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大切な【へその緒】の保管方法とは?注意すべきポイントも紹介

投稿者:看護師・助産師 BrunnerAkiko(ブルーナアキコ)

2019年12月25日

もしかすると退院後に自宅にて赤ちゃんのへその緒が脱落し「無事にとれてよかったけれどどうやって保管するべき?」「へその緒の保管時の注意点はあるの?」と疑問に思う方もいるだろう。そこで今回は、へその緒の適切な保管方法と注意点について解説しよう。

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1. へその緒の保管方法

へその緒は日本では赤ちゃんの誕生記念の他に「命に関わる大病になったときに煎じる」など地域によってもさまざまな言い伝えや習慣をもつ「お守り」のような存在である。そのため、他国ではあまり意識して保管されないへその緒であっても日本ではとても大切に保管されているのだ。

保管方法の手順としては、誕生から数週間ほどで脱落するといわれるへその緒を十分に乾燥させることからはじめる。へその緒についているクリップや糸は入院中にはずすことがほとんどであるが、もし糸などが付着している場合は脱落したときに取り除いておくとよいだろう。

へその緒を乾燥させる場所としては、へその緒に付着しやすいティッシュなどの上ではなく清潔なガーゼの上においておくとよい。乾燥期間は、乾燥場所の環境やへその緒の太さや長さなどによっても異なるため「干からびるまで」を目安としよう。

2. へその緒の保管時の注意点

こちらではへその緒を保管するときの注意点について紹介しよう。

十分に乾燥させる

へその緒は脱落した状態でも場合によっては、まだ水分や湿気を含んでいることが多い。そのような状態で密封された保管容器や袋に保管してしまうと雑菌が繁殖してしまったり、カビが発生してしまう可能性もある。そのため、へその緒を保管するときには脱落してすぐに保管容器に収めるのではなく、十分に乾燥させて干からびた状態になった後に保管することが重要である。できれば乾燥剤と一緒に保管することをおすすめしたい。

名前が分かるように保管する

はじめての赤ちゃんであったり、赤ちゃんは1人だけということであればへその緒の取り違えなどは生じることはないだろう。しかし、赤ちゃんの兄弟姉妹やが双子などの多胎で出産した場合は、誰のへその緒であったか分からなくなってしまうこともある。そのため、へその緒の保管の容器には名前をきちんと記入しておくことや、乾燥させるときに場所を変えておいたり、名前を記入したガーゼの上に置くなどの工夫が大切になる。

通気性よく防虫性のある素材の保管容器を選ぶ

一昔前では桐の箱が主流であったへその緒の保管容器も現在では素材やデザインもさまざまなへその緒のケースが販売されている。布製やプラスチック製のものや母子手帳や乳歯なども一緒に保管できたり、子どもの名前や誕生日などを印字してもらえるオーダーメードのものまでさまざまある。しかし、重要なことは大切なへその緒をよい状態で長期保管することであるため、デザイン性などを重視するだけでなく通気性や防虫性の高い素材を選ぶことも大切なポイントになる。

3. へその緒のおすすめの保管方法

こちらではおすすめの保管方法をいくつか紹介しよう。

桐の箱を利用する

桐は昔からへその緒を保管するための箱に用いられてきた素材である。その理由としては、桐には優れた特性があることが関連している。桐は多孔質であるため湿度調整することが可能である。そのため、湿度を一定に保つことができるため中身をカビや湿気から守ることができる。また、桐はパウロニン・セサミン・タンニンという成分を含むためカビや害虫の発生を防ぐ性質ももつ。さらに桐は、熱伝導が低いことに加えて着火点も高いため万が一燃えることがあっても中身までは燃えにくいという耐火性にも優れている。そのため、木のぬくもりを感じながらへその緒もカビや害虫で傷ませることなく保管したいという方におすすめなのが桐の素材を用いた保管箱の使用である。

結論

今回は、赤ちゃんとの大切な誕生の記念の1つであるへその緒の適切な保管方法について解説したがいかがだっただろうか。出産する施設によっては、へその緒の保管箱をプレゼントしてくれる場合もある。そのため、出産前の方でへその緒の保管箱や容器を準備しようか悩んでいるときには出産後に落ち着いて決めるのもよいだろう。こちらの内容を参考に赤ちゃんの大切な誕生記念のへその緒をよい状態で大切に保管していただきたい。

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