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幼児食に良い朝ごはんとは?朝ごはんを食べさせるメリットを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2019年12月23日

小学校入学前の幼児期から、朝ごはんを食べさせたほうがいいとはわかっているけど、「なかなか食べてくれない。食べられる量が少ない」などと悩んでいる方も多いのではないだろうか。幼児食の朝ごはんの現状や、朝ごはんを食べることのメリット、朝ごはんで取りたい栄養や取り組み方などを解説していこう。

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1. 幼児食の朝ごはんの理想と現実

では実際の幼児食の朝ごはんの実態は、どうなのだろうか?幼児白書(学研教育総合研修所)によると、3歳~5歳の幼稚園・保育所に通う子どもたちの85%以上が、決まった時間に朝ごはんを食べているという調査結果がある。

この数字を多いと思うか少ないと思うかは、家庭によって違うだろう。また、入園入所前の幼児のお父さんお母さんは、子どもの生活リズムがまだ整っていないという場合もあるかもしれない。まずは、今の子どもの状況を振り返るきっかけにしてみよう。

2. 幼児食の朝ごはんのメリットと生活リズムの整え方

朝ごはんのメリット

朝ごはんは食べた方がいいとわかっていても、子どもの身体にどんな良い影響があるか、改めて考えてみたことがあるだろうか。そこで、朝ごはんを食べるメリットをお伝えしよう。
  •  午前中からしっかり活動するための、栄養を摂ることができる。
  •  脳や消化器官を目覚めさせ、体温が上昇することで身体が活動する準備が整う。
  •  消化器官を動かすことで、便秘予防になる。

幼児食の朝ごはんの習慣は、まず「決まった時間に寝ること」から

では幼児の子どもが朝ごはんを決まった時間に摂るためには、どうしたらいいだろうか?

外出する間際にバタバタと朝ごはんでは、子どもも機嫌よくしっかり食べることは難しく、消化にも悪い。1日の活動に備えるというメリットを最大限に引き出すことは難しくなるだろう。まずは休日などに、ご機嫌よく朝ごはんを食べてくれた時の、起きてから出かけるまでの時間や過ごし方を確認してみよう。起きてから食べるまで、どの位時間が空くと、子どもがしっかり目覚め朝ごはんに意識が向くだろうか。

また起床時間に注目する方は多いと思うが、早めに就寝することが、朝食をきちんと食べることにつながるというデータがある。文部科学省も活動を認め推奨している「早寝早起き朝ごはん」活動。この協会のデータによると、小中学生では就寝時間が遅いほど、朝食を欠食している児童の割合が高い。幼児期から、決まった時間に寝て決まった時間に朝ごはんを食べる習慣をつけることが、その後の「早寝早起き朝ごはん」の習慣につながっていく。

朝ごはんも1つの生活リズムであるため、生活リズム全体を見直し整えていくきっかけにしてみてはいかがだろうか。

3. 幼児食の朝ごはんで摂りたい「栄養」とは

離乳食は完了した子どもが多いとはいえ、大人と同じ内容とは言えない幼児食。まずは幼児食で気をつけるポイントを紹介する。
  • ほとんどの食材は食べられるようになり、大人の食事からの取り分けも活用できるが、味付けは薄めに、調味途中で子ども用は取り分けるなど工夫しよう。
  • 身体がどんどん成長する時期であるため、栄養の中でもタンパク質やカルシウム、ビタミンなどを意識しよう。
それでは幼児食の朝ごはんで摂りたい「栄養」はどんなものだろうか。東京都幼児食バランス栄養ガイドでは、色々な食品をバランス良く食べることの重要性を、コマに見立てて表している。1日トータルの目安としても分かりやすいため、子どもの食べる量が不安な方は、参考にしてみるといいだろう。

炭水化物

身体活動のエネルギー源になり、また脳が働くためにはブドウ糖しか栄養源にはならないため、とても重要。(ご飯やパン、麺類など)

ビタミン・ミネラル

他の食品と一緒に摂ることで、栄養の吸収を高める効果がある。(野菜やきのこ類・果物などに多く含まれる。)

タンパク質

炭水化物と一緒に摂ることで、長い時間エネルギー切れになりにくい。また身体を作る元になる。(肉・魚・卵・乳製品など)

4. 食欲のない子どもも食べやすい朝ごはんとは?

子どもの食欲がない時、食べさせなきゃと気持ちばかりが焦る時がある。しかし特に朝ごはんの場合、気をつけて欲しいポイントがある。

食べる前に水分をとらせよう

1つは、寝起きの子どもは、水分が足りていない状態だということだ。まずはお茶などで少し水分を取る、食事も水分の多いものから与えたり勧めるなどすることで、消化器官が動き出し、食欲が出てくることもある。

食べる量は少量でも良い

もう1つは、朝ごはんは少量でも食べることで、身体が一日の活動に向けて働きだすことを覚えておくこと。幼児の間は、生活リズムもまだ調整途中。朝ごはんで身体のスイッチを入れて、トータルの食事量は1日全体で考えてみる視点も大切だ。

結論

1歳から学校に上がるまでの幼児食。朝ごはんには、1日元気に活動するスイッチを入れ、ぐんぐんと成長していく身体つくりに必要な栄養を摂るという重要な役割がある。各家庭・子どもによる違いが大きい時期でもあるため、生活リズムを整えながら1日トータルでバランスのいい食事を準備すること、ご家庭と子どもに合った方法を考えていく参考にしてほしい。

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