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保育園や自宅でできる【野菜栽培】とは?簡単な品種やコツを紹介

投稿者:ライター 旗手早奈恵(はたて さなえ)

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2019年12月17日

とくに都心では、保育や子育ての環境の変化により、野菜などの作物が実るところを見かける機会が格段に減っている。なかには野菜が土の中にできること、花の後に実ができることを知らないまま成長する子どもも少なくない。そこで、保育園や自宅で簡単にできる野菜栽培をしてみるのはどうだろうか。実ったものが多少小さくて不格好だったとしても、食への感謝と喜びを感じる貴重な機会となる。野菜嫌いの克服にもつながるだろう。

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1. 保育園や自宅で野菜栽培をするメリットは?

子どもが暮らす場所が都会であればあるほど、自然と触れ合う機会は減っていくものだ。しかし、自然の力を感じる体験「原体験」を数多く経験することは、子どもの成長にたくさんのよい影響を及ぼすと言われているのをご存知だろうか。幼少期に自然の危険や怖さを知り、反対に自然の恵みに触れ喜びを分かち合うことは、かけがえのない「生きる力」を育むことにつながるのだ。

今回は、身近な自然に触れる方法として、保育園や自宅でできる簡単な野菜栽培を紹介する。玄関先やベランダのプランターでできるものや、本格的な根菜類など、さまざまな例を挙げるので、身の回りの環境に合わせて参考にしてほしい。

もし、大きな畑で野菜を育てられる機会があれば、子どもと一緒に土を掘り起こしてミミズを探してみよう。雨の日に道端で見かけるミミズよりも大きくて、はじめのうちは子どもも怖がってしまうかもしれない。しかし、ミミズは落ち葉などを食べ、その糞が肥料となり、畑の中を行ったり来たりして土を耕してくれることなどを話すと、ミミズへの気持ちも変わるかもしれない。大人にとってはちょっとしたことでも、子どもたちには大発見となるだろう。

2. 保育園や自宅での野菜栽培におすすめの野菜とは?

広い敷地がある保育園では、ぜひジャガイモやサツマイモなどの芋類を育ててみてほしい。みんなで芋掘りをするのも楽しいし、芋類は嫌いな子どもも少ないので楽しく食べることができる。

芋ほりは子どもが土にたくさん触れられる

芋掘りでは子どもたちが土にたくさん触れることができるのも利点の一つだ。土の匂いや硬さを感じながら、まるで宝探しのように土から芋を掘り出す催しは、普段砂遊びなど手が汚れるような遊びを好まない子どもでも楽しんで参加することができるだろう。

芋は長期保存ができる

保存もきく芋類は、一度で食べきれないほどたくさん収穫をしても、その後の給食やおやつなどに使えるので長く楽しむことができる。調理のバリエーションも豊富なため、あらゆるアレンジをすることで子どもたちが喜んで食べてくれるのもおすすめのポイントだ。

3. 子どもが楽しみながら観察できるおすすめの野菜

芋などの根菜類を栽培するデメリットはある程度の広さがある畑でないと栽培が難しいというほかに、子どもたちが実の成長を日々観察することができないという点がある。

枝豆は日々の観察に向いている野菜

そういった点からいえば、花が咲き、実をつける様子を毎日観察することができる枝豆もおすすめだ。育て方にもよるが、一株にいくつも実をつけるので、子どもたちが分けて食べやすいということも集団保育で枝豆を育てる利点と言えるだろう。

数多く植えることができる場合は、枝豆として収穫するほかに、葉も茎も枯れるまで待って大豆として収穫するのも面白い。種類によって黒豆なども収穫できるので、煮豆にするとまた違った楽しみ方ができる。大豆として収穫する場合は、実の部分も十分に乾燥させてから豆を取り出すようにしよう。

4. 簡単な野菜栽培!プランターでラディッシュを作ろう

なかなか菜園を作るほどのスペースがない場合、プランターで簡単にできる野菜の代表がラディッシュだ。極寒期以外なら1年中栽培ができ、初夏の頃なら20日から30日の短い期間で実の直径が3センチくらいになるので、小さい子どもにも成長を楽しんでもらうことができる。

ラディッシュの食べ方

食べ方としては洗ってそのままサラダや浅漬けなどで食すことができるが、集団保育の中で食べる場合は、加熱して子どもに出した方が安心だろう。ラディッシュは軽く茹でたり、炒めたりしてもおいしい。あまり加熱しすぎると特徴である色が抜けてしまうので、火が通りやすいように切ってサッと加熱するのがおすすめだ。葉の部分は胡麻和えなどにすると子どもも食べやすいだろう。

結論

野菜を栽培するときは、子どもたちに水やりや収穫を任せてみよう。年齢によっては成長の過程を観察して絵に描くのも面白い。収穫後にみんなで調理して食べるのも食育となるし、苦手な野菜でも自分が育てたものであればちょっと挑戦してみようという気持ちになる。保育者などの周りの大人は、作物の病気や虫の害に気を付け、肥料などを用いながらなるべく安全な方法で実をつけられるよう対策をしたい。途中で枯れてしまっては子どもたちもがっかりしてしまうので、病気になりにくい種類や品種の作物を選ぶことも大切だ。子どもとともに土に触れながら、自然の恵みに感謝して野菜をいただこう。

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