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1歳の誕生日を祝う一升餅とは?由来や祝い方、食べ方まで徹底解説

1歳の誕生日を祝う一升餅とは?由来や祝い方、食べ方まで徹底解説

投稿者:ライター 植村麻衣子(うえむら まいこ)

2019年12月11日

子どもの1歳の誕生日に一升餅を使ってお祝いをしたいと考えているものの、具体的にどうお祝いをすればよいのかわからないという方は少なくないだろう。そこで今回は一升餅の基礎知識やお祝いのやり方、一升餅の美味しい食べ方や一升餅のお祝いの後に行う選び取りについて紹介していく。

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1. 一升餅とはどんなもの?読み方は?

まずは一升餅の基本をおさらいしよう。「一升餅」は「いっしょうもち」と読み、「升」はお米などの重さを表す単位である。つまり、一升餅とは一升分(約1.5kg)のもち米を使って作るお餅のことを指す。

お餅は昔から日本人にとって特別な意味を持つ食べ物であり、何かおめでたいことがあるとお餅をついてお祝いをするという風習があった。

一升餅には子供への願いが込められている

また、一升餅の「一升」はもち米の重さを表すだけでなく「一生」の意味がかかっていて、子どもが一生食べ物に困らないように、そして一生健康でいられるようにという願いがこめられている。

さらに、最近ではハート形や星形をした一升餅をよく目にするようになったが、もともとは丸い形をしており、これには円満な人生を送れるようにという意味合いがこめられている。

昔は医学がいまほど発達しておらず、1歳の誕生日を迎えることが難しかった。そのため、1歳の誕生日にはさまざまな願いが込められた一升餅でお祝いをしてきたのだ。

2. 一升餅を使ったお祝いのやり方

一升餅を使ったお祝いは、風呂敷やベビーリュックを使って一升餅を背負わせる方法が一般的だ。しかし、実は地域によっては別の方法でお祝いをすることがある。

地域によって様々なお祝い方法がある

たとえば、九州地方では子どもにわらじや草履を履かせ、平らなのし餅の上を歩く真似をさせる「餅踏み」をする風習がある。また、一升餅を背負った子どもをわざと転ばせる「転ばせ餅」や、小さな餅を子どもにぶつけて転ばせる「ぶつけ餅」をする地域もある。一升餅を使ったお祝い方法に決まりはないものの、念のため親などに地域のしきたりなどを聞いておくとよいだろう。

いずれの方法にしても一番大切なことは子どもの安全を守ることだ。一升餅を背負わせる場合は首がしまらないように風呂敷を斜めがけにして結ぶかベビーリュックを使うようにして、ぶつけ餅をする場合はそっとつつくように餅をぶつけ、転んでしまっても大丈夫なようにすぐに受け止められるよう準備をしておこう。

3. 一升餅の食べ方

一升餅は「このように食べなければならない」といった決まりはない。量が多いのでさまざまな餅料理にして味わってみよう。

一升餅を使ったレシピ

マカロニの代わりに一升餅を入れたグラタンや、生地の代わりに一生餅を使ったピザやお好み焼きなど、アレンジできるレシピは多い。

また、一升餅を小さく切って天日干しさせ、油で揚げたあとに味付けをした「あられ」や一升餅を団子に見立てた「みたらしもち」など和菓子はもちろん、一生餅をバターで焼きその上にバニラアイスを乗せてフレンチトーストふうに、とデザートにもアレンジできる。

すぐに食べない分は冷凍保存を

小さく切って家族などにおすそ分けをしても、食べきれないくらいの量が残ってしまうことがある。そんなときは冷凍保存することで、数カ月~半年程度保存することができる。

1つずつラップにくるみ個包装した状態で冷凍保存しておけば、食べたいときに食べたい分だけ解凍して食べることができる。さらに薄くスライスして冷凍保存しておけば、より解凍しやすくなるのでおすすめだ。

4. 1歳の誕生日に行う「選び取り」とは?

「選び取り」とは子どもの将来を占う行事で、一升餅のお祝いをした後に行われる。一般的にはそろばんとお金、筆、ハサミ、定規、箸の6つを子どもの前に並べ、子どもに1つだけ選ばせる。品物にはそれぞれ意味があり、どれを選ぶかによって将来を占うのだ。

子どもが一つの品物だけを選ぶとは限らないため、最初に触れたもので占うのか、あるいは一番長い時間手にしていたもので占うのかなど、選び取りを始める前にルールを決めておくようにしよう。

品物それぞれが持つ意味

そろばん 計算が得意、商才が豊かになる、
お金   お金に困らない、裕福な人になる
筆    学者などの知識人になる
ハサミ  手先が器用、衣装持ちになる
定規   大きな家を建てる、真面目・几帳面な人になる
箸    食べ物に困らない、料理人になる


また、最近では職業選択の幅が広がったため、運動やスポーツ選手を連想させるボールや、IT関係の仕事を連想させるパソコンやタブレット、アイドルを連想させるマイクなど、定番の6つ以外にも子どもに選んでほしいものを取り入れる家庭が増えている。

実際に品物を用意するのが難しければ、それらの絵が描かれた市販のカードや手作りのカードで代用することもできる。それぞれの家庭にあわせて楽しもう。

結論

1歳の誕生日を祝う一升餅について紹介した。子どもの1歳の誕生日をどう祝えばよいかわからなかったという方も、一升餅を使ったお祝いや選び取りのやり方がお分かりいただけたのではないだろうか。お祝いを通して、小さい身体で一生懸命一升餅を背負う姿を見て子どもの成長を感じたり、1年間元気に育ってくれたことに感謝したりすることができるだろう。子どもの1歳の誕生日には、子供への願いを込めた一升餅で、お祝いしてみてはいかがだろうか。

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