付け根から足先に向かって石鹸を付けた手で優しくマッサージするようにらせんを描きながら洗う。

お腹の洗い方

臍が残っていても恐れずに優しく洗うとよい。臍から円を描くようにお腹全体を優しく洗う。

背中の洗い方

赤ちゃんの身体を洗っていた方の手で赤ちゃん脇に手を入れて肩を包み込むように支えて赤ちゃんをうつぶせの姿勢にする。このとき赤ちゃんの首や顔を手首に乗せるように姿勢を整えると安定させられる。姿勢を整えた後に首の付け根から背中・臀部にかけて優しく洗う。

陰部の洗い方

陰部は、汚れが溜まりやすい部分であるため女児の場合はひだの間も優しく洗う。男児の場合は陰嚢の裏も忘れずに洗うようにする。

4. あがり湯と沐浴後のケア

上がり湯

最後に清潔なお湯で石鹸成分を取り除くためにかけるお湯が上がり湯である。慣れない間は、沐浴させる方とは別の方にお湯をかけてもらうとよいだろう。お湯をかけるときには、ゆっくりと少しずつ頭から体へかけていくが、足元が上手く流せなくても大よそ流せば十分である。

沐浴後のケア

沐浴の後は、清潔保持のためのケアも合わせて行うと効率的である。素早く水分を拭き取って服を着せた後に綿棒で耳や鼻の掃除も済ませておくとよいだろう。
爪も伸びているときには、お湯につかって柔らかくなってなっているときに切っておくと切りやすいが、赤ちゃんが動いて安全確保が難しい時には眠っているときに切るのがおすすめだ。
機嫌のよいときは、スキンシップも兼ねてベビーオイルやクリームなどで保湿と合わせてベビーマッサージするのもよいだろう。

結論

今回は、沐浴の基本的な方法について解説した。こちらで解説した沐浴方法は、基本的な方法であるが親子教室などによっても方法が若干異なることもある。そのときには、沐浴を実践する方が安全に実施できる方法を選択していただきたい。沐浴はスキンシップをとることのできる絶好の機会でもある。お風呂で気持ちよさそうにしている赤ちゃんの表情は何とも言えないかわいさがある。ぜひ怖がらずに赤ちゃんとのふれあいを楽しみながら沐浴を実践していただきたい。

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