1. にんじんのにおいが嫌いな子どもの克服法

にんじんのにおいが嫌いという子どもは多い。とくに生のにんじんは、独特なにおいがしてサラダににんじんが入っているだけで嫌がる子どももいる。においをなくすには火を通すのが効果的だが、茹でたり煮たりしてもなおにおいは残る。もともとにんじん嫌いであれば、そのにおいに簡単に気付くだろう。
にんじんのにおいが嫌いな子どもの克服方法は、にんじんをすりおろして料理に加え、火を通すことだ。克服レシピを2つ紹介しよう。
にんじんのにおいが嫌いな子どもの克服方法は、にんじんをすりおろして料理に加え、火を通すことだ。克服レシピを2つ紹介しよう。
にんじんホットケーキ
材料
・ホットケーキミックス 1袋
・にんじん 1/2本
・牛乳 150㏄
・卵 1個
・にんじん 1/2本
・牛乳 150㏄
・卵 1個
作り方
1.ホットケーキミックス、卵、牛乳を混ぜる
2.すりおろしたにんじんを加えて混ぜる
3.1枚ずつ両面を焼く
2.すりおろしたにんじんを加えて混ぜる
3.1枚ずつ両面を焼く
普通のホットケーキを作る時、皮ごとすりおろしたにんじんを加えて混ぜ込んでみよう。子どもの好きな甘いホットケーキミックスと一緒に焼くことで、にんじんの独特のにおいはわからなくなる。少々オレンジがかった色味に仕上がるが、火を通して優しい甘みが加わったにんじんホットケーキは、おやつにも食事としてもおすすめだ。
にんじんときゅうりのやみつきサラダ
材料
・にんじん 1本
・きゅうり 1本
・ごま油 大さじ1
・鶏がらスープの素 少々
・塩コショウ 少々
・白ごま 少々
・きゅうり 1本
・ごま油 大さじ1
・鶏がらスープの素 少々
・塩コショウ 少々
・白ごま 少々
作り方
1.にんじんを千切りにして、しばらく水にさらす
2.きゅうりをにんじんと同じくらいの細さに千切りする
3.調味料をすべて混ぜ、にんじん、きゅうりと和えてごまを振る
2.きゅうりをにんじんと同じくらいの細さに千切りする
3.調味料をすべて混ぜ、にんじん、きゅうりと和えてごまを振る
自家製ドレッシングで和えたにんじんときゅうりのサラダは、ごま油の風味が食欲をそそる一品だ。千切りにしたにんじんと、中華風のドレッシングで苦手なにんじんのにおいが気にならなくなる。一口だけでもチャレンジしてみて、子どもに味がおいしいことを教えてあげよう。
2. にんじんの食感が嫌いな子どもの克服法

にんじんをカレーやシチューに入れた時のふにゃっとした食感が苦手だという子どもも多い。煮込み料理ににんじんを入れると彩りが鮮やかになるため取り入れていきたいが、子どもは苦手な食感に敏感なので、煮込み料理でにんじんを食べさせるのは難しいかもしれない。
そんな子どもには、炒め料理にして出してみてはどうだろうか。ごぼうやピーマンなどの噛み応えがある野菜とともに炒めると、強めの食感が感じられる。ほかにも、子どもが大好きな卵と一緒に炒めるとふんわりした卵の食感がにんじんの食感を抑えてくれるのでおすすめだ。では克服レシピを紹介しよう。
そんな子どもには、炒め料理にして出してみてはどうだろうか。ごぼうやピーマンなどの噛み応えがある野菜とともに炒めると、強めの食感が感じられる。ほかにも、子どもが大好きな卵と一緒に炒めるとふんわりした卵の食感がにんじんの食感を抑えてくれるのでおすすめだ。では克服レシピを紹介しよう。
にんじんしりしり
材料
・にんじん 1本
・卵 1個
・ツナ缶 1缶
・ごま油 大さじ1
・本だし 小さじ1/2
・砂糖 大さじ1
・卵 1個
・ツナ缶 1缶
・ごま油 大さじ1
・本だし 小さじ1/2
・砂糖 大さじ1
作り方
1.にんじんを千切りにし、ごま油を熱したフライパンでしんなりするまで炒める
2.ツナ缶と調味料を入れて、水分が少なくなるまで炒める
3.溶き卵を流し入れ、卵に火が通ったら器に盛り付け、お好みで白ごまをかける
2.ツナ缶と調味料を入れて、水分が少なくなるまで炒める
3.溶き卵を流し入れ、卵に火が通ったら器に盛り付け、お好みで白ごまをかける
3. にんじんに気付かせない方法は逆効果

にんじんに限らず、子どもの野菜嫌いを克服するには、「おいしく、無理なく、少しずつ慣れさせる」ことが大切だ。野菜がおいしくないと思い込んでしまって食わず嫌いになっているタイプの子どもには、野菜入りホットケーキや野菜ジュースなどで少しずつ慣れさせてみよう。「野菜を食べることができた」という自信を付けることができる。
小さく刻んで黙って料理に入れ子どもに気付かれてしまった場合には、「騙された!」と頑なに食べなくなってしまうことも考えられるので、事前にきちんと教えてあげよう。
小さく刻んで黙って料理に入れ子どもに気付かれてしまった場合には、「騙された!」と頑なに食べなくなってしまうことも考えられるので、事前にきちんと教えてあげよう。
結論
にんじん嫌いの原因と、克服方法について解説した。にんじんは栄養豊富なのでぜひ子どもにもおいしく食べてもらいたいのが親心だろう。苦手な原因を突き止めて、克服レシピでにんじんの美味しさを伝えてみよう。